ぴらにあの写真館 in 伊豆大島→都会へ(新・日記帳)

8年間の伊豆大島生活から都会へ移住しました…
旧日記帳(ODNまいぺーじの思い出)は、BOOK MARKよりどうぞ!

ビンカ&ブルーサルビア…

2008-09-06 14:14:45 | プチ写真館
やっと雨が降って元気が出てきた花壇、それにしてもなかなか涼しくならないなぁ。伊豆のハワイ(昨日の旅番組でそう言ってた)にて…
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

不思議なトラブル(釧路空港編)・・・

2008-09-06 10:41:01 | 乗り物

 昨日の新聞に気になる記事が載っていた。釧路空港から丘珠空港に向かったHAC機が出発承認を受けないまま離陸して、承認時に管制官からパイロットに伝えられるはずのスコークコード(4桁の数字)を入力し忘れたため、地上のレーダー画面に便名の情報が表示されなかったというモノ。まぁ、離陸許可を受けないまま離陸しちゃうとか、滑走路を間違えたとか、そんな事故に比べたら危険性はかなり低いけど、出発承認を受けないまま離陸するなんて、そんなの不可能なんじゃ・・・

 出発承認(クリアランスデリバリー:CLR)は出発約5分前に管制官とパイロットの間で交わされている。ちょうど席に座ってシートベルトを締めて、ちぴらが避難経路のシートでも見ている頃かな。無線交信の内容は目的地までのルートの確認がメイン、と言ってもエアラインは計器飛行は標準出発経路(SID)と最初の経由地、巡航高度の確認くらいで、後は「フライトプランドルート(飛行計画書の通り許可する)」となる。その中でスコークは伝えられて、その4桁の数字をコックピットのトランスポンダという機器に入力する事によって、管制官の見ているレーダー画面に便名や進路、高度なんかが表示される仕組みになっている。ちなみに有視界飛行で特に管制官から指定のない場合は『1200』、新中央航空や師匠のパイパーも大島空港を離陸する時は1200を入力しているけど、途中で横田や羽田の管制空域に入ると変更している。

 で、そのCLRの承認とスコークの入力はエアラインパイロットにとって決まった仕事になっていて、CLRを受けないまま離陸しちゃうなんてまずアリエナイと思う。それって、出発承認の交信をしていない事、スコークの入力をしていない事を、機長、副操縦士、航空管制官の3人とも全く気がついてなかったってことでしょ。しかも、大きな空港では出発承認(CLR)→地上管制(GND)→飛行場管制(TWR)→航空路までのレーダー誘導(DEP)→航空路の誘導(ACC)の順番で航空管制官が分担して管制してるけど、釧路空港や大島空港はレディオ(RDO)が一人でやっている。ハンドオフ(航空管制官の引き継ぎ)の時に間違いが起こったというのならまだ可能性はあるけれど、RDOが出発承認を済ませてない飛行機にタキシングの許可なんか出しちゃうんだろうか?。考えれば考えるほど不思議なトラブルなんだよなぁ・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする