ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

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【映画】王立宇宙軍 オネアミスの翼…もっとはっきり話せレオ

2021-03-18 22:44:43 | 映画・DVD
2021年3月18日(木曜日)です。
本日は(も)映画鑑賞記録



「王立宇宙軍 オネアミスの翼」🚀
監督 :山賀博之
出演(声):森本レオ、弥生みつき、内田稔
制作年:1987年
制作国:日本🇯🇵
アニメーション作品

2021年2月28日(日曜日)にBS12の日曜アニメ劇場枠で放送されたものを録画。
2021年3月15日(月曜日)の深夜までに何度かに分けて鑑賞しました。



概要
オネアミス王国に住むシロツグ・ラーダット(声:森本レオ)は、幼い頃から水軍のジェット機乗りに憧れていたが、水軍に入るには成績が足りず、何もしないと揶揄される宇宙軍に入隊する。シロツグら宇宙軍の仲間たちは、張り合いもなくだらだらと過ごしていたが、そんなある日シロツグは、街で宗教の啓発運動をしているリイクニ・ノンデライコ(声:弥生みつき)と出会う。彼女のことが気になったシロツグは、チラシにあった住所を訪ね、リイクニと話すと、リイクニは宇宙軍の仕事に感嘆する。彼女に感化されたのか気に入られるためか、シロツグは人類初の有人飛行計画のパイロットへ志願する。



感想
30年ぶりぐらいに観ました。

ドラマ「アオイホノオ」でムロツヨシが演じていた山賀ヒロユキ=山賀博之が監督した、ガイナックス初の長編アニメ。
「アオイホノオ」の中の山賀ヒロユキは、特に才能もないしアニメにも興味がないけど、庵野ヒデアキ=庵野秀明と、赤井タカミ=赤井孝美についていけば食いっぱぐれることがない…と考える人だったけど😅、実際の山賀博之は、それなりのクリエーターだった様子

架空世界をキッチリ作り上げた優秀作
この映画の大きな特色となっている“宗教色”は…もしかしたら単に「風の谷のナウシカ」あたりへの憧れから生まれた産物という可能性もありますが…
恐らくは“あえて” 宗教の気持ち悪さまで含めて、悪意を感じさせないギリギリのレヴェルで見事に描いており、これが上手いです
宗教を肯定もせず、否定もせず、何か神秘性と気持ち悪さを両方考えさせる絶妙さです
(と、私は深読みしましたが、地下鉄サリン事件よりも前の時代のアニメなので、宗教にそこまで大きな意味はなく、単なる異世界構築のソースというだけなのかも知れないですけど😅)

アニメのクオリティは、現代基準で見ると、綺麗な作画のシーンと、そうでもないシーンの落差が気になりますが、まぁ1980年代基準では最高峰に近い出来の映画です

庵野秀明の仕事かと思われる、メカニックシーンの数々も素晴らしいもの

ストーリーも大した話ではないし、ダラダラ描かれているけど退屈はしないもの

架空外国語とかも、当時としては凝っているなぁというもの。
他にも、言いたくてたまらないオタク設定の説明とか大量に含んでいる映画で、それでもストーリーは邪魔しない作りは評価すべき部分です。
点棒みたいな硬貨とかもな…アレ自販機故障しやすいでしょうね😅


悪い点を挙げるなら…
森本レオが時々何を言っているのか分からないのと、徳光和夫あたりでしょうか。
ウィッキーさんサンコンには気がつかなかったので問題ありません)


点数は5点(5点満点中)
30年ぶりの再鑑賞はそれなりに楽しめました。

ところで、最後シロツグって地球に戻れたのでしょうか(30年前にも同じことを思ったような…)



では、このあたりで


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