ぴらにあの写真館 in 伊豆大島→都会へ(新・日記帳)

8年間の伊豆大島生活から都会へ移住しました…
旧日記帳(ODNまいぺーじの思い出)は、BOOK MARKよりどうぞ!

秋の沖縄ノープラン、リリーさんの足跡を訪ねる旅!(1日目)

2024-02-06 11:07:04 | おでかけ(国内)
*家~羽田空港~那覇空港~石嶺(オリブ山病院)~首里城~名護・・・の巻!

 秋祭りも終わりまして(ずいぶん前の話ですいません)、お陰様でオレオレのジャムも味噌も完売しました。で、トンズラ先はタダ乗り券で空席があった沖縄にしましょうかね。と申しましても、いったい沖縄で何をしたらよいのやら。とりあえず、本島中部地区のアパートをポチッと予約しまして、レンタカーがあればどうにかなるでしょう。そうだ、この前に見た寅さんがリリーさんに会いに行く話のロケ地巡りでもしましょうかね・・・


【寅さんは旅先で出会った美人にホレて、結局フラれる(あるいは怖じ気づいて身を引く)という話がほとんどですが、リリーさん(マドンナとして最多出演)の「ハイビスカスの花」は、寅さんが沖縄で倒れたリリーさんを助けに行くという、ちょっとパターンが違う話です・・・】


【「沖縄まで電車と船で行ったら3日はかかる」という話を聞いて、寅さんは「もっと早く行ける方法は無いのか、リリーが死んでしまう!」と怒ります。裏のタコ社長が「飛行機で行けば1時間半だよ!」と提案しますが、寅さんは「飛行機だけはダメ!」と難色を示します・・・】


【妹のさくらも「早く行かないとリリーさんが死んじゃうでしょ!(3日じゃ死なないと思いますが)」と説得しますが、「飛行機で行くくらいなら、リリーが死んだっていい!」とメチャクチャです。寅さんのサイ■パス丸出しのこのシーンがぴらにあは大好きです・・・(早朝で食堂も売店も開いてなかったので、モーニングはコンビニのスパムおにぎりです)】


【結局、なんとか説得されて羽田空港までやってきた寅さんですが、今度はジェット機を見て「プロペラがない飛行機には乗りたくない!」と道路標識にしがみついてゴネます。そこに通りかかったJ△LのCAさんのご一行、寅さんはCAさんのカバンを軽々と持ち上げて、デレデレでついて行ってしまいます・・・(この窓の薄暗い画像を見てB787だとわかる方は飛行機マニア認定です)】


【J△LのDC10からヘロヘロで降りてきた寅さんは、やっとこさバスに乗り込んでリリーさんの入院する病院へ向かいます。途中、嘉手納基地の横を通り過ぎるので、病院は名護の辺りかと思っていましたが、実は首里城の北東の方にある石嶺という場所のオリブ山病院が使われたそうです。この坂道をバスが登っていくシーンがあって、写真の左側はリリーさんが見ていた少年野球のグランドがあった所でしょう・・・】


【病院の坂道を下った所に沖縄料理店がありまして、焼きソーキ定食(そば付き)でランチにしました。カウンターに何気なく置いてある泡波の一升瓶は、日本の最南端の地である波照間島で生産されている貴重な泡盛でございます。飲む所で飲んだら1杯ウン千円とゆ~・・・】


【食堂の裏手がオリブ山病院ですが、今は木がたくさん生えている森のような場所になっています。寅さんに出てくるオリブ山病院(名前は違いますが)は、ススキ原の禿げ山みたいな場所に建っています。この辺は沖縄戦の激戦地(前田高地:ハクソーリッジのすぐ近く)だったので、映画制作時は戦争の爪痕がまだ残っていたのでしょうね・・・】


さて、まだ昼過ぎでホテルに向かうのは早いので首里城へやって来ました。車を駐車場に止めるとスコールが降ってきましたので、謎のトリさんと雨宿りしてます・・・】


【龍潭というため池の近くから首里城へ上がってきまして、久慶門から城内に入りましょう。しかし、11月というのに暑いッスね・・・】


【瑞泉門の近くには龍樋という湧き水がありまして、この水は那覇港の近くまで引かれて飲料水として使われていたそうです。しかし、城壁のこんな高い所とか、山頂近くで湧き水が出ていることがありますが、いったいどこに水が溜まっているのでしょう・・・】


【首里城は2,019年10月の火災ですっかり焼け落ちてしまいましたが、復元工事中の様子を間近で見ることが出来るまたとないチャンスでもあります・・・】


【正殿を取り囲むようにグルッと回廊が出来ていますが、普段ならこの場所には登れないのでラッキーです・・・】


【正殿の全体をプレハブで囲んで修理をしていて、階層ごとに修理の状況を見学することが出来ます・・・】


【焼けちゃった龍ですが、「触るな!」とも書いてありませんね・・・】


【この日は日曜日だったので工事はお休みでしたが、ビデオで細かい作業を説明してくれます・・・】


【神社の建材はヒノキ(左の白い方)が多く使われますが、首里城はオキナワウラジロガシ(右の茶色い方)という大きなドングリがなる木が使われているそうです。オキナワウラジロガシは硬くて建材としては最高だそうですが、曲がっている木が多いので真っ直ぐな大木を見つけるのは大変なんだそうです・・・】


