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【映画】シン・仮面ライダー…どう作ろうと観るんだろ“シン”とか付けとけば…てっいうメッセージは伝わった

2023-07-30 08:22:00 | 映画
本日は、2023年7月30日(日曜日)です。
早朝までに「Netflix」「オルタード・カーボン:リスリーブド」を鑑賞し終えました。



以下は、映画鑑賞記録です



「シン・仮面ライダー」🏍🚛🚛
監督 :庵野秀明
出演 :池松壮亮、浜辺美波、柄本佑
制作年:2023年
制作国:日本🇯🇵



2023年7月21日(金曜日)の深夜から日付が変わって22日(土曜日)のAM0:40頃までにかけ「Prime Video」で鑑賞しました。



概要
1971年から1973年にかけて放送されたテレビ特撮ドラマ(最初の)「仮面ライダー」の(何度目かの)リブート作品。
バイクに乗って追ってである大型トラックから逃げる本郷猛(池松壮亮)と緑川ルリ子(浜辺美波)。崖から転落するバイクだったが、ルリ子に促され風を受けた本郷は、バッタを模した姿に変身する。追ってであるクモオーグ(声:大森南朋)と、その部下の戦闘員たちに囚われたルリ子だったが、本郷が戦闘員らをわずかな時間で惨殺し、ルリ子を助け出したあと、セーフハウスに身を隠す。そこで自分の異形の姿に気づく本郷、セーフハウスにはルリ子の父親で科学者の緑川弘(塚本晋也)がおり、本郷を協力者として選んだこと、本郷が生体エネルギー・プラーナの力によって変身する昆虫合成型オーグメンテーションプロジェクトの最高傑作“バッタオーグ”に改造されたこと、その力を世界を自分たちの思う形に作り替えようとする組織“SHOCKER”に対抗するために使ってほしいことを伝えるが、そこに追ってきたクモオーグにより緑川博士は殺されてしまう。





感想
賛否両論あった映画…どんな感じなんだろうと思っていたけど…私は“否”側かな。
面白いか、面白くないかで言うと、面白くない
好きか嫌いかで言うと、嫌い
…です

「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマン」も、そこそこ楽しめたんだけどね…こいつはダメでした
仮面ライダーって題材自体が、面白くするのは無理なんかなぁ
(面白い仮面ライダーって、映画とテレビ合わせた全作品中1割もない)


なんかね…仮面ライダーと謎のSF設定が出てくることだけが個性の、
20世紀後半にいっぱいあった、
“雰囲気だけのおもんないB級日本映画“の権化
みたいな作りなんよねコレ

セリフはボソボソ
画面は不当に暗く
話のテンポに抑揚がなく
なのに、突然変なテンションに変わったり(最たる部分が、下記長澤まさみ
台詞回しが(これは昔の仮面ライダーへのオマージュかもしれんけど)
…聞いていて恥ずかしかったり、…スベッた感じのもので成り立っていて、薄寒いし。
現代の映画で“一文字”“本郷”って何度も呼び合うなんて、さむさむが出ます

あと、過去ライダー作品の悪い部分は踏襲

バックグラウンドがほとんど見えない故に、意味がわからない各キャラの設定・テンション
安いCGでの戦闘シーン
そもそも、プラーナ云々、SHOCKERの目的云々といったプロットが面白くない

これは、庵野秀明からの(悪い意味での)挑戦なんでしょうね。
「おまえら、どう作ろうと観るんだろ“シン”とか付けとけば」みたいな
そこに、(おそらく)仮面ライダーへの、愛は無く。加えて、観客への愛も確実に無い
そういう感じがしました
富野由悠季が常に発症している病気(うまく説明できないが…うまく説明しようとすればトンデモナイ悪口になってしまう…馬鹿が偉そうにする…病気)が、庵野秀明にも少し発症したような…そういう感じです

