ぴらにあの写真館 in 伊豆大島→都会へ(新・日記帳)

8年間の伊豆大島生活から都会へ移住しました…
旧日記帳(ODNまいぺーじの思い出)は、BOOK MARKよりどうぞ!

グルメなクワガタ・・・

2007-08-24 06:38:44 | 季節の話題
 ぴら奥さんが夜のお散歩でノコギリクワガタを捕獲してきた時、入れ物もエサも何もなかったぴら家。冷蔵庫を覗いてみると、ちぴらが食べ忘れていたマンゴー豆乳ゼリーが出てきた。「こんなのでも食うのか?」と半信半疑で段ボール箱(臨時虫かご)の中に入れてやる。と、お醤油皿の上にかなり山盛りであったのに、半日でマンゴーゼリーはガッツリなくなった。一晩絶食でよほどお腹が空いていたのか、お皿に残ったゼリーの上でまだチューチューやってるし・・・

 で、マンゴーゼリーもなくなったので、港町のホームセンターで虫ゼリーを買ってきた。『高タンパク高カロリー、黒糖入りで虫に必要な成分がバッチリ!』と書いてある、栄養ドリンクみたいな感じで効きそう。早速ひとつ開けて虫かごに入れてやると、な~んか薬臭くてあんまりうまそうじゃない。翌朝、ゼリーの様子を見てみると全然減ってないし。時々、チョビッと舐めてるみたいだけど、やっぱり人間用のゼリーの方がうまいのか?。夏バテ防止にこんにゃくゼリーでも入れてやろうか・・・
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チャドクガ退治・・・

2007-08-23 23:40:09 | 伊豆大島の暮らし

 職場のツバキにまたもチャドク蛾が出始めた、今年の梅雨はなかなかたくさんチャドクが出たけど、秋も大量発生しそうな予感。ツバキの葉っぱが部分的に茶色く枯れていたり、葉っぱの裏にキナコみたいな黄色い粉(チャドクのタマゴ)が付いていたら要注意。そんなツバキには近づかない方が無難・・・

 防災無線でも「チャドクの薬をまくので、洗濯物を外に干さないように!」と放送しているから、リーダーとSさんとチャドク退治に行く。その一団の格好がかなり怪しい。高枝切りバサミを肩に担いで、ツバキの生け垣の中をじーっと覗いているリーダー、まるで下着ドロの練習でもしてるみたい。「いたぞ~!」とリーダーがチャドクのタマゴを見つけると、ガスバーナーを持ったぴらにあが駆けつけて燃やす、さしずめ放火魔の練習中・・・。この季節、伊豆大島でガスバーナーを持ってウロウロしている怪しい集団を見つけても、おまわりさんに通報してはいけません・・・
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700T系台湾新幹線の旅!(その9・最終回)

2007-08-22 23:31:19 | おでかけ(海外)
*シメは新北投温泉の個人浴場へ・・・の巻!

 平渓線&炭坑トロッコの旅からホテルへ戻ってきて、台湾最後の夜は新北投(シンペイトウ)温泉へ繰り出す。新北投は台北駅からMRTで北へ30分くらい、日本だと有馬温泉みたいな雰囲気の所。MRTの駅を下りると、プーンとゆで卵みたいな温泉の香りでいい感じ。確か前に来た時(10年以上前)は駅前の吉野屋で牛丼食って、瀧乃湯という共同浴場で温泉に入ったっけ。日本統治時代は将校さん専用の旅館として使われてたという由緒正しい建物で、さすがに古くてちょっと小汚い感じだったけど、趣のあるお風呂だった。一緒に入っていたおじいさんが、ぴらにあたちが日本人だと気づくと、「アカサタナハマヤラワ・・・」って懐かしそうに50音を叫んでいたなぁ・・・