【龍の目玉焼きです、こちらも「触るな!」とは書いてません・・・】


【柱の材木に番号がついていますが、ぴらにあはこのような修理とか復元とか絶対出来ないと思います。ぴらにあにやらせたら、柱の材料が何本か余ります・・・】


【東のアザナという一番高い所まで上ってきましたが、普段はここまで入ることが出来るんですかね?。とにかく眺めがいいので一見の価値ありです・・・】


【あづい~、アイス食いたい~。そういや、ハイビスカスの花で朱礼の門は出てきてませんね、だいたいこんな所で安物のシーサーの置物とかバイをやりがちなんですけどね・・・】


【お宿は名護にありますアパート的なお部屋を予約してみました、ポイントは大浴場が完備でございます。まぁ、機能的には充分なんですが(お部屋の中に洗濯乾燥機も設置)、スーツケースを広げる場所と洗濯物を干す場所がありませんので、少し奮発してツインにしておけばよかったと・・・】


【ディナーはアパート近くのステーキ屋さんに行ってみましたが、営業時間になっても全くやっている気配がありません。中に人影が見えましたので声を掛けてみると、「ハイ、やってますけど・・・」とアンニュイなお姉さん、島の店ってこんなのが多いッス(懐かしい感じ)。で、ステーキもさることながらエビが美味かったッス・・・】


【ステーキ屋の目の前の海岸より日没を眺めるの巻、沖縄マヤーさんがまとわりついてきますね。右側の方の海上に明かりを点けた船が夜中ずっと停泊していましたが、島の反対側の基地建設に使う土砂を運ぶための運搬船だそうです・・・】


【アパートの横に川が流れておりまして、チョイと上流に行きますと大きなガジュマルの木があります。コチラは「ぴんぷんガジマル」と申しまして、ここには昔々石碑が建てられていて、その石碑が屏風(中国語読みでぴんぷん)に見えることからこの名前がついたそうです・・・】
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納涼ドライブのハズがっ、灼熱のオホーツク海でホタテ貝を食うぞの旅!(4日目・最終回)

2023-12-31 10:45:55 | おでかけ(国内)
*千歳~南千歳駅~千歳空港~羽田空港~家・・・の巻!

 やっと最終日になって爽やかな8月の北海道になりましたね。このまんま、あと1週間とは言わずいつまでも北海道に残りたい気持ちですが・・・(完)


【ホテル(アパート)には一応フロントはありますが誰もおりません、チェックインもチェックアウトも事前に登録した電話番号を使って機械でやる方式。近いうち、「スマホの2次元バーコードで!」とか言い始めたら、スマホ非携帯のぴらにあはホテルにも泊まれなくなってしまいます。もうね、飛行機も含めて「スマホを持たない者は人にあらず!」って感じですかね・・・】


【最近、「お客様の利便性のため」とか言いながらイジワルをしているとしか思えません。「自分で何でもかんでもやれ、簡単ですよ!」って簡単に言いますけどね、ニ〇リで「MT車のトラックが車庫にありますからご自由にお使いください、家まで簡単に運べますよ!」というのと同じだと思います。ぴらにあにはトラックは何トンでも簡単です・・・】


【さて、飛行機の時間までまだ少しあるので、行き先を決めないで電車に乗ってしまいました。とりあえず、ひとつ目の南千歳駅で降りてみましたが、早速DF200の貨物列車が入ってきました・・・】


【南千歳駅は小さな駅で乗降客はほとんどいないと思いますが、千歳空港への乗り換え駅なので全ての列車が停車します。特急は函館方面の北斗、帯広方面のとかち、釧路方面のすずらんが停まります・・・】


【乗ってみたかったのは石北線のキハ150系ですが、帰りのタクシーがいくらかかるのかわからないので止めておきました・・・】


【千歳線は733系が多くなってますが、ロングシートになってしまったのが残念です。古い721系のクロスシートの一番前と一番後ろが1席×1席になっている(デッキに出入りしやすいから?)のがぴらにあは好きです・・・】


