ぴらにあの写真館 in 伊豆大島→都会へ(新・日記帳)

8年間の伊豆大島生活から都会へ移住しました…
旧日記帳(ODNまいぺーじの思い出)は、BOOK MARKよりどうぞ!

700T系台湾新幹線の旅!(その7)

2007-08-18 23:20:49 | おでかけ(海外)
*休日は線路を歩いて(平渓線)・・・の巻!

 台北の近郊に木柵(ムーツァ)という茶所がある。つい最近、MRT木柵線の動物園駅と猫空(マオコン:茶園のある丘陵)を連絡するロープウェイも出来たみたいだし、4日目は木柵の方へ行ってみよう。ホテルからMRTを3線乗り継いで目的地の動物園駅へ、途中の乗り換え駅でやたら家族連れが増える。な~んかイヤな予感・・・

 動物園駅に近づいていくと、MRTの中からもロープウェイの乗り場に長蛇の列が見える。とりあえず行ってみると、ずら~~~とものすごい行列だ。「やめる?」とちぴらに聞いてみたけど、「ぜったいにのる!」って予想していた答え。ロープウェイ開通記念のウチワをもらって扇ぎながら並んでいたけど、5分もしないうちにたら~りと汗が落ちる。10分で20~30mも進んだろうか、試しに計算してみたら最低でも2時間待たないと乗れないと思う。「ダメだよ、暑くて死んじゃうよ・・・」とロープウェイマニアの4ちゃい児を説得しても、「2じかん、まてる!」ってウソばっか。あと10分もしたら、「つかれた~、だっこい~!」となるに決まってる。「おとんはもう挫折しましたから・・・」と列から離れると、「ウワ~!」と泣き出す若旦那。ゴメンよ~、日曜日のロープウェイなんか誘ったおとんが悪かったよ・・・

 さて、気を取り直して(ぴらにあだけ)次のプランへ。ガイドブックによると、お隣のMRT木柵駅から平渓(ピンシー)線の方に行くバスが出てると書いてある。1時間に1本程度らしいけど○島バスよりは本数が多いから、行けばどうにかなるだろう。木柵駅を下りると、ちょうど平渓行きのバスが止まっていた。とりあえず飛び乗ると、中は満員で座る席がない。一番前の手すりにつかまって運転手さん気分のちぴらだけど、乗り降りの人にジャマだから奥へはいる。10分も走った頃、疲れてダレてきたちぴら。なんかフラフラになってるのを見かねて、座っていたおばちゃん(地元民)が抱っこしてくれるという。最初は緊張して力が入っていた若旦那も、だんだんおばちゃんに慣れて、しまいには腕の中でウトウトし始めた。目的地の青桐(チントン)駅までは山道をガタゴト走る、重たいちぴらをおばちゃんはずーっと抱っこしてくれた。途中、深坑という臭豆腐(もの凄く臭い)が有名な街を通り過ぎる。う~ん、バスの中までなんともくさや~な臭い。ぴらにあはずーっと立ちっぱなしだったけど、なかなか面白い小一時間のバスの旅。青桐駅に着くと、「降りるんだよ~、青桐だよ~!(台湾語でたぶんそう言ってる)」って大声で運転手さん、わざわざぴらにあたちに教えてくれたみたい。ホント、台湾のみなさん親切で助かります・・・

 青桐駅から平渓線に乗る。平渓線(非電化)はかつて炭坑で栄えた路線で、廃坑になった今は観光客が多い。青桐駅で平渓線のフリーパス(54元)を買って、日本製のDR1000系ディーゼルカーで十分(スーフェン)駅へ向かう。十分は通りの真ん中を列車が走る街。食堂でゴハンを食べていても、道ばたでかき氷を食べていても、いつでもガタゴトとすぐ横をディーゼルカーが通り過ぎる。十分の人たちには当たり前の光景なんだろうけど、なんかテーマパークにでも来たような感じ。子供たちが線路の中でフツーに遊んでたりするけれど、事故が起きたという話は聞かない・・・