 今回は台湾では大浴場よりメジャーな個室温泉に挑戦しようと、ちぴらと温泉街を奥へ進む。地獄谷の入り口に何軒か個人浴場が並んでいたから、とりあえず一番手前にあった『景泉浴室』に決めて中に入る。全て30分制限で一人用の浴室が100元(400円)、二人用の浴室が200元(800円)、家族用の浴室が400元(1600円)だと受付のお姉さん。まぁ、高くもなく安くもなく。ぴらにあは100元、ちぴらは50元で一人用の浴室に案内される。廊下の両側にずらりお風呂場が並んで、見た目は広めのトイレが並んでいるような感じだ。浴室の中に入るとちょっと広めの家庭風呂くらい、蘇澳冷泉の時と同じく脱衣所はなく、やっぱり小さい棚に脱いだ服を乗せておく造り。デジカメや携帯電話を濡れた床に落としたら、絶対におシャカになるな・・・

 そんな心配をしながら、ちぴらと服を脱いでお風呂に入る。温泉のお湯と水道の水と、温度を確かめながら自分で浴槽に貯める。源泉は80℃くらいだからヤケドに気をつけて、かなり水で薄めてもとっても酸っぱい効きそうなお湯だ。う~ん、やっぱり旅の疲れを取るのはやっぱり温泉だな。って、ちぴらの成長とは反対に、旅に出る度にオヤジ化を感じるようになったぴらにあでした・・・(完)


【赤いコックをひねると源泉(80℃)が出る。源泉かけ流しよりも贅沢な、一回ずつお湯を捨ててしまう『入れ流し』システム・・・】


【雑居ビルの2階にある景泉浴室、ちょっとアヤシゲな雰囲気だけど普通のお風呂屋さん。同じような浴室が何軒か並んでいる・・・】


【夕暮れの新北投温泉を駅に向かって歩く。右の川には温泉が流れていて、無料の足湯?に浸かってる人も多い・・・】


【ホテルのラウンジ(朝は食堂になる)からの眺め。朝の大通りはバイクとタクシーがメチャクチャ多い・・・】


【ホテルの1・2階はダ○ソーのお店、50元(200円)均一だからちょっとお高め。台湾チックなオミヤゲを探しに行ったけど、商品はひらがなのモノばかり・・・】


【な~んでか使えなかった50元玉(右の2コ、左のは使える)、前回の台湾旅行の残りに古いのが混ざっていたらしい。台湾銀行で100元札と替えてもらった・・・】


【かなり早く空港に着いたので一便前の飛行機に変更したら、チャイルドミールのリクエストが消えてしまった。大人用の機内食が運ばれると、「ゴハンいらない!」って得意の女優泣きを見せる4ちゃい児。なんて2分後にそうめんをうまそうに食った・・・】


【成田到着便は左の窓から伊豆大島と富士山がよく見える。桜島までは頑張っていたのに、やっぱりおうち上空は爆睡モードの若旦那・・・】
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700T系台湾新幹線の旅!(その8)

2007-08-21 23:39:00 | おでかけ(海外)
*炭坑でトロッコに乗る・・・の巻!

 十分駅の近くに見学できる炭坑跡(台湾煤礦博物館)があるらしい、ガイドブックによるとトロッコにも乗れると書いてある。う~ん、廃墟&廃坑マニアは絶対に外せないスポット。「あづい~!」のちぴらをなだめすかし、駅から15分の道を歩いていくと・・・

 「煤礦(石炭)博物館ココ!」みたいな看板の隣に掘っ立て小屋、奥には炭坑の廃墟が見えるから炭坑跡には間違いないと思うけど、「ココがホントに博物館か?」と疑いたくなるほどショボい感じ。受付のお姉さんに聞くと、なんと一人200元(800円)だと言う。ちぴらは当然無料だと思ったら、子供も同じく200元だと。あまりにアヤシイから止めようかと思ったけど、せっかく来たんだからやっぱり中に入ってみたい。渋々400元払ってチケットをもらうと、「ずーっと奥に行って!」みたいなことを台湾語で言われた。とにかく中に入って廃墟の間を進んでいく、去年ぷんぷい家に会いに行った時に案内してもらった『東平(とうなる)』に雰囲気は似ている。しばらく行くともの凄い上り坂、案内板には「さらに先へ進め!」みたいな表示。石炭を運んだと思われるコンベアに沿って、ひたすら激急な坂を登る。「あづい~!、づかれだ~!」って半泣きのちぴら、「とにかくガンバレ、上に行けば何かある!」って何の根拠もない無責任なぴらにあ。登ること約15分、やっと頂上に到着。「ココが目指す博物館か?」って、何にもないじゃん・・・

