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昨日は更新できませんでしたが…
昨日から6月ですね
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もう6月
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さて、本日は読書記録
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実は、この小説
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現状、10冊前後キープしております
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とりあえず先入れ先出し
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「百器徒然袋――雨(ひゃっきつれづれぶくろ あめ)」
(京極夏彦著、講談社、2003年8月8日初版発行)
お風呂の中で今年1月頃読んでいた一冊。
…って事で随分前ですね
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私が数年前からお風呂の中でボチボチ読み進めている京極堂シリーズ(作者曰く、こういうシリーズ名では無いらしいですが
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その番外編的エピソード3篇を集めた一冊です。
発行の順番では、この前に別の外伝「百鬼夜行――陰」があるし、以前記事にした「陰摩羅鬼の瑕」よりもこちらの2冊の方が先行なのですが、あくまでも私の読んだ順にご紹介
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この本の主人公は京極堂ではなくて…
特殊能力を持った探偵(?)榎木津礼二郎…
…なんだと思います。全編同一人物の一人称(最後まで名前の明かされない「僕」って人物)だし
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兎も角、古本屋兼拝み屋が主人公の蘊蓄小説たる本編と違い、こちらは探偵が主人公の痛快小説(?)という体裁です
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この一冊の中に以下の3編の話が収録されております…
【鳴釜 薔薇十字探偵の憂鬱】
…金持ちのボンボンに暴行された女性の仕返しに探偵が立ち上がる…ついでに通産官僚の汚職やらも暴いちゃうお話。時間軸的には「塗仏の宴 塗仏の宴 宴の始末」と「陰摩羅鬼の瑕」の間の時間軸に位置するエピソード。
【瓶長 薔薇十字探偵の鬱憤】
…某屋敷にて由緒正しい瓶を探してついでに、贋作組織やら暴力団やら関わる悪を一掃するお話。「陰摩羅鬼の瑕」と「邪魅の雫」の間のお話。
【山颪 薔薇十字探偵の憤慨】
…こちらは時間軸的には「邪魅の雫」の後。「鉄鼠の檻」の登場人物、禅僧常信の持ち込んだ人探しの話から過去に起きた殺人事件を暴くお話。満を持して(?)関口巽がこの本に初登場。語り部の人物の名前もラストでやっと明らかに
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ってな具合です。
榎木津は赤ちゃんが好きだということも判明
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まぁ例によって細かな部分は忘れちゃっていますが
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まぁサクサクな分、蘊蓄が少なく、本編シリーズのような楽しみに欠ける部分もありますが
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…この本は確か小畑健が表紙書いてる本も売ってたと思いますが…あれって全部(3話)入ってるんですかね
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そんなわけで今回の小説の読書記録でした。
京極堂関連は後、「百鬼夜行――陰」が停滞中。その後の数冊は…別のシリーズに着手しちゃったので読み進めていません
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それに最近、疲れがたまっているのか(?)、お風呂で活字読んでると寝そうになっちゃうんですよね
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それが理由であんまり読み進まなかったりして
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まぁシリーズ全体のお話を忘れないうちに読んじゃうよう計画しないとイカンですね。
(当ブログ内の関連記事)
2007年06月06日 【小説】姑獲鳥の夏
2007年07月21日 【小説】魍魎の匣
2007年10月15日 【小説】狂骨の夢
2008年01月09日 【小説】鉄鼠の檻
2008年06月02日 【小説】絡新婦の理
2009年02月02日 【小説】塗仏の宴 宴の支度
2009年02月21日 【小説】塗仏の宴 塗仏の宴 宴の始末
2009年05月02日 【小説】陰摩羅鬼の瑕
では、今日はこんなところで…夜勤に行ってまいります
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