ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

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【映画】アクアマン…揶揄に思える褒め方が多いけど高評価です

2019-08-15 16:55:10 | 映画
夏季休暇も最終日の2019年8月15日(木曜日)、あー😨
台風接近なので家にずっとおり「エージェント・オブ・シールド(シーズン4)」とか観て過ごしたピロEKです💦

昨日2019年8月14日(水曜日)も、午前中は晴れていたのですが、一昨日割れたスマホのガラスを張り替えにリバーウォークに行った(1,400円税抜)以外は、やっぱり家にいてブログ更新したり「エージェント・オブ・シールド(シーズン4)」を観ていました💦



さて、以下は映画鑑賞記録です
今回は最近観たものです。



「アクアマン」
監督:ジェームズ・ワン
出演:ジェイソン・モモア、アンバー・ハード、ウィレム・デフォー
制作年:2018年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸
原題:Aquaman



TSUTAYA DISCASから「グリンチ」と一緒に届いた一本。
2019年8月4日(日曜日)の夜に、途中眠くなりながら翌日にしようかと思いつつ💦結局根性で最後まで、日付変わって1:30ごろまでに鑑賞しました(ブルーレイ)。



概要
DCエクステンデッド・ユニバース(以下DCEU)シリーズの第6作目。
1985年、アムネスティ湾灯台の灯台守トム・カリー(テムエラ・モリソン)は、岩場の海岸に打ち上げられた女性アトランナ(ニコール・キッドマン)を発見する。アトランナは海底国アトランティスの女王であったが、そこから逃亡してきていた。やがて愛し合うようになったトムとアトランナの間には息子、アーサー・カリーが生まれるが、数年後アトランナにはアトランティスからの追手が迫り、アトランティスに連れ戻されることになる。
現代「ジャスティス・リーグ」においてヒーローたちの共闘によりステッペンウルフが倒されたよりも後の時代、海底ではアトランティスの王オーム(パトリック・ウィルソン)は、隣国ゼベルの王ネレウス(ドルフ・ラングレン)と同盟を組み、地上人に戦争を仕掛けることを決意、まずは海底の軍事力を掌握するため、他国と戦ってオーシャンマスターになろうとしていた。
成長したアーサー(ジェイソン・モモア)は、海で起こる犯罪を平定すべく活躍していた。ある日デイビッド・ケイン(ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世)率いる海賊から潜水艦を守り、トムといった酒場の帰り、突如発生した大津波に襲われるが、ネレウスの娘である王女メラ(アンバー・ハード)に助けられる。メラはアーサーに地上と海底の戦いを防ぐためが王になるよう伝える。



感想
DCEUシリーズの第6作目ということだけど、DCEUってこの時点で「マン・オブ・スティール」「ワンダーウーマン」以外はクロスオーバー作品で、50%しか単発ヒーロー映画ってないんですよね。
逆に単発ヒーローの方が新鮮なイメージがあるのは狙いなんでしょうか

で、この「アクアマン」

「アクアマン」という捻りのないヒーロー名もさることながら😅、お話自体も捻りのない全部想定内のストーリーが展開されるもの😅
「海のトリトン」とか「リトル・マーメイド」とかと共通記号のものが多く登場します🔱

サメ🦈とかに乗っている兵隊たちが三又槍🔱で戦って、
海の中には王様🔱がおって、この権力争いが主題💦
(で、王族ものにありがちな兄弟による権力争い、王様になるために謎解きと探索)
アトランティスという海のキーワードの代名詞が当たり前のように登場し😅
海の生物はみんな友達で意思疎通ができる😅💦
(この理屈だと地上の人間は地上の生物と意思疎通ができるってことになるのだけど、そこにはいつも触れない😅)
半魚人🐡やら蟹人間🦀が登場、海の主な怪物といえばタコ足🐙

と、良くも悪くも潔いベタな設定をそのまま映像化したのがこの映画😅
で、そんな風だけど面白かったのがこの映画です

DCは、今後もうこういう方向で行くつもりなんだね
もう(少なくともDCEUは)「ダークナイト」の方向には行かないんだね💦
コミックのテイストを最新技術の映像でお届けしたいと考え始めたんだね
と理解😅
中途半端なことするよりも、良いのかもしれません
しかしこれには、よっぽどセンスとテンポよく映画化しないと「グリーン・ランタン」みたいになるので十分に注意していただきたい限り。

で、重ねていうけど面白いのです

これは私だけの感覚かもしれませんが、近いテイストの映画は「ロード・オブ・ザ・リング」です。
王様になるべく運命にある人が、だんだん力をつけて配下を従えるようになるところが、そう思うのかもしれませんし
全部作り物の世界を一生懸命(王国とか)説明される部分がそう思うのかもしれません😅
ヒーロー映画というよりも、架空世界の戦記もの色が強いと感じたのかも


