ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

映画記事も散在報告も停滞中…ですが、自分が飽きない程度のマイペースで運営中。良かったら読んでいってくださいませ。

【映画】テトリス…映画の記事に託けてゲームの話メイン

2024-03-24 16:11:56 | 映画・DVD
本日は、2024年3月24日(日曜日・誕生日🎂)…56歳になりました。
誕生日ですが、天気も悪くどこにも行っておりません。

先程までに、ここ数日の【後出し日記】を更新しています。
本当に、単に日常を記録しただけの日記ですので、どなたも特に興味はないでしょうが、以下にリンクを貼りました。
【後出し日記】2024年3月19日…妹の迎えに北九州空港へ
【後出し日記】2024年3月20日…孫とコストコ
【後出し日記】2024年3月22日…両親の家で食事
【後出し日記】2024年3月23日…車修理、孫と遊んで、妹を北九州空港に



以下は、映画鑑賞記録です



「テトリス」🎮
監督 :ジョン・S・ベアード
出演 :タロン・エガートン、ニキータ・エフレーモフ、ソフィア・レべデヴァ
制作年:2023年
制作国:イギリス🇬🇧/アメリカ合衆国🇺🇸
原題 :Tetris

2024年3月3日(日曜日)の夜に「Apple TV+」日本語吹替版で鑑賞しました。



概要
ソビエト連邦のコンピュータ科学者アレクセイ・パジトノフが 1984年に考案したコンピュータ・ゲーム“テトリス”の権利を獲得し西側諸国へ輸入したコンピューターソフトメーカー“ブレットプルーフ・ソフトウェア(BPS)社”社長ヘンク・ブラウアー・ロジャースを主人公にした伝記映画。
1988年、ラスベガスのゲームの見本市に参加し囲碁ゲームを宣伝していたBPS社のヘンク・ブラウアー・ロジャース(タロン・エガートン)は、見本市の中であるブースで紹介されていた“テトリス”というゲームに目を止める。単純に見えるゲームだったが、一度遊んでみると頭から離れないパーフェクトなゲームに魅了されたヘンクは、この販売権の獲得に向けて動き出すのだが…。



感想
かつて(下手すると今でも)多くの人が狂ったように遊んだテトリスが主役の映画。

“テトリス”が世に知れたのは、私は福岡市に近い場所で今とは違う会社に就職したての時期、取引先の営業マン(確か三菱系の会社の方)が、当時の直属の上司で専務だった社長の息子(多分、今は社長)と、私に、PC版の“テトリス”の話をしてきて、今は会社中、休憩時間になるとテトリスばかりやってますよ…と説明してくれたのを覚えております。35年ほども前の話ですが、その営業マンの方の会社もソフトウェア系だったので、PCの普及率も高かったようです。

当時のファミコンソフトでは発売されていたのかいなかったのかテトリスはなぜか手に入らず…映画ではそのあたりの事情も描かれています。
私もその後しばらくして、ゲームボーイと「スーパーマリオランド」🍄と「テトリス」を会社からアパートまでの帰宅途中にあった玩具屋だかゲーム屋さんだかで購入(その店名は記憶にないけど大型郊外店の雰囲気だったように記憶、御多分に洩れず、遊び倒しました。
(その後、色々なゲームボーイソフト買うけど、この「スーパーマリオランド」「テトリス」って、あの限定的な機能のゲームボーイのスペックをフルに活用した最強に面白い部類よね)

ちなみに、私が買った「テトリス」は、BGMが「コロブチカ」じゃない方の多分初期版でした。

で、今度はファミコンでシフトが出る云々の頃()に「ファミコン通信」だかなんだかで読んだ、権利をめぐる任天堂🎴とセガ🦔の戦い…みたいな噂。
この映画の中で触れられていた、あの映画の中では資本主義側勢力の中の敵であるメディア王の会社の、杜撰だか詐欺だかわからない商法の割を食ったのがセガ🦔とアタリだったという部分が、我々のところには、任天堂🎴とセガ🦔の対立みたいに伝わっていたようです。

私のゲーム遊んだ史に戻ると…
アレクセイ・パジトノフ作品では、「ファミリーコンピューターディスクシステム」のソフト「ナイトムーブ」ってのも、すごく遊んでいます。
妻と付き合っている頃に、よく対戦していました。
どこにも移植はされておらず、今は遊ぶことが叶いませんが、これも権利云々が関係あるのでしょうかナイトムーブがいまだにリメイク作品化されないのを憂いています。


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ついでなので関係ない話をまず…
【映画とは関係ないけど、私が狂ったように遊んだゲーム史(順不同)】

テトリス🪆
…ゲームボーイ版:いわずもがな

ウィザードリー🐇
…ファミコン版:ご多分にもれず画面見なくてもワードナの玄室前に辿り着けます。ターボファイルでのアイテム増やしや、転職アイテムでのレベル上げなど、今となっては無意な行為に明け暮れました💦

ナイトムーブ
…ファミコンディスクシステム版:狂ったってほどでもないかもしれませんが割と遊びました

トルネコの大冒険 不思議のダンジョン🍞
…スーパーファミコン版:これも一瞬遊んだだけで虜になるソフトでした。遊びすぎて迷路面でセーブするとデータが消えやすいバグなど発見