 「ダマされた!」と本気で思った。確かに炭坑の施設跡らしきモノと説明板(昔の写真)は点在してるけど、とても一人200元の価値があるとは思えない。古ぼけたナローゲージの線路が奥の方に続いてるけど、そんな線路を何かが走ってくるはずもなく。あまりの悔しさに帰る気にもなれず、若旦那と二人でボーゼンと立ちつくす。しかし、しばらく休憩していたら遠くの方から何か聞こえる。「カタン、カタン・・・」って、機械を動かしてるみたいな音だ。ちぴらに「聞こえる?」って聞くと、「うん、電車の音みたい」って。確かに、線路を何かが走ってる音だ。だんだん大きくなるガタンゴトン、いきなりカーブの向こうから現れる黄色い電気機関車。うわ~、なんじゃこりゃ~!

 まだ動いている機関車から、麦わら帽のオバチャンが飛び降りてきた。「おまちど~!」みたいな感じで、「乗りな!」って後ろのトロッコに誘う(もちろん台湾語で)。暑さで幻を見てるのか、とにかく言われた通りトロッコに乗るとオバチャンは機関車を動かす。ガタゴトガタゴト、サスペンションのないトロッコはつかまってないと振り落とされそうだ。「うわ~、おもしろい~!」ってさっきまで泣きべそをかいていたちぴらもやたら喜んでる。ジャングルの中を進むこと約10分、急に視界が広がった。「いらっしゃ~い!」って5人くらいの人が迎えてくれる、どうやらここが坑道入り口(煤礦博物館の中心地)らしい。トロッコって言うから坑道の中を走るのかと思ってたけど、外を1.2Kmも乗れるとは思わなかった・・・

 そんな煤礦博物館、ぴらにあたちの他にお客さんは誰もいないから、係の人が付きっきりで案内してくれる。日本語ペラペラの元炭坑夫のおじいさん、体験坑道をスミからスミまで案内してくれた優しいお姉さん、あまりにチヤホヤされてまたも夢を見てるみたい。博物館の隣には大きな駐車場があって、団体客はそちらから直接博物館に入るらしい。どうりで、あのアヤシいゲートから入って、辛い坂を歩いて登る人は誰もいない訳だ。案内のおじいさんが「日本人は滅多に来ないよ」みたいな事を言っていたけど、絶対に面白いですよ台湾煤礦博物館、トロッコに乗りに行くだけでも価値アリ。平渓線観光のついでに、是非行ってみましょう~!


【チケット売り場から入った所の引き込み線、昔は平渓線からここまで機関車が入って石炭を積んでいた。この後、延々と坂を登っていく・・・】


【とりあえず登ってはみたけれど、何もない炭坑の上の方(下に見えるのは十分の街)。錆びた線路が引いてあるけれど、とても使われてるとは思えず・・・】


【と思ったら、いきなり黄色い機関車(通称ひとつ目小僧)が走ってきた。運転してるのは麦わら帽のオバチャン、ホント夢でも見てるのかと思った・・・】


【そのままバックして行くのかと思ったら、ちゃんとトロッコを切り離して入れ替え作業をするオバチャン。機関車のパンタグラフは壊れてるけど、バッテリーでしっかり動いてる・・・】


【貸し切りのトロッコでジャングルを走る。途中、小さなトンネルや踏切もあってホントに面白い。オバチャンの運転は荒いけど・・・】


【約10分で坑道入り口に到着。「大東亜戦争の頃は景気がよかったけど、アンタ知らんよなぁ!」と熱く語る元炭坑夫のおじいさん、日本語ペラペラです・・・】


【戦前から使っているという『ニチユ』の電気機関車。炭坑夫のおじいさんは、「ニチユはヒタチより性能がいい!」と絶賛・・・】


【売店で見つけたニチユ機関車のペーパークラフト、トロッコ2両付きで100元(400円)なり。じじへのオミヤゲにするんだと張り切ってる若旦那・・・】


【ずーっと一緒に案内してくれたお姉さん、再現坑道の狭い横穴まで入って説明してくれて。セクシーがお尻が目の前を行ったり来たり、かなりドキドキした・・・】


【帰りはバスツアーの人たちと一緒。12両のトロッコに約50人を乗せても、なかなか力強く走るひとつ目小僧機関車・・・】
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歯が痛い時に食えるモノ・・・

2007-08-21 21:45:28 | ぴら家の人々

 夕方のスーパーで買い物をしている時、「なんか食べるとね、前の歯が痛い・・・」って若旦那。見た目では別に何の異常もないから、とりあえず虫歯ではないみたい。何日か前から風邪気味でゴホゴホ咳が出てるから、もしかしたら体調不良で知覚過敏になってるのかもしれない。「もっと痛くなったら歯医者に連れて行くけど、たぶん風邪が治ったら痛くなくなるよ」ってぴらにあが言うと、「だってね、食べると痛い!」って何かしつこい。「今日のお昼やおやつは食べられなかったの?」と聞くと、「ちゃんと食った!」と。「晩ご飯は餃子ライスだけど、それも食べられそうにないの?」と聞くと、「それは食う!」と。じゃぁ、ナニが食えないのか?。「あのね、サラダを食べると歯が痛い・・・」って、なんじゃそりゃ?。何日か連続でゴーヤサラダ食わしたから、「今晩もゴーヤだったらかなわん!」とでも思ったのか?。

 家に帰って、職場のSさんにもらったネズミ遊園地のオミヤゲを見せる、箱を開けるとクッキーが並んでいた。「食べていい?」ってぴらにあが返事もしないうちに、前歯でボリボリかじってるし。「あのね、クッキーは大丈夫だったよ!」って、都合がいい歯痛だ・・・(歯がたまに痛くなるのは、一応ホントらしい)
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飛行機マニアの晩ご飯・・・

2007-08-20 21:44:44 | ぴら家の人々

 お昼のニュースで台湾の飛行機が燃えていた。あれだけ大爆発&炎上してるのに、死傷者がなかったのはホントに不幸中の幸いだと思う。しかし、こんなのヤツが見ちゃったら、きっとゴハンなんか食べてる場合じゃないよな。てな訳で、なんとか1時間以内にディナー終了を目指して、今夜はヤツの大好きなスパゲティにしたけど、やっぱりテレビに夢中でフォークが全然動いてない。「ちゃんと食べてよ!」ってぴら奥さんに急かされても、「18(ワンエイト)から着陸してね、41番スポットに止まったんだって!」ってニュースでも言ってない事を解説して。そうよ、確かにRWY18だったよ。解ったから早く食ってちょうだい・・・
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写真館を「東急5000系」に更新しました!

2007-08-19 23:09:17 | まいぺーじ写真館
 夏休み恒例のスタンプラリーで都会の駅を巡る。ぴら奥さんに買ってもらった虎の巻(全駅のスタンプ設置場所が書いてある)を抱えて駅の中を走る若旦那、すっかりたくましくなったなぁ・・・

 ターミナル駅の階段を下りていくと、日本一有名なワンコの像がある。その隣に懐かしい緑色の電車が止まっていた。ぴらにあが子供の頃も、東横線はもう銀色のステンレス車両(6000系)が主流になっていたけど、ちょっと前まで長野電鉄でよく走っていた電車だ。山の温泉からバスで須坂駅に下りてきて、盆地の暑さにバテているところに電車がやって来る。やっとクーラーで涼めると思ったら、熱気ムンムンの5000系(冷房装置なんか無し)でリンゴ畑を抜けていく。そんな夏の思い出の電車・・・

【ぴらにあの写真館】←メインページはこちら!
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700T系台湾新幹線の旅!(その7)

2007-08-18 23:20:49 | おでかけ(海外)
*休日は線路を歩いて(平渓線)・・・の巻!

