ぴらにあの写真館 in 伊豆大島→都会へ(新・日記帳)

8年間の伊豆大島生活から都会へ移住しました…
旧日記帳(ODNまいぺーじの思い出)は、BOOK MARKよりどうぞ!

写真館を「No.743 2016夏の思ひ出・その3(栂池のシシウド)」に更新しました!

2016-08-23 20:54:31 | まいぺーじ写真館
 白馬にもシシウドがたくさん咲いていたけど、合宿をしている山の温泉の周辺にもシシウドは多く生えている。若旦那が小さい頃(まだ島で暮らしていた)、山のシシウドを見て「アシタバ?」って言ってたけど、アシタバも『セリ科シシウド属アシタバ』なので、まぁ間違ってはいない。アシタバの学名『Angelica keiskei』のAngelica(アンゼリカ)は『シシウド』の意味。シシウド属の植物には薬効があるものが多いので、天使のラテン語『アンジェラス』から付けられたと言われている。ちなみに、ケーキの彩りに使われるアンゼリカも、ヨーロッパに自生しているシシウド(セイヨウトウキ)の茎の砂糖漬け。アンゼリカをフキの砂糖煮で代用するのは日本だけの話・・・


【山の温泉から付いてきたおじい&おばぁ(ぴらにあたちと別行動だけど同じホテルに泊まっている)を山荘の前に置き去りにして、若旦那と湿原歩道の探検に行く。白馬連山方面はだいぶ雲が出て参りました・・・】


【湿原に入ってすぐの小川にイワナが5~6匹泳いでる。「観光協会の人が放したんじゃないの?」と若旦那、ぴらにあもそんな気がするんですけど・・・】


【いや~、トリカブトがここにもいっぱい咲いております。ヤチトリカブトとミヤマトリカブトの2種類があるそうで、産毛の直毛か曲毛で見分けが付くそうなんですが・・・】


【トリカブトのアルカロイドは有名な猛毒(弱毒して生薬としても使う)で、少量を摂取しただけで数分で心臓が止まっちゃう事もあるらしい。狂言の附子(ぶす)は主人が秘蔵の砂糖をトリカブトの毒だと偽る話・・・】


【『夏が来れば思い出すぅ~♪』の歌が有名すぎて、ミズバショウは雪解けの季節に咲くと知られていない事実。夏はコマツナの葉っぱみたいな中にイガイガの種が出来てます・・・】


【小蓮華山(たぶん)の山頂付近には雪渓が残っている。晴れていれば白馬大雪渓の方まで見えるはず・・・】


【遊歩道の中間地点を流れる楠川に到着。もっと先にも行ってみたいけど、そろそろ置いてきぼりの年寄りの元に戻らないと・・・】


【地塘(湿原の池)っていいよな、周りの地面より盛り上がっているのが不思議。周囲に生えているモウセンゴケも好き・・・】


【風穴にはまだ雪が残っている。ここの周辺には見えない風穴が多くあるらしく、100mくらいの間かなり寒いッス・・・】


【栂池のスキー場は2~3年前の正月に滑りましたね。あの時は大雪で駐車場の車が埋まってましたけど、新品のスタッドレスで走り回って楽しかったなぁ・・・】
コメント
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