Ｂ７８７に乗って広島～米子、でもホントに乗った？の旅！（その３）

＊いろは丸か潜水艦か、結局若旦那に負けて・・・の巻！

　最近、話題の鞆の浦（とものうら）に行きたかった。いや、「５歳児が海で金魚を拾う」というオカルト的なアニメーションの影響じゃなくて、いろは丸の展示館に興味があったから。いろは丸は海援隊の蒸気船で大量の密輸品を輸送中、瀬戸内海で紀州藩の船と衝突して沈没してしまった。坂本龍馬は当時あまり認識の無かった万国公法を盾に紀州藩と交渉して、莫大な慰謝料を得たという。日本初の海難審判によると、紀州藩船側に過失大と判断されたが、実は・・・と言うのが真実らしい。最近の調査でも坂本龍馬が「積んでいた！」と主張する積み荷が海底から発見されなかったり、色々とうさんくさいんですけど・・・


【「潜水艦が見たい！」という若旦那の意見で呉へ目的地を変更、まぁ鞆の浦はジブ○好きのちぴ子と一緒に来た方が盛り上がるかも。前に大和ミュージーアムを見に来た時は単なる埋め立て地って感じだったのに、ずいぶん色んな建物が増えましたね・・・】


【てつのくじら館（海上自衛隊呉資料館）はなんと入場無料、掃海艇（機雷除去）の仕事や潜水艦での生活を疑似体験できる。個人スペースは士官も新人隊員も全く同じの３段ベッドのみ、プチ閉所恐怖症のぴらにあには無理ッス・・・】


【操縦席はピッチ（上下の動き）とロール（左右の動き）は別々に２人で操作するシステム、見学者の大渋滞でこの後すぐに席に座るのは中止になってしまった・・・】


【潜望鏡はダミーじゃなくて実際に外の様子が見られるようになっている・・・】


【セイルの上に出ている真ん中の棒がたぶん潜望鏡、かなり鮮明に遠くまで見える・・・】


【沖に伊豆大島に災害派遣に来た大型輸送艦の「おおすみ」が停泊している・・・】


【スーパーの張りぼてカンバンみたいなんですけど、ホンモノの潜水艦なんです。東海汽船のかめりあ丸より少し軽い船体をクレーンで持ち上げて設置したそうな・・・】

《あきしお（ゆうしお型潜水艦）》
○就役　１，９８６年～２，００４年
○排水量　２，９００ｔ（満載時）
○全長　７６．０ｍ
○全幅　９．９ｍ
○機関　ディーゼルエンジン×２（水上）／電動機×１（水中）
○機関出力　３，５００馬力（水上）／７，３００馬力（水中）
○速力　１２ノット（水上）／２０ノット（水中）
○潜行限界深度　４５０ｍ
○乗員　８０名