 台北の近郊に木柵(ムーツァ)という茶所がある。つい最近、MRT木柵線の動物園駅と猫空(マオコン:茶園のある丘陵)を連絡するロープウェイも出来たみたいだし、4日目は木柵の方へ行ってみよう。ホテルからMRTを3線乗り継いで目的地の動物園駅へ、途中の乗り換え駅でやたら家族連れが増える。な~んかイヤな予感・・・

 動物園駅に近づいていくと、MRTの中からもロープウェイの乗り場に長蛇の列が見える。とりあえず行ってみると、ずら~~~とものすごい行列だ。「やめる?」とちぴらに聞いてみたけど、「ぜったいにのる!」って予想していた答え。ロープウェイ開通記念のウチワをもらって扇ぎながら並んでいたけど、5分もしないうちにたら~りと汗が落ちる。10分で20~30mも進んだろうか、試しに計算してみたら最低でも2時間待たないと乗れないと思う。「ダメだよ、暑くて死んじゃうよ・・・」とロープウェイマニアの4ちゃい児を説得しても、「2じかん、まてる!」ってウソばっか。あと10分もしたら、「つかれた~、だっこい~!」となるに決まってる。「おとんはもう挫折しましたから・・・」と列から離れると、「ウワ~!」と泣き出す若旦那。ゴメンよ~、日曜日のロープウェイなんか誘ったおとんが悪かったよ・・・

 さて、気を取り直して(ぴらにあだけ)次のプランへ。ガイドブックによると、お隣のMRT木柵駅から平渓(ピンシー)線の方に行くバスが出てると書いてある。1時間に1本程度らしいけど○島バスよりは本数が多いから、行けばどうにかなるだろう。木柵駅を下りると、ちょうど平渓行きのバスが止まっていた。とりあえず飛び乗ると、中は満員で座る席がない。一番前の手すりにつかまって運転手さん気分のちぴらだけど、乗り降りの人にジャマだから奥へはいる。10分も走った頃、疲れてダレてきたちぴら。なんかフラフラになってるのを見かねて、座っていたおばちゃん(地元民)が抱っこしてくれるという。最初は緊張して力が入っていた若旦那も、だんだんおばちゃんに慣れて、しまいには腕の中でウトウトし始めた。目的地の青桐(チントン)駅までは山道をガタゴト走る、重たいちぴらをおばちゃんはずーっと抱っこしてくれた。途中、深坑という臭豆腐(もの凄く臭い)が有名な街を通り過ぎる。う~ん、バスの中までなんともくさや~な臭い。ぴらにあはずーっと立ちっぱなしだったけど、なかなか面白い小一時間のバスの旅。青桐駅に着くと、「降りるんだよ~、青桐だよ~!(台湾語でたぶんそう言ってる)」って大声で運転手さん、わざわざぴらにあたちに教えてくれたみたい。ホント、台湾のみなさん親切で助かります・・・

 青桐駅から平渓線に乗る。平渓線(非電化)はかつて炭坑で栄えた路線で、廃坑になった今は観光客が多い。青桐駅で平渓線のフリーパス(54元)を買って、日本製のDR1000系ディーゼルカーで十分(スーフェン)駅へ向かう。十分は通りの真ん中を列車が走る街。食堂でゴハンを食べていても、道ばたでかき氷を食べていても、いつでもガタゴトとすぐ横をディーゼルカーが通り過ぎる。十分の人たちには当たり前の光景なんだろうけど、なんかテーマパークにでも来たような感じ。子供たちが線路の中でフツーに遊んでたりするけれど、事故が起きたという話は聞かない・・・


【開通したての日曜日で、大混雑の猫空(マオコン)ロープウェイ。炎天下の中、ちぴらより小さい子供を連れた家族がたくさん並んでるけど大丈夫なんだろうか?。この時の若旦那はホントに泣いている・・・】


【バスで山道を1時間、いかにも炭鉱町という感じの青桐(チントン)に到着。ロープウェイに並んでいたらまだ乗れてないと思う・・・】


【行き止まりの青桐駅には1時間に1本程度列車が来る。「線路に下りるな!」みたいな注意書きがあるけれど、誰も守ってない・・・】


【お姉ちゃんと線路脇で落書きをしていたら(何かのイベントらしい)、いきなり後ろをディーゼルカーが通り過ぎる。ちぴらビックリ・・・】


【DR1000系気動車(日本製)は最高速30Kmでトコトコ走る。平渓線は全線12.9Kmしかないけれど、1時間くらいかかる・・・】


【運転席のドア開けっ放しで走る運転手さん、観光客のおっちゃんと雑談しながら次の駅へ。日本じゃクビになるかも・・・】


【真ん中の十分駅でタブレット交換。こんな懐かしい光景が見られるのは、今どき平渓線と久留里線だけ?】


【十分でも「線路を渡るな!」みたいな注意書きがあるけれど、やっぱり誰も守ってない。平渓線に乗りに来たら、線路を歩かなくちゃダメだと・・・】


【線路脇の樹下食堂でランチ、「タケノコがうまいよ!」って日本語が上手なおじいちゃんが教えてくれた。おなじみ豚バラかけご飯、ビーフン汁、おかず2品で120元(480円)、昨日のトウモロコシと同じ(←まだ言ってる)。それにしても、後ろのお母さんがお美しい・・・】


【台湾は日本より絶対に暑いけど、クーラーのある店が極端に少ない。木の下で自然の風を入れて、これこそエコロジーな生活なのかも・・・】


【いいタイミングで必ずやって来るDR1000系、まん丸尾灯のキハ40(境港線の鬼太郎列車に使われてる車両)によく似ている・・・】
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700T系台湾新幹線の旅!(その6)

2007-08-18 17:56:15 | おでかけ(海外)
*どう考えてもアリエナイ焼きトウモロコシ・・・の巻!

 旗津の港からタクシーで高雄小港空港へ向かう。この運ちゃんも笑いながらバンバン飛ばす、そしてムチャクチャな追い越し。対向車がクラクションでも鳴らすのかと思ったら、みんな平然と譲ってくれている。う~ん、これが台湾タクシーのルールなのか。30分ぶっ飛ばして空港に着くと料金は310元(1,300円)、100元札を3枚と小銭を出そうとしたら、「オーケー、オーケー!」って小銭を受け取ろうとしない運ちゃん。もぅ、タクシーまでオマケしてくれるなんて、感動して泣いちゃいそう・・・

 高雄小港空港~台北松山空港は、華信航空、遠東航空、復興航空、立榮航空と4社も競合している路線だ。正規料金は2,100~2,200元らしいけど、新幹線と五つどもえでディスカウント合戦を繰り広げてるんだとか。どうりで、エアチケットを値切ってもないのに25%引きにしてくれた訳だ。今回は日本では乗れない飛行機にと思って、華信航空(マンダリンエア)を予約した。もしかして、運がよければ新型のエンブラルE-190ARに乗れるかもしれない。空港に着いたのが出発2時間前の14:30頃、華信航空のカウンターに行くと、「夕方、台北は雷雨の予報が出てるから欠航になるかもしれない。ひとつ前の飛行機に乗りませんか?」と台湾語+英語でお姉さん、まぁ早く帰れるんならとチケットを変更してもらう。搭乗時間まであと10分、ちぴらと急いで出発ゲートに入る。しかし、待てど暮らせどその飛行機はやって来ない。電光掲示板には『悪天候で遅延』と書いてある。そのうちジュースが配られる、何だか判らないけどブドウジュースを2本もらった。結局、替えてもらったチケットの飛行機はやって来ず、最初に予約した飛行機は飛んできた。それまで2時間ちょっとの間、高雄空港の出発ロビーでただ時間をつぶす。ちぴらはベンチの上で丸まって熟睡、ぴらにあもしばし休憩。飛行機が遅れるとか欠航とか、島暮らしですっかり慣れてしまったけど、もしそうじゃなかったらかなり焦ったろうな・・・