【開通したての日曜日で、大混雑の猫空(マオコン)ロープウェイ。炎天下の中、ちぴらより小さい子供を連れた家族がたくさん並んでるけど大丈夫なんだろうか?。この時の若旦那はホントに泣いている・・・】


【バスで山道を1時間、いかにも炭鉱町という感じの青桐(チントン)に到着。ロープウェイに並んでいたらまだ乗れてないと思う・・・】


【行き止まりの青桐駅には1時間に1本程度列車が来る。「線路に下りるな!」みたいな注意書きがあるけれど、誰も守ってない・・・】


【お姉ちゃんと線路脇で落書きをしていたら(何かのイベントらしい)、いきなり後ろをディーゼルカーが通り過ぎる。ちぴらビックリ・・・】


【DR1000系気動車(日本製)は最高速30Kmでトコトコ走る。平渓線は全線12.9Kmしかないけれど、1時間くらいかかる・・・】


【運転席のドア開けっ放しで走る運転手さん、観光客のおっちゃんと雑談しながら次の駅へ。日本じゃクビになるかも・・・】


【真ん中の十分駅でタブレット交換。こんな懐かしい光景が見られるのは、今どき平渓線と久留里線だけ?】


【十分でも「線路を渡るな!」みたいな注意書きがあるけれど、やっぱり誰も守ってない。平渓線に乗りに来たら、線路を歩かなくちゃダメだと・・・】


【線路脇の樹下食堂でランチ、「タケノコがうまいよ!」って日本語が上手なおじいちゃんが教えてくれた。おなじみ豚バラかけご飯、ビーフン汁、おかず2品で120元(480円)、昨日のトウモロコシと同じ(←まだ言ってる)。それにしても、後ろのお母さんがお美しい・・・】


【台湾は日本より絶対に暑いけど、クーラーのある店が極端に少ない。木の下で自然の風を入れて、これこそエコロジーな生活なのかも・・・】


【いいタイミングで必ずやって来るDR1000系、まん丸尾灯のキハ40(境港線の鬼太郎列車に使われてる車両)によく似ている・・・】
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

700T系台湾新幹線の旅!(その6)

2007-08-18 17:56:15 | おでかけ(海外)
*どう考えてもアリエナイ焼きトウモロコシ・・・の巻!

 旗津の港からタクシーで高雄小港空港へ向かう。この運ちゃんも笑いながらバンバン飛ばす、そしてムチャクチャな追い越し。対向車がクラクションでも鳴らすのかと思ったら、みんな平然と譲ってくれている。う~ん、これが台湾タクシーのルールなのか。30分ぶっ飛ばして空港に着くと料金は310元(1,300円)、100元札を3枚と小銭を出そうとしたら、「オーケー、オーケー!」って小銭を受け取ろうとしない運ちゃん。もぅ、タクシーまでオマケしてくれるなんて、感動して泣いちゃいそう・・・

 高雄小港空港~台北松山空港は、華信航空、遠東航空、復興航空、立榮航空と4社も競合している路線だ。正規料金は2,100~2,200元らしいけど、新幹線と五つどもえでディスカウント合戦を繰り広げてるんだとか。どうりで、エアチケットを値切ってもないのに25%引きにしてくれた訳だ。今回は日本では乗れない飛行機にと思って、華信航空(マンダリンエア)を予約した。もしかして、運がよければ新型のエンブラルE-190ARに乗れるかもしれない。空港に着いたのが出発2時間前の14:30頃、華信航空のカウンターに行くと、「夕方、台北は雷雨の予報が出てるから欠航になるかもしれない。ひとつ前の飛行機に乗りませんか?」と台湾語+英語でお姉さん、まぁ早く帰れるんならとチケットを変更してもらう。搭乗時間まであと10分、ちぴらと急いで出発ゲートに入る。しかし、待てど暮らせどその飛行機はやって来ない。電光掲示板には『悪天候で遅延』と書いてある。そのうちジュースが配られる、何だか判らないけどブドウジュースを2本もらった。結局、替えてもらったチケットの飛行機はやって来ず、最初に予約した飛行機は飛んできた。それまで2時間ちょっとの間、高雄空港の出発ロビーでただ時間をつぶす。ちぴらはベンチの上で丸まって熟睡、ぴらにあもしばし休憩。飛行機が遅れるとか欠航とか、島暮らしですっかり慣れてしまったけど、もしそうじゃなかったらかなり焦ったろうな・・・