不思議のダンジョン 風来のシレン🍙
…スーパーファミコン版:不思議のダンジョンは未だにこれが一番バランスがいいのではなかろうか。一番の目的は泥棒です

FRONT MISSION🤖🧠
…スーパーファミコン版:最初のやつ…ヴァンツァーセットアップが秀逸なソフトで、何周かしました。当時ってスーパーファミコンソフトって1万円以上したよね💦

デイトナUSA🐎🚗
…セガサターン版:このゲームのやりすぎで若い頃、愛車を大破させ、でこに一生残る傷を残す事故を起こしたのかも知れません💦

電脳戦記バーチャロン🤖
…特にアーケード版:最初のやつ…あんな筐体であんなゲーム作られたら…お金がなんぼあっても足りません💦「バーチャファイター」よりバーチャロンの方が遊んでいます。

ラストグラディエーターズ
…セガサターン版:このかっちょええピンボールソフトは、格好だけではなく、内容もすごいです。世界ランキングに名を連ねた唯一のソフトです…続編の「ネクロノミコン」もラストグラディエーターズのバージョン違いも買って遊びました。近年この後続のものが今はないのが悲しいところ😢

ナイツ🤡
…セガサターン版:これも名作…Wiiの続編は買ったけど遊ばなかった(勿体無い)

パンツァードラグーン・パンツァードラグーンII・AZEL パンツァードラグーンRPG
…セガサターン版:このシリーズは名作かつ爽快、好きだったけど狂ったというほどもないのかも知れない

機動戦士ガンダム ギレンの野望
…セガサターン版:こう考えると昔はゲームばっかりしているなぁ…結婚しているのにダメ夫やん


まだまだありそうですが、思う出したのはこれくらい。


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映画に話を戻します。
そんな、ゲーム世代的にもバッチリハマってしまうテトリスのお話


期待以上に面白い映画でした

前述した任天堂🎴とセガ間の争奪戦の噂にも象徴されるように、熾烈だったテトリス争奪戦が描かれています。
最終的に勝利したBPS社ヘンク・B・ロジャース目線&言い分なのでしょうが、まぁ大筋は間違っていないんだろうなぁと認識しつつ鑑賞。
資本主義社会の中での、メディア王の無茶苦茶な商売方法や、任天堂🎴のヤ○ザ社長(注意:味方)や、ソ連との契約書を駆使して勝利していくくだりは、まぁああいう感じだったんだんじゃないでしょうか。
途中、トップシークレットであるゲームボーイ開発史まで登場し、盛り上がります。
ゲームボーイが想定以上にヒットする、キラーソフト“テトリス”のことは、我々も知っており、このテトリス争奪戦の勝利が重大なものであることも本当の話です。

一方、ソ連での
汚職KGBとの攻防や、ハニートラップ未遂、命懸けの脱出劇などは、脚色強めなのかも知れません(知らんけど)

ゲームデザイナーのアレクセイ・パジトノフは、命をかけてKGBを出し抜き、最後には、ちょびっとカーチェイスまでやってのけます(ガチで史実だったら、信じていなくてすいません

史実に(おそらくは)エンタメとして成り立たせるために良い塩梅の脚色が加えられ、後半はスパイアクション映画のようにもなるハラハラエンターテイメント作品。
雰囲気やイメージは「アルゴ」とかに近いです。

これが、同じくソ連と戦う「ロッキー4/炎の友情」へのオマージュではなかろうかと思う「ザ・ファイナル・カウントダウン」や、「ホールディング・アウト・フォー・ア・ヒーロー」(朝倉美希ではなく、多分ボニー・タイラーでもないバージョン)といった、当時を象徴する()楽曲で盛り上げられます。
「ホールディング・アウト・フォー・ア・ヒーロー」が使われる映画は多いですね…テンション上がるからねぇ

子供の変な学芸会は史実かどうか分かりません

途中、ゲーム画面のようになる描写は、嫌ではありませんが、さほど面白くはありません(蛇足かも)

劇中のゴルバチョフは“いいもん”サイドです。
ちなみにファミコンゲーム「ゴルビーのパイプライン大作戦」で、私は遊んだことがありません。

ついでに、メディア王ロバート・マクスウェルの没落に向かう雰囲気や、ソビエト連邦崩壊の匂いとかも描かれています。
(ロバート・マクスウェルのこととか知らないで観たけどね)

ロシア語、英語、日本語が飛び交う、多言語な映画ですが、まぁ日本語吹替で観ても特に問題はないかと思います。


出演者は、
主人公ヘンク・B・ロジャース役に、タロン・エガートン
他は、知らない方ばかりです。
知らない俳優さんが演じていましたが、任天堂の山内溥社長は似ていました

後で調べてわかったのですが、ヘンク・B・ロジャースの奥様役だった日本人女優さん…文音という方ですが、長渕剛と志保美悦子の娘なのね。


ということで点数は、4点強(5点満点中)です。
オススメ作品と言えます



では、このあたりで



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