ぴらにあの写真館 in 伊豆大島→都会へ(新・日記帳)

8年間の伊豆大島生活から都会へ移住しました…
旧日記帳(ODNまいぺーじの思い出)は、BOOK MARKよりどうぞ!

写真館を「くじら山(乳ヶ崎)探検隊」に更新しました!

2008-02-24 23:49:25 | まいぺーじ写真館
 伊豆大島の最北端にある乳ヶ崎(ちがさき)は、クジラが泳いでるように見えるから島ッ子に『くじら山』と呼ばれている。標高95mの山?が海に突き出ているこの場所は、小さい岬ながら由緒正しき古戦場でもあったんだとか。そういや移住4年目にしてまた登ったことがないし、ぴら奥さんは休日出勤で仕事に行っちゃったから、男2人で探検してみようかな・・・

 今から850年ほど前の保元の乱で伊豆大島に流された源為朝(義経のおじさん)が、当地であまりにもブイブイ言い過ぎてさらに討伐の軍勢に追われた時、この乳ヶ崎から放った弓矢が見事敵300人の乗る船に命中して、その船を撃沈させてしまったという伝説が残っている。為朝さんは流された身でありながら伊豆大島から八丈島まで遠征に行ったり、島の代官の娘と結婚して実権を握って年貢を納めるのをボイコットしちゃったり、為朝にナイショで年貢を納めていたのを怒って嫁さんのオヤジの指を切っちゃったり、とにかくムチャクチャなエピソードばかりが残ってるけど、実は大のくさや好きでグルメだったという話も。そんな為朝が乳ヶ崎で破れて自害したのが33才と伝えられている。う~ん、今のぴらにあよりずーっと若かったんだなぁ・・・

【ぴらにあの写真館】←メインページはこちら!


【車道からわかりにくい分かれ道(看板もナシ)を入って、砂利道を5分ほど上っていくと原っぱに出る。ここは、確か、15年以上前に伊豆大島に来た時に車で連れてこられたような記憶が・・・】


【原っぱから急な坂(クジラの背中)をひたすら上ること約10分、ツバキ林の中にいきなり航空障害灯が現れる。高さ60m以上のビルやタワーに設置義務があるこの標識が、こんな自然の山にあるのは珍しい・・・】


【くじら山のてっぺんから見た野田浜とサンセットパームライン、この辺はダイビングや夏の磯遊びで賑わう。左上にうっすら利島(三角のヤツ)も見える・・・】


【360℃の景色がやたら気に入ったちぴら、かなりはしゃいで崖から落っこちないか心配。対岸の大室山(30Km先)の山焼きは2週も雪で延期になって、また今週も強風で延期(3月2日実施予定)・・・】


【いるかブンが飛ばないかお菓子を食いながら待っていたら、熱海からセブンアイランド夢が走ってきた。大島灯台を右旋回して岡田港に入っていく・・・】


【例によって10分ほど遅れてRWY03を離陸していくいるかブン。「タテヤマ6デパーチャーの7,000フィートで羽田へ行くって!」って5ちゃい児、大島RDO(118.6MHz)のクリアランスを聞いて教えてくれた・・・】


【山を下る途中、あっちこっちに謎の穴が開いてるのを見つける。もしかして噴火の予兆か?、はたまた為朝軍勢の落人の隠れ穴か?、いやジネンジョ(山芋)を掘った跡なんだろうなぁ。ぴらにあのじいちゃんも千葉県某所で山芋掘り名人でした・・・】


【野田浜からサンセットパームラインを元町方向に1Kmほど進んだハマユウの丘より、これくらい離れるとクジラの形がよくわかる。もうすぐかめりあ丸はクジラに食われます・・・】


【くじら山をバックに、自称よく歩いたごほうびの牧場アイス(いちご味)を頬張る若旦那。この後、山の温泉に入りに行ってジュースも飲んだ・・・】

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 生意気なヤツ… | トップ | 放浪のゆくえ・・・ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