
今日は天気よかった見たいですネェ
。
私は窓の無い部屋で仕事でしたが…
今朝(早朝)記事にした「エウレカセブン」。
誰に聞いてもビデオとっていないし、
一番期待してた友人は同じ失敗をしているし…
レンタル待ちですかねぇ。
さぁて、本日2度目の記事はコミックの感想。
「プルートゥ(01)」
(浦沢直樹×手塚治虫著、小学館、2004年11月1日発行〈同年10月初旬発売〉)
先日散財報告した「プルートゥ03巻」のレビューを書こうと思ったのですが、現在のイチオシ作品なんで、まずは01巻からプレイバックとします
。
この「プルートゥ」は、手塚治虫作、鉄腕アトムのエピソードのひとつで、一番人気のある(らしい)話、「地上最大のロボット」のリメイク作品です。
今から読む方は、まずは「地上最大のロボット」を読んでおく事をオススメ
。
ちなみに豪華版の方なら、オマケで手塚治虫版(オリジナル版)「地上最大のロボット」が付いてますよ。
…簡単にストーリーを
…スイスの英雄的ロボット「モンブラン」が何者かに破壊される(殺される)事件が発生する。モンブランの破壊された頭部には角を模した枝が添えられていた。
モンブランは世界的にも7台(7人)しかいない大量破壊兵器ともなりえる能力を持ったロボットであり、彼を破壊できるものは同じロボットでしかありえない。
同じ頃、ある殺人事件が発生。
被害者であるロボット法擁護団体幹部ランケ氏の頭部には、モンブランと同じ角のオブジェがあり、ユーロポール捜査員でありロボットの「ゲジヒト」は、現場の荒らされた状況から、ロボットでしかこの犯行は行なえないと推理。
…そして、この二つの事件は同一犯の犯行の可能性も…
ロボット三原則によって人間を害することの出来ないロボットの犯行であれば、過去にたったの1例しか報告されていない、重大な事件となるのだが…
というお話。
原作は、サルタンが世界で一番強いロボットである、「モンブラン」「ノース2号」「ブランド」「ゲジヒト」「ヘラクレス」「エプシロン」「アトム」を倒すべく、「プルートゥ」という最強のロボットを作らせ、戦いを挑ませていく話。
「プルートゥ」の連載開始前の告知では、「あんな話、どうやって浦沢直樹ふうに処理されるの!!?無理じゃないでしょうか??」なんて心配したのですが、それは懸念だったようです
。
しっかりまとまっている感じです
。
浦沢版「プルートゥ」では、プルートゥはなかなか登場せず(1巻では出ません)、主人公をゲジヒトとした謎解き(推理もの?)として話がスタートします。
ゲジヒトは主人公なんですが、原作の中では途中で死んでしまうキャラ。
そういう部分も含め、いったいどういう話のすすめ方になるのか…
世界観は、浦沢直樹お得意のヨーロッパ(しかもドイツ)がメインの舞台。
(そういえば「20世紀少年」はヨーロッパってあんまり出ませんね)
ノース2号の話は、原作では9ページ弱しかないのに(しかもほとんどが戦闘シーン)、浦沢版では1巻の半分弱ぐらい使ってて、しかも泣かせます
(さらにブラック・ジャックらしき人物まで登場
)。
ゲジヒトの捜査中に出てくる8年前に人間を殺した「ブラウ1589」…
これはネットの噂で真相は???なのですが、「鉄腕アトム」の原作では、「地上最大のロボット」の8年前に書かれたエピソードは「アトラス」であり、オメガ因子という装置で人間を害することが出来る、ロボット三原則に縛られないロボット、アトラスが登場(アトムの原作は全部読んだつもりだったんですが、記憶には残っていないですね)。
8年前という記号は、ここへのオマージュでは?なんて言われています。
…原点は「アトム」からじゃないけど、ロビーっていう名前のロボット(殺されちゃうけど)と、その奥さんロボットのデザインにもニヤリ。
…ノース2号の後には「ブランド」が登場。
原作では、モンブランと友達だというヤラレキャラ。
「プルートゥ」では家族や人格をもつ個性として描かれていて、彼もですが、このあと死んでいく他のロボットたちの運命を知ったうえでこのコミックを読んでいくのは辛いものもありますね
。
…で、1巻のラストには、この話に出るのかどうか連載時には判らなかった「彼」も登場。
ラストにいい見せ場もってくるよなぁ
この作品、浦沢直樹は、リアル路線に直してるけど、手塚治虫の世界と同一の世界で起きている事件というふうに描いてるように私は感じます。ディテールアップされてるのは脳内補完部分というだけで。
…とこんな感じです。
ところで、私はこの1巻。何故か(というかカンが判らなくて)通常版と豪華版を両方買っちゃいました
。無意味です。
ということで、今日はこれで