逆に、本気でコレやっているというのなら、大阪芸大時代にやっていろ
お前のノスタルジーに付き合っている暇はない💢
…というのが、私の感想です。


他にも

あの、長澤まさみになにをやらせとるのや🦂💢
(他にも名優と言われるレベルの人々を、脇役の隅々まで配置して、かつ無駄遣いでした。)

そもそも、池松壮亮が仮面ライダー俳優向きのわけないやろ(これは諸説あります💦)
インパクト重視だけの配役するなよ。
柄本佑森山未來も同様。

良かった部分は、浜辺美波が綺麗だったぐらいです
この女優さんは、大人になってビジュアルがグンと伸びたと思っています。
(とか評するほど、これまでは注目していなかったけどね💦)


ロボット刑事とかイナズマンのオマージュは蛇足だしなぁ。
…どうせ出演させるなら、松坂桃李がライダーの方が良かったよ。

竹野内豊が立花で、斎藤工が滝…とか言われても…
まぁそうなんだろうし、ハイハイわかりました(否定的)という感じ。

好き嫌いだけで言ったら、マスクとスーツの間に見えてる“ほそ生クビ”も、
羽織った“ダサダサロングコート”も嫌いです。


ついでに言えば、ポスターとかもセンスないよね


前述の話の繰り返しとなりますが…
お金出す人や世間各位から、無理やり…
「今度は、仮面ライダーで」
とか言われて、嫌イヤ作ったんかなぁとか思う感じの出来です。
いずれにせよ、この映画で、庵野秀明のことが信用できなくなったので、事は重大です


点数は2点(5点満点中)
映画を舐めたらいけません。


あと、最後の角島大橋ロケは、劇場公開前に地元民から聞いて知っていました。
角島は、すごく綺麗な場所なんですが、それをあえて活かさない映像でもありましたね。



蛇足
私の観たい日本の特撮アクションの進化は、こういう方向……冒頭付近の殴ったら、肉体が損壊して、血が噴き出てみたいな“とってつけた演出”ではなく…
「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」とか、
「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」とかで、
生身系ヒーロー…キャプテン・アメリカとか、ブラック・ウィドウがやっていた本格アクションかつ、絵的にも面白いアレなんですけどね。
日本のヒーロー映画界が、あの点に至るには、何が必要なんでしょうかね

それなりに有名な監督を起用しようが、こんなものしかできない日本映画界の現状を憂います。



(当ブログ内の関連記事:庵野秀明の“シン・云々”関連)
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2020年03月28日 【映画】劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer…東映の特撮は売り手市場(売り手都合)過ぎて話にならない



では、このあたりで



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ricocherry)
2023-07-30 12:56:54
初めてコメントさせていただきます
シン・ウルトラマンは結構楽しめたし
シン・仮面ライダーも池松壮亮主演だったので、かなり期待して公開初日に観に行ったのですが‥‥
賛否あるでしょうし
高評価される方もいらっしゃるでしょうがらあれ?‥‥な感じでした
返信する
Unknown (piro-ek0324)
2023-07-30 14:22:09
ricocherryさん
コメントありがとうございます😊

あれ?

ですよね。
最初のエヴァの後半話題になってから投げ出し気味になった頃のような?感じもありますし…
そもそも仮面ライダーという題材に限界があるのか?

そんなかんじですね。

では、また来てくださいね。
今後とも宜しくお願いいたします。
返信する
Unknown (over-the-magic)
2023-07-30 20:19:51
自分はまだ見る勇気がなくて先送りにしてますw
シンと同じく、仮面ライダー50周年記念作のブラックサンも何やらヤバいらしいですね。

8月には見ようかと思ってますが、本当に怖いです(^^;
返信する
over-the-magicさん (piro-ek0324)
2023-08-01 22:24:29
over-the-magicさん
コメントありがとうございます。

「ブラックサン」もおもんなくて途中でやめていますね。
アレはアレで、平成初期のおもんないOVA仮面ライダーの雰囲気を踏襲したやつです。

「シン・仮面ライダー」は好きだと言う人もいるから、人それぞれかもですね。

では。またきてくださいね。
今後ともよろしくお願いいたします。
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