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ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

映画記事も散在報告も停滞中…ですが、自分が飽きない程度のマイペースで運営中。良かったら読んでいってくださいませ。

【小説】機動戦士ガンダムUC(1)ユニコーンの日(上)

2007-11-24 10:00:09 | 本(小説)
三連休で晴れですなぁ。
給料は出たけど、お小遣い日は嫁さんの給料日な我が家なので来週末。
…それまでは相変わらず遊ぶお金のないピロEKです。
…とか言いながら、今、散在報告の記事もまとめているのですが、無駄遣いはあいかわらずしているから愕然ともしているピロEKです。

今日も天気の無駄遣いですなぁ。



「機動戦士ガンダムUC(1)ユニコーンの日(上)」
(矢立肇・富野由悠喜原作、福井晴敏著、角川書店、2007年9月26日初版発行)

以前散在報告した小説。
“コミックA”の1冊(小説なのに)として出ています。スーパーライトノベルてな感じなのですかね(?)


絵的には、
キャラクターデザイン:挿絵:安彦良和
メカニックデザイン:カトキハジメ
という、現状考えられる最強の布陣なこの書籍
表紙買いです
…なんですが、残念ながら小説(※アニメ化の噂もあるようですけど)なので絵はあんまり関係ありません

小説を書いたのは、福井晴敏。
「亡国のイージス」、「終戦のローレライ」、「戦国自衛隊1549」の作家(これらの作品は読んだことありませんし、映画も観ていません…評判悪いしね)。
この人の文章がいつもこうなのかどうかは知りませんが、
…特に引き込まれるようなものではありませんでした。
…ただ、富野由悠喜の小説よりは遙かに読みやすいし、
…字が大きくて1冊の文章量は少なかったのでサクサク読めましたケドね。


ストーリーは、
宇宙世紀0001年からスタート。
宇宙世紀の幕開けと共に起こった地球連邦政府首相官邸宇宙ステーション「ラプラス」の破壊テロ。これに関わっていた青年サイアムはある“箱”を手に入れる。
時は流れ、宇宙世紀0096年。かつて手に入れた“ラプラスの箱”の持っている力でビスト財団として地球圏を動かすほどの力を得ていたサイアムとその子孫の一人、カーディアス・ビストは、地球連邦政府の存在を根底から覆すという“ラプラスの箱”をついに手放し、ネオジオンの残党“袖付き”に委ねようと画策していた。取り引きのため“袖付き”の船“ガランシェール”がビスト財団の拠点の一つ、サイド5のコロニー“インダストリアル7”に入港するが、“ガランシェール”にはオードリー・バーンと名乗る少女が密航していた…戦争回避のため“ラプラスの箱”の取り引きを止めようとする少女は“インダストリアル7”のアナハイム工専に通うバナージ・リンクスという少年と出会う。
…てなお話。


「逆襲のシャア」から数年後という設定のこの話。
“ロンドベル” “ロンデニオン” “ブライト・ノア”という言葉も登場して、それらしい雰囲気です。
SF設定の数々は、これから先(30年弱後)の「F91」との間を埋めるミッシングリンクを意識している感じも…人狩り部隊“エコーズ”の可変モビルスーツ“ロト”も「F91」に出てきた“ガンタンクR-44”の前進な感じだし。

…小説版のガンダムとしては珍しく、オフィシャルな感じの作品です。
ガンダム世界(宇宙世紀もの)のオフィシャル設定っていうのはなにかと制限がある割にはグダグダな感じなので、その中でマトモなお話を作るのは困難とも思うのですが、
そういった意味では頑張ってる作品なんじゃないですかねぇ。


ちなみに
この1巻では主人公メカ“ユニコーン”は出てくるけど動きません。
かわりに敵メカ(?)“クシャトリア”が連邦軍の主力機“ジェガン”を駆逐しまくる大活躍。
そのジェガンには、アクシズ落下阻止に健闘した兵士が乗ってたかもしれんのに…と無理やり妄想でもしてテンション高めないと、途中で読むのをやめそうな軽傷ガノタピロEKでした
果して何巻まで続くんかなぁコレ


蛇足…ですが、
これって、特装帯版ってのが書店には並んでいますが、通常帯版を買ってしまいました。購入した日(発売日)には通常しか無かったんだよね
少し損した気分(オビだけなのでホントはどうでもいいんですけどね)。



今日はこんな感じで


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