 飛行機は期待したエンブラルじゃなくてフォッカー100だった。まぁ、これも日本の国内線じゃ乗れない飛行機だからいいか、B727に似ていてカッコイイし(フォッカーはエンジン2発だけど)。16:35に高雄空港を離陸して、予定通りの17:25に台北空港に到着。今はスッキリ晴れてるけど、地面がビショビショだからすごい雷雨だったんだろうな。さて、ホテルへ戻って今宵は士林の夜市に行こう。・・・って、夜市最寄りのMRT剣潭駅を下りて後悔した。土曜日の夜市はもの凄い人、屋台で晩ご飯を食べるどころか中に入っていく勇気もない。「ダメだこりゃ、帰る?」とちぴらに聞くと、ヤツもやっぱり「うん、ダメだ・・・」ってビビリまくってる。しかし、そのままホテル直帰もつまらないから、夜市には入らずにひとつ先のMRT士林駅まで歩く。途中、焼きトウモロコシの屋台を発見したトウモロコシ大好き4ちゃい児、「くいたい~!」ってかなり熱そうだけど大丈夫?。「いくら?」とお兄ちゃんに聞くと、なんと120元(480円)だという。まさか、トウモロコシがひとつ120元!、世界一のアイスより高いってか?。何かの間違いかと思ってもう一度確認すると、やっぱり一本120元だと。こりゃボラれてるよ、外人だと思ってナメられてるよ。「高いから止めよう!」とちぴらに言うと、「やだ、くいたい!」ってトウモロコシマニアの気持ちは治まらない。結局、120元のバカ高トウモロコシは買った。後ろで2本買ってるカップルは小銭しか出してないから、絶対に240元は払ってないよ。さて、高級トウモロコシのお味はといえば、少し未熟な実をじっくり焼いて、ゴマ味噌(五平餅のみたいなの)つけてさらにあぶってある。悔しいけどうまかった・・・


【高雄空港の出発ロビーで、いつ来るやもしれない飛行機をひたすら待つ。後ろのベンチには同じく途方に暮れているみなさん・・・】


【やっと乗った華信航空でCAのお姉さんオススメの落花生ジュースを飲む。台湾の人はピーナッツが大好きらしく、料理の隠し味にもよく使っている・・・】


【華信航空のフォッカー100、夕立が去った台北松山空港にて。いつも乗ってるいるかブン(B737)に比べると、離陸する時も「エンジンが回ってないのか?」と思うくらい静かだった・・・】


【これが120元のトウモロコシ屋。買う前に何度確認しても120元だと言い張るから、もしかしたら本当にその値段なのかも・・・】


【夜市を歩き疲れて、間口が2mくらいしかない激狭の食堂に入る。肉入りザーサイそば40元(160円)と、豚バラお汁かけご飯20元(80円)がバカうま!。さっきのトウモロコシより安いって・・・】
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クワガタは無料だけど…

2007-08-18 16:48:49 | プチ写真館
ぴら奥さんがノコギリクワガタ(約7cm)を拾ってきたから、ちぴらと港町の雑貨屋まで虫カゴを買いに行く。せっかくだから大きめの飼育箱、おがくずと虫ゼリーも買って二千円弱。お道具の方にお金かかるなぁ…
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