美術やキャラクター性に優れた映画で
美術でいえば、海底も地上も面白くて美しい映像が連発します

サハラ砂漠…砂ばっかりだけど綺麗で面白いです

シチリア島も、観光とタイアップしているのかと思われるほどの描き方
綺麗ですし、その街中での戦いも面白いです

あとは海底なのですが、いろいろな海底がでてきて面白いです
前半のロケと比較して弱くならないように頑張っています💦

等々


キャラクターも(これまたベタな俳優ばっかり出てくるキャスティングで😅)

海底で地上の潜水艦が攻撃してくるときにいた3人
パトリック・ウィルソン
ウィレム・デフォー
ドルフ・ラングレン

は、ただなんとなく濃い配役というだけでなく💦
この中の誰がアクアマンの敵でもおかしくない配役です😅
仮に敵じゃなかったとしても、誰がいつ裏切ってもおかしくない配役です😅
有名な人ばっかりなのに、そこはかとなくB級感も漂わせていただけるのは流石です
(褒めてない文章ですが、この映画の雰囲気にあった良い部分と認識😅)

敵の一人ブラックマンタは、そのデザインの良さもありますが、今後どうなって行くかよくわからない雰囲気があり…この点、まぁ良いのか悪いのかわかりませんが…とにかく今後どう触れるのか、よく分からないのです。
描かれたキャラクター性は「アクアマンを恨んでいる」という一点以外は、そこまで悪くないんじゃねこいつ、普段の様子も「真面目に働けば良いのに」と思うぐらい熱心だし😅、ユーモアがある良い人っぽいやつなのです。
まず、俳優のヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世という人の顔が、なぜ悪役にこいつを配役したんだというぐらい良い人っぽい感じもするのです。
この映画に出てくる俳優は、全員概ね悪役顔なのに彼だけ良い人っぽくて💦、でも悪役
これには狙いとかあるんじゃないかと勘ぐり。
「ワイルドスピード」シリーズも作ったことある監督なので、その例に倣い、後で味方にしようとか思っているのかもしれません
ブラックマンタは、ラストに実は生きていて次回作以降への出演を匂わせています。
(DCEUは、ラストのおまけシーンで、色々出しますが、全然回収してくれないので😓、そんなに真剣に受け取らない方が良いシーンなのかもしれません
あと、この黒人の人、全然知らなかったのですが、知らない故に、同じくよく知らない黒人で「ジャスティス・リーグ」のサイボーグ(レイ・フィッシャー)と混同しています😅

お母さんは、ニコール・キッドマンですが、
このあたりが(良い意味で)DCEUらしいところ😅
DCEUはベタに普通の美男美女を登場させがち💦
マーベルシネマティックユニバース(以下MCU)なら、よりキャラクター性を持たそうと個性を重視しミシェル・ファイファーとなる配役に、よく考えもせず)ニコール・キッドマンとかを配置します💦
MCUなら、こういう過去のA級俳優は悪役にしそうなものですが、DCEUではお母さんになります😅
DCEUはヒーロー側にギリシャ彫刻みたいな俳優を置きがちで、メインのヒーローもベン・アフレックを除き、個性はではなくてスタイルのいいイケメンや美女ばかりです。また妙に人種に配慮したりせずオリジナルのコミックテイスト重視で行こうとする姿勢には、個人的に好感を持てたりもします
…ヒロインのアンバー・ハードはやや微妙な美人ですが、ブロンド白人を使っていることにDCEUの反骨心というか意気込みを感じます😅

と、ここまで「この映画、白人至上主義寄りなんじゃねと思わせられますが、お父さんが南太平洋系の、ジャンゴ・フェットもしくはクローン兵な、テムエラ・モリソンです。
クローン兵はアニメのスターウォーズ「反乱者たち」では、がっつり太ってスマートじゃなくなり💦頭髪も少なくなりますが💦テムエラ・モリソン自身がだいたいそんな雰囲気になっていました😆

そんなお父さんとお母さんの間なので、アクアマン自体ももちろん南太平洋系
ジェイソン・モモアは「コナン・ザ・バーバリアン」の頃にはWikipediaのページもなかった筋肉俳優ですが、良い感じに伸びてきてますね。
…それ以上に語ることは持ち合わせていません💦💦


他には、
「子供の頃、サメにヒビを入れられた水族館のアクリルが心配💦」
「アトランティス人が強くなった理屈はM78星雲型ウルトラマンと同じ」
とか思った映画です💦


ということで点数は5点(5点満点中)

色々、読み方によっては揶揄とも受け取れそうな文章ばかり書くことになりましたが😅、個人的には高評価な一本です



(当ブログ内の関連記事)
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では、このあたりで



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