私は窓の無い部屋で仕事でしたが…
今朝(早朝)記事にした「エウレカセブン」。
誰に聞いてもビデオとっていないし、

一番期待してた友人は同じ失敗をしているし…

レンタル待ちですかねぇ。
さぁて、本日2度目の記事はコミックの感想。
「プルートゥ(01)」

(浦沢直樹×手塚治虫著、小学館、2004年11月1日発行〈同年10月初旬発売〉)
先日散財報告した「プルートゥ03巻」のレビューを書こうと思ったのですが、現在のイチオシ作品なんで、まずは01巻からプレイバックとします

この「プルートゥ」は、手塚治虫作、鉄腕アトムのエピソードのひとつで、一番人気のある(らしい)話、「地上最大のロボット」のリメイク作品です。
今から読む方は、まずは「地上最大のロボット」を読んでおく事をオススメ

ちなみに豪華版の方なら、オマケで手塚治虫版(オリジナル版)「地上最大のロボット」が付いてますよ。
…簡単にストーリーを
…スイスの英雄的ロボット「モンブラン」が何者かに破壊される(殺される)事件が発生する。モンブランの破壊された頭部には角を模した枝が添えられていた。
モンブランは世界的にも7台(7人)しかいない大量破壊兵器ともなりえる能力を持ったロボットであり、彼を破壊できるものは同じロボットでしかありえない。
同じ頃、ある殺人事件が発生。
被害者であるロボット法擁護団体幹部ランケ氏の頭部には、モンブランと同じ角のオブジェがあり、ユーロポール捜査員でありロボットの「ゲジヒト」は、現場の荒らされた状況から、ロボットでしかこの犯行は行なえないと推理。
…そして、この二つの事件は同一犯の犯行の可能性も…
ロボット三原則によって人間を害することの出来ないロボットの犯行であれば、過去にたったの1例しか報告されていない、重大な事件となるのだが…
というお話。
原作は、サルタンが世界で一番強いロボットである、「モンブラン」「ノース2号」「ブランド」「ゲジヒト」「ヘラクレス」「エプシロン」「アトム」を倒すべく、「プルートゥ」という最強のロボットを作らせ、戦いを挑ませていく話。
「プルートゥ」の連載開始前の告知では、「あんな話、どうやって浦沢直樹ふうに処理されるの!!?無理じゃないでしょうか??」なんて心配したのですが、それは懸念だったようです

しっかりまとまっている感じです

浦沢版「プルートゥ」では、プルートゥはなかなか登場せず(1巻では出ません)、主人公をゲジヒトとした謎解き(推理もの?)として話がスタートします。
ゲジヒトは主人公なんですが、原作の中では途中で死んでしまうキャラ。
そういう部分も含め、いったいどういう話のすすめ方になるのか…
世界観は、浦沢直樹お得意のヨーロッパ(しかもドイツ)がメインの舞台。
(そういえば「20世紀少年」はヨーロッパってあんまり出ませんね)
ノース2号の話は、原作では9ページ弱しかないのに(しかもほとんどが戦闘シーン)、浦沢版では1巻の半分弱ぐらい使ってて、しかも泣かせます


ゲジヒトの捜査中に出てくる8年前に人間を殺した「ブラウ1589」…
これはネットの噂で真相は???なのですが、「鉄腕アトム」の原作では、「地上最大のロボット」の8年前に書かれたエピソードは「アトラス」であり、オメガ因子という装置で人間を害することが出来る、ロボット三原則に縛られないロボット、アトラスが登場(アトムの原作は全部読んだつもりだったんですが、記憶には残っていないですね)。
8年前という記号は、ここへのオマージュでは?なんて言われています。
…原点は「アトム」からじゃないけど、ロビーっていう名前のロボット(殺されちゃうけど)と、その奥さんロボットのデザインにもニヤリ。
…ノース2号の後には「ブランド」が登場。
原作では、モンブランと友達だというヤラレキャラ。
「プルートゥ」では家族や人格をもつ個性として描かれていて、彼もですが、このあと死んでいく他のロボットたちの運命を知ったうえでこのコミックを読んでいくのは辛いものもありますね

…で、1巻のラストには、この話に出るのかどうか連載時には判らなかった「彼」も登場。
ラストにいい見せ場もってくるよなぁ

この作品、浦沢直樹は、リアル路線に直してるけど、手塚治虫の世界と同一の世界で起きている事件というふうに描いてるように私は感じます。ディテールアップされてるのは脳内補完部分というだけで。
…とこんな感じです。
ところで、私はこの1巻。何故か(というかカンが判らなくて)通常版と豪華版を両方買っちゃいました

ということで、今日はこれで

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