【千歳基地にF-15が駐機しているのもよく見えます。あと、南千歳駅のホーム売店は駅弁も豊富なので、函館や釧路方面にお乗り換えの際は忘れずに買いましょう~!】


【空港に戻ってきまして、フードコートの隣にある大空ミュージアムで遊ぼうと思ったら、フライトシミュレーターが調整中でお休みじゃん!】


【先ほどの模型と同じもののけ系北海道クマちゃん飛行機が来ました。手前のタレ目パンダ(A350の見極めポイントのひとつ)は本日のご搭乗機でございます・・・】


【クマちゃん飛行機はいっぺん乗ってみたいと思ってましたが、意外と早く願いが叶うことになるとはつゆ知らず。A350はやっぱモニターを見てしまいますね・・・】


【離陸2分で苫小牧港から洋上へ・・・】


【1時間で東京湾へ戻ってきました。スカイツリーが右手に見えたら・・・】


【南風時の日中、北日本からの便は左旋回でRWY05(D滑走路)へ向かいます・・・】


【15~19時までは新宿上空を通過してRWY16R(A滑走路)に降りるコースなんですけどね、その場合は左側の席の方が面白いです・・・】
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納涼ドライブのハズがっ、灼熱のオホーツク海でホタテ貝を食うぞの旅!(3日目)

2023-12-23 22:08:04 | おでかけ(国内)
*旭岳温泉~旭岳(姿見の池散策)~上富良野~富良野~占冠~千歳・・・の巻!

 大雪山にチャレンジしたのは何回目なんですかね、たぶん未遂(断念?)を含めると5回以上だと思います。ぴらにあが来るとメッチャガスってるか雨降りますので、いつも北大路欣也さんのように「大雪山は我を見放したか~!」と叫んでしまいます。1回目は腐れ縁のSと北海道南北縦断ドライブで来ましたけどね、天気が悪いのにロープウェイで姿見の池まで上がって、帰りに天女が原駅(今はありません)で途中下車して、クマザサの藪の中にある露天風呂でビショ濡れになりました。もう、あれでヒグマに食われたり、単に足を滑らせて谷底に落ちたとしても、遭難したということすら誰にも知られずに白骨化していたと思います。今頃Sはおじぃとビール酌み交わしてぴらにあの悪口でも言ってるんでしょうけど、さっさと成仏するか化けて出るかどっちかにしてくださいまし・・・


【もう、昨日の大雨で諦めてましたけど晴れました~!。ただし、山道はグチョグチョなので本気で歩くのはムリそうです・・・】


【コレ、旭川にもたくさんいましたけど大量発生しているクスサンという蛾らしいです。幼虫が木の皮や葉っぱを食べるだけで、毒も無いし悪さはしないようですけど、虫が苦手な小娘さんなら觔斗雲に乗って北海道からピューでしょうね・・・】


【このホテルのご飯は美味しいです、そしてお風呂も露天風呂はありませんがいいです。ケチを無理矢理つけるとしたら、ベッドがフカフカすぎてぴらにあは沈んでしまいます・・・】


【天女が原駅は今のロープウェイの中間地点よりちょっと上(写真で尾根のように見える部分)にあって、確か乗り換えるようになっていたと思います。今でも天女の湯は温泉は湧いているようですが、湯船は壊れて入るのはムリみたいです・・・(まず行くのが大変)】


【黒岳方面もよく見えます。かつて、ぴら奥さんと層雲峡からリフトで上がってみたことがありますが、その時もガスって小雨が降ってきて諦めました・・・】


【17.9℃という表示が「壊れてるんじゃ無いの?」と思ってしまいます・・・】


【ハイ~、エゾオヤマノリンドウです~。エゾリンドウの高山種ですが、見た目の違いはエゾオヤマノリンドウの方が寸詰まりなのと、つぼみがあまり開かないんだそうですが、見分けはとても難しい・・・】


「ハイ~、クロウスゴちゃんです~、野生のホモ・サピエンスの大好物でございます~。聞いたところによりますと、甘酸っぱくて美味しいそうです~。気をつけないと口の周りがキングボンビーみたいになるそうです~・・・】


【だいぶ上って鏡池までやって来ました。途中、クロウスゴよりもっとホモ・サピエンスの大好物のクロマメノキも大量に発見しました~・・・】


【この噴気孔の周辺はご多分に漏れず硫黄鉱山があったそうですが、石油から脱硫で硫黄が取れるようになって衰退しました・・・】


【姿見の池まで来たら霧が出てきました。この先は本格的な登山装備と入山届が必要なので下りましょう・・・(ドイツ人のカップルが熊よけ鈴を持って来なかったとモメてました・・・】


【さて、姿見の池ハイキングでだいぶ汚れましたので、ホテルの温泉(チェックアウト後でしたが入れてくれました)で着替えて山を下ります。美瑛町に向かう途中、忠別湖の北側に道道1116号線の入り口(チョボチナイゲート)がありまして・・・】


【この道道1116号線は幻の道道と言われておりまして、秋の1ヶ月ほどしか通行が出来ません。通れなくても特に不便ではありませんが、原生林の中を走る道路として景色がステキなんだそうです。道道1116号線マニアもいらっしゃるらしいです・・・】


【地域密着型の食堂で上富良野ポーク生姜焼きランチを食べまして、地域密着型のスーパーから上富良野産のホップが入ったサイダーを若旦那に送りました・・・】


