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【映画】3月のライオン(後編)…木村佳乃とイチャイチャしてるころから伊勢谷友介のクズ演技を評価していた

2018-03-04 23:24:46 | 映画・DVD
昨日、3月3日(土曜日)は早朝から「ブラックパンサー」を観に行ったピロEKです。
以下は映画鑑賞記録ですが「ブラックパンサー」ではなくて「3月のライオン(後編)」


「3月のライオン(後編)」
監督 :大友啓史
出演 :神木隆之介、有村架純、倉科カナ
制作年:2017年
制作国:日本🇯🇵

TSUTAYA DISCASから「3月のライオン(前編)」と一緒に届いた1本。
2018年2月27日(火曜日)の深夜から日付が変わって翌28日(水曜日の)1:40頃までにかけて鑑賞(BD)


概要
羽海野チカのコミックの映画化で、後編映画の後編。
プロ棋士、桐山零(神木隆之介)が川本あかり(倉科カナ)ら3姉妹と交流をもつようになって1年。零が獅子王戦に挑むなか、幸田柾近(豊川悦司)が怪我で入院、川本家の次女ひなた(清原果耶)が中学校でイジメにあう等の問題が起こる。さらに川本家から出て行った父親、甘麻井戸誠二郎(伊勢谷友介)が現れた事で、川本家と零の間に不穏な空気が漂う事になる。
詳しくは…http://www.3lion-movie.com


感想
前編の中で、育ての親、幸田柾近から引き取られる際に「将棋が好きか?」と問われて、うなずいたけど「生きるための嘘だった」というのがあって。主人公は望んでいない生き方を自分や周りから強要されている不幸な少年…という描写があります。
このあたりが女性的なお話というか、私とかはすごく怖いと思わされる部分
お話を作ったのが男性なら、主人公は否応なく将棋が好きな人物で、前向きな負けん気からライバルたちに挑んでいくスポ根的な展開とかなりそうなものですが
…逆に、この鬱設定が、この話を面白くしている部分とはわかりつつも、観ていて良くも悪くもモヤモヤと、嫌な気持ちになることは否めません。
これが、映画の最後には(主に他人の言葉で語られるとはいえ)。将棋が好きだったに昇華する救われる話として後編は描かれます。

有村架純演じる香子ちゃん関連の部分では全く共感できませんでしたが
川本家のいじめの話も、父親の話も、伊藤英明演じる後藤正宗と奥さんの話も、加瀬亮演じる稀代の天才棋士宗谷冬司にまつわるエピソードも、彼との対局も、全てがよく描かれていてシッカリ心に響く作り

キャラクターが多いのに、それぞれの個性やエピソードが取りこぼしなく描かれているのは高評価

前の記事でも書きましたが、役者の方々は皆さん名演技で、追加キャストの伊勢谷友介もクズ人間な演技が見事な気がしました。この人は「ブラインドネス」だか「スキヤキ・ウェスタン ジャンゴ」高の頃に、ワイドショーのカメラの前で木村佳乃とイチャイチャしてるダメさを目にさせてくれてから、ダメで嫌な人物な演技は評価しております


普通の俳優の方々が、自然にキャラクター各々をきっちり再現して上手いのです(倉科カナの親が伊勢谷友介というのが、やや不自然ではありましたが)。演技指導とか拘ってる感あり。
相対的に喜劇系(?)の岩松了と斉木しげるが寧ろ、不自然かつ下手に見えました。

後編とも(原作は、読んでない私ですが)、優れた原作をよく理解して映画化しているであろう良作でした


ということで、点数は5点(5点満点中)
観終わった後に、まだまだ観続けてもいいかなと思わせる映画でした。


(当ブログ内の関連記事)
2018年2月25日 【映画】3月のライオン(前編)…染谷将太のデブよりも松山ケンイチのデブの方がよくできているけど、どちらも良作


ではまた





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