 飛行機は期待したエンブラルじゃなくてフォッカー100だった。まぁ、これも日本の国内線じゃ乗れない飛行機だからいいか、B727に似ていてカッコイイし(フォッカーはエンジン2発だけど)。16:35に高雄空港を離陸して、予定通りの17:25に台北空港に到着。今はスッキリ晴れてるけど、地面がビショビショだからすごい雷雨だったんだろうな。さて、ホテルへ戻って今宵は士林の夜市に行こう。・・・って、夜市最寄りのMRT剣潭駅を下りて後悔した。土曜日の夜市はもの凄い人、屋台で晩ご飯を食べるどころか中に入っていく勇気もない。「ダメだこりゃ、帰る?」とちぴらに聞くと、ヤツもやっぱり「うん、ダメだ・・・」ってビビリまくってる。しかし、そのままホテル直帰もつまらないから、夜市には入らずにひとつ先のMRT士林駅まで歩く。途中、焼きトウモロコシの屋台を発見したトウモロコシ大好き4ちゃい児、「くいたい~!」ってかなり熱そうだけど大丈夫?。「いくら?」とお兄ちゃんに聞くと、なんと120元(480円)だという。まさか、トウモロコシがひとつ120元!、世界一のアイスより高いってか?。何かの間違いかと思ってもう一度確認すると、やっぱり一本120元だと。こりゃボラれてるよ、外人だと思ってナメられてるよ。「高いから止めよう!」とちぴらに言うと、「やだ、くいたい!」ってトウモロコシマニアの気持ちは治まらない。結局、120元のバカ高トウモロコシは買った。後ろで2本買ってるカップルは小銭しか出してないから、絶対に240元は払ってないよ。さて、高級トウモロコシのお味はといえば、少し未熟な実をじっくり焼いて、ゴマ味噌(五平餅のみたいなの)つけてさらにあぶってある。悔しいけどうまかった・・・


【高雄空港の出発ロビーで、いつ来るやもしれない飛行機をひたすら待つ。後ろのベンチには同じく途方に暮れているみなさん・・・】


【やっと乗った華信航空でCAのお姉さんオススメの落花生ジュースを飲む。台湾の人はピーナッツが大好きらしく、料理の隠し味にもよく使っている・・・】


【華信航空のフォッカー100、夕立が去った台北松山空港にて。いつも乗ってるいるかブン(B737)に比べると、離陸する時も「エンジンが回ってないのか?」と思うくらい静かだった・・・】


【これが120元のトウモロコシ屋。買う前に何度確認しても120元だと言い張るから、もしかしたら本当にその値段なのかも・・・】


【夜市を歩き疲れて、間口が2mくらいしかない激狭の食堂に入る。肉入りザーサイそば40元(160円)と、豚バラお汁かけご飯20元(80円)がバカうま!。さっきのトウモロコシより安いって・・・】
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クワガタは無料だけど…

2007-08-18 16:48:49 | プチ写真館
ぴら奥さんがノコギリクワガタ(約7cm)を拾ってきたから、ちぴらと港町の雑貨屋まで虫カゴを買いに行く。せっかくだから大きめの飼育箱、おがくずと虫ゼリーも買って二千円弱。お道具の方にお金かかるなぁ…
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする