ぴらにあの写真館 in 伊豆大島→都会へ(新・日記帳)

8年間の伊豆大島生活から都会へ移住しました…
旧日記帳(ODNまいぺーじの思い出)は、BOOK MARKよりどうぞ!

写真館を「No.694 2015夏の思ひ出・その5(殺生河原~草津ハイキング)」に更新しました!

2015-09-13 21:09:59 | まいぺーじ写真館
 ぴらにあが中学生の時に歩いた道をちぴらと歩いてみようと思った。殺生河原(ロープウェイの山麓駅)から草津温泉まで、下り一方で1時間半くらいかな。しかし、帰りに草津から殺生河原に戻ってくるのにどうしよう。路線バスに乗ればいいんだけど、ぴら奥さんが下のスキー場まで車を運んでくれないかな。と、軽~くぴら奥さんに提案してみると、「いいよ」ってこれまた軽~いOKが。引き受けてもらってからつのる不安・・・

 「ママ免許持ってるの?」とちぴ子も不安げ、島で運転していたのなんかすっかり忘れてるみたい。「おとんとギーちゃん(ちぴら)は途中で下りて歩くけど、ちぴ子はママと一緒にスキー場まで先に行ってて!」とちぴ子に伝えると、「大丈夫なの?」って目が潤んでますけど、多少の生命の危機を感じているような。で、さすがにいきなりの単独ドライブは不安なので、ホテルから殺生河原までぴらにあが助手席でぴら奥さんに運転してもらう。火山の山頂までは難なく上がって、後は位置エネルギーをエンジンブレーキで押さえつつ下るのだよぴら奥さん。あのさ、山頂の駐車場(現在、火山活動レベル2で閉鎖中)を過ぎて、この先の下りカーブをDレンジ&ノーブレーキはムリだと思うんですけど。あんまり横でギャースカ言うと怒るので、ギリギリになって「曲がれるの?」と聞くと、「たぶん・・・」って言いながら急ブレーキを踏む、どっちなんだよ。「ディスクとパッドが減るからブレーキは踏むな!」と常々ケチってましたけど、今日は2,000m級の山道なんですから忘れてくださいまし~・・・


【殺生河原は穴ぼこだらけ、昔の硫黄鉱山の坑道が崩落しているみたい。5分ほどで小殺生というステキな噴火口に出る、「有毒ガス発生中につき入るな!」と看板があるけれど噴火口向かう獣道が続いている・・・】


【ダラダラと下る、いやほとんど等高線沿いにひたすら歩く・・・】


【土砂崩れなのかと思ったら、ここも噴気口のひとつらしい・・・】


【さっきの場所を振り返ってみると、斜面の上の方にも噴気口が見える。温泉マニアにはたまらない道だな・・・】


【だいぶ雨が多かったのでキノコがやたら生えている。野生動物はキツネにもカモシカにも会えず、アオダイショウが2匹横切っていったのみ・・・】


【木々の向こうにもの凄い湯気が、たぶんあれが万代鉱(昭和45年にいきなり熱水が噴き出して放棄された硫黄鉱山跡で、今は草津温泉の源泉のひとつ)ですな・・・】


【歩きは初めて1時間ちょっと、いきなり未舗装の林道に出る。あっけないハイキングの終わり・・・】


【下れば草津温泉街、でもちょっと上ってみる。途中、地中から伸びる謎の塩ビパイプが。「湯気が出てるから触ってみな!」と中学生に言うと、「絶対にイヤだ!」と断られた・・・】


【たぶん道の下に埋まっている温泉管の蒸気抜き、口に硫黄の結晶がいっぱいついている・・・】


【単なる湯溜まりと侮るなかれ、真夏にこれだけの湯気が出ているのは推定温度80℃以上と思われ。「高温危険、入るな!」って絶対入りませんよ・・・】


【この先が万代鉱なんですけど、ゲートがあって乗り越えないと進めません。「乗り越えちゃダメでしょ!」って中学生、ぴらにあが中学生なら絶対に乗り越えちゃうんですけど・・・】


【ボイルド人間になっても困るので、注意書きに従って大人しく山を下りる。別荘街に到着してから「熊に注意!」って言われましても・・・】


【歩道の周りにはホントにシャクナゲが多いので、春~初夏にかけて歩くといいんでしょうね・・・】


【天気予報でよく出るスキー場でぴら奥さん&ちぴ子と合流、スノボにタイヤをつけただけのグラスカートで盛り上がってみる。ハンドルはただついているだけ(操作は傾きでやる)、47ちゃい児はガチで3回すっ転んでリタイアしました・・・】


【スキー場で暴れた後は無料の共同温泉だな、「あ゛つ゛い゛~!」って女湯の方から少女の悲鳴が。確かに、朝の野沢温泉ほどではないけれど45℃くらいありますもんね・・・】


【ランチは草津温泉名物の「あの生姜焼き定食」、200gのロース肉がじっくり焼かれて歩き疲れた身体になんとも美味いッス。「あの」がついて正式なメニュー名になっている・・・】


【昔は湯ノ花泥棒を防ぐために手の届く範囲の樋にトタン板がかぶせてあったんだけど、見栄えが悪いから止めたのか、最近は誰も湯ノ花なんか盗まないのか・・・】
コメント
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