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ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

映画記事も散在報告も停滞中…ですが、自分が飽きない程度のマイペースで運営中。良かったら読んでいってくださいませ。

【コミック】MOONLIGHT MILE(17)

2008-11-08 15:55:31 | 本(コミック・マンガ)
先程週末恒例(?)模型店、パソコンショップ、書店、家電量販店、TSUTAYA等々のインドアスポット巡りに出かけた私ですが、九州一周駅伝通過による渋滞に巻き込まれて難儀…書店に向かうのは無理そうだったので諦めました



さて、本日もコミック読書記録です。



「MOONLIGHT MILE(17)」
(太田垣康男著、小学館、2008年11月4日初版発行)

今回より完全に第二部突入の「MOONLIGHT MILE」です。
前巻(16巻)の後半のから続いているパキスタン人テロリストによる世界初のスペースシップハイジャック事件。主人公(吾郎)達が何らかの形で解決に貢献するお話かと思っていたんですが、そうではなくて第二部へ突入する際の歴史設定説明だったようです

17巻のストーリーは…
西暦2025年。パキスタン反政府過激派グループによるインドの人口衛星破壊が引き金となり、インド・パキスタン間で史上類を見ない核戦争が勃発。地球は放射能汚染と大恐慌に見舞われることとなる。
それから5年後の西暦2030年。人口3万人を誇る巨大な街へと変貌を遂げた月都市。SGポリス長官の任に就いている猿渡吾郎、彼の息子であり人類史上初のムーンチャイルド猿渡歩は10歳となっていた。歩は箱庭のような月都市でしか生きられない自分の境遇に思い悩んでいた…という展開。

前半はコミックとしては意外な結末。大風呂敷が広がっちゃった感じ
…このテロ事件、ロストマンがいれば解決していたという意味合いもふくんでいるのですかね?(※どうもロストマンは生きてるみたい)

後半は…そう展開するだろうなぁ…と思っていたとおりのストーリーです。
猿実験は何事かと思いましたが、ムーンチャイルドが地球に降りられるために(?)月世界で飼育されたチンパンジーが無事大気圏突入できるかどうか…ってのをやってるんですね(結構無残な結果な様子でしたが)。
低重力下で生まれた人間が地球に降りようとすれば骨密度やら何やらの関係もあって(大気圏突入の)Gに耐えられないという話ですが、やっぱそうなりますわねぇ
このあたりガンダム世界なんかでは思いっきり無視されている設定ですが、どうなんだろうって常々気にはなってはおりました。ガンダム世界の月都市、「0083」ではグラナダだかフォンブラウン市だかで通常重力下の如く普通に歩いていたような…「∀」だと重力発生装置なるもので地球に行く人は事前訓練が出来た裏設定があった気がしますが、それでも6倍の重力への訓練って…ほとんど界王様の惑星での修行(byドラゴンボール)に近いモノが…ロシアの宇宙飛行士が宇宙空間で1年だか滞在したら、地球に降りてくるとヘロヘロで自力では立てないってな事実もあるわけで、無重力で何ヶ月か生活した人が普通に地球に降りてきて平気な事が多いガンダム世界には矛盾がたくさんありそうです

…ガンダムの話はさておき
月で最初に生まれた人類、猿渡歩君は苛めと迫害にあっている様子。
まぁこのコミックの持ってるテンションの場合、こうなることは容易に想像できましたが…。
でも、今後はただ苦悩と戦うのでは無くて、彼に普通に活躍の場を与えてやって欲しいと思う次第ですこのコミックのテーマである宇宙開発史にターニングポイントに関わる人材となって、盛り上げて欲しいです。

…ムーンチャイルド1号が歩で、ムーンチャイルド3号が親友レニーとのこと。
…こうなると気になるのは2号ですが…ベタに女子


太田垣康男さん、
初期の頃より随分と絵が上手くなってきている気がします
デッサン力は初期の頃も下手じゃなかったとは思いますが、近年は洗練されてきた感じかな。
アメコミ風な絵にも見えるので、今度フルカラー大判コミックとか書いてくれんだろうか(?)…値段次第では購入すると思います。微期待です



(当ブログ内の関連記事)
2006年01月07日 Moon Light Mile 11巻・・・こちらも昨年末(その4)
2007年03月28日 【コミック】MOONLIGHT MILE(14)
2007年10月29日 【コミック】MOONLIGHT MILE(15)
2008年05月28日 【コミック】MOONLIGHT MILE(16)



今日はこんなところで…
調子が良かったらもうひとつ記事アップするかも(?)しれません。
ではまた


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