シン・シティ…レンタルで鑑賞…オススメ

暇でもお酒を飲んだら更新を怠る私
本日も（多少）メートルは上がり気味ですが、なんとか映画の記事書いたので記事アップであります。
（もしかしたら、素面の週末に、一部直すかもしれませんけど）




「シン・シティ」
（監督：ロバート・ロドリゲス、フランク・ミラー、特別監督：クエンティン・タランティーノ、出演：ジェシカ・アルバ、ミッキー・ローク、クライブ・オーウェン、ブルース・ウィリス、2005年アメリカ）

TSUTAYAさんでレンタル。
昨日（9/9）鑑賞。
なんとなく忙しさも緩和されてきた感もあるので、
調子に乗って他にも数本レンタルしてます。
週末（9/9～10）はインプット（映画鑑賞）に勤しみました。
…というのが日曜日に更新しなかった言い訳です
（本当は一日のほとんどの時間、寝てました）



ストーリー
フランク・ミラーのアメコミの映画化。
大まかに３つのストーリーからなるオムニバス作品…。
【マーヴ】屈強な肉体と醜い容姿を持つマーヴ（ミッキー・ローク）。ある夜、彼と一夜をともにしたゴールディ（ジェイミー・キング）が何者かに殺され、彼は犯人探しと復讐に立ち上がる。犯人を捜すうち、食人殺人鬼ケヴィン（イライジャ・ウッド）と、街最大の権力者であるロアーク枢機卿（ルドガー・ハウアー）が浮かび上がる…。
【ドワイト】過去の犯罪から逃れるため顔を変えて生きているドワイト（クライヴ・オーウェン）。彼はウェイトレスのシェリー（ブリタニー・マーフィ）に付きまとうジャッキー・ボーイ（ベニチオ・デル・トロ）とのトラブルに巻き込まれる。やがてそれは娼婦街へと持ち込まれ、ジャッキーは娼婦たちの自警行為により殺される…しかし、ジャッキーは警官であることがわかり、ドワイトと娼婦たちは窮地に陥る。
【ハーディガン】かつて少女性愛者の手から少女ナンシーを救い出したハーディガン刑事（ブルース・ウィリス）。彼は少女誘拐の罪を着せられ、無実の罪で８年間を獄中で過ごしていた。やがて獄中でナンシー（ジェシカ・アルバ）の危機を知ったハーディガンは、最後の戦いへと向かう…。



ピロEK的感想＆点数
面白いです。期待以上でした。
（おそらくあえての）グロイ描写など、個人的には、イヤだなぁと思わせる部分もあったのですが、
そういうこと差し引いても面白い。高評価です

個人的には心配していた白黒映像も、良い感じ。
…単なる「奇抜な映像を狙っただけ」には陥らず、作品世界のイメージにピッタリな感じ。
…ただ、モノクロなので、モニターの性能が問われる様子です。
DVD鑑賞の際はご注意ください。

個人的には心配していたロバート・ロドリゲス監督
…私は彼のアタリ作品には出会っていませんでした。
（なぜか「エル・マリアッチ」も「デスペラート」も観ていません…それらがアタリ作品かどうかも）
共同監督として、残り約２名（原作者フランク・ミラーと、ゲスト監督のクエンティン・タランティーノ）がいる訳ですが「船頭が二人いたら…云々」と諺にもあるように、これもシンパイ要素。
視点の定まらないゴチャゴチャした作品になってる…と思いきや、
実にまとまった良い感じの作品になってました。
監督自身の評価もアップといった感じ。

原作コミックは、残念ながら未読なのですが（日本語版って発売されているのかな？）、
読みたくなっております。
勝手な想像ですが、
「コンスタンティン」とか
「スポーン」とかが、描きたくても（才能不足ゆえ）描けなかった憧れの世界観というのが、
この「シン・シティ」みたいな世界観なんじゃないかなぁ。
(「シン・シティ」のバイオレンスっぷりは、バットマンでも平和にすることが出来ないと思われます）

先刻述べた、グロイ描写満載な部分も、
子供に見せたらどうなんだろう…なんていう不安は残るにせよ、
（ダークな）コミックテイストを追求した結果だと思うし。
しかも非常に上手く再現できているんじゃないか思われます

あと、キャストが豪華。

ジェシカ・アルバ
ジョシュ・ハートネット
ミッキー・ローク
クエライブ・オーウェン
ブルース・ウィルス
イライジャ・ウッド（←強いし怖いです。こんな人には絶対会いたくないと思わせる演技。すげえ）
…ルドガー・ハウアーも出てるし
（バットマン・ビギンスのときの単なるオジサンじゃなくてルドガーっぽい役〈？〉だったし）

脇役まで豪華。
全員が主役級（…イライジャ・ウッドは主役をやったことがある俳優であって、主役級じゃないんですけどね）。

ただ、
デヴォン・青木って女優さんは知りません。
（※彼女の演じる「ミホ」の持ってる日本刀、「ハンゾウソード」と聞いたことがあります…「キル・ビル」の…ザ・ブライドとビルが持ってたもの２本という裏設定だったと思うんだけど、どうやって入手したんでしょうねぇ）

ミッキー・ローク
クエライブ・オーウェン
ブルース・ウィルス

と、主演の３名。
実は全員、あんまり私の中では高評価な俳優さんたちではない（なかった）のですが、
この作品の中での「男気」演技というか、コミックキャラとしてのハードボイルドさというか（う～ん言葉を上手く選べない）…とにかく良い感じ
三人にこの作品から出会ってたら、多分高評価上位の俳優さんとなっていたことでしょう

う～ん、
私のボキャブラリーが少ない故、説明足りない気がしますが、
是非オススメな１本です
ただ、影響の受けやすい子どもさんには、大きくなってから観せてやってね。
（私は息子と一緒に鑑賞したんだけどね）

ということで、点数は５点（５点満点中）
マイナス要素が皆無かといえば、あるかもですが、例によって四捨五入で５点。
アメコミ映画化の作品としては、かなり高位置だと思いますよ
続編にも期待です



補足・蛇足
シン・シティのフィギュア（たしかマクファーレン・トイズ製品）買っとけば良かったかなぁ。
マーヴとハーディガンだけでも…
アメコミに触れるたび、昔のブリスターフィギュア熱の再燃する私でした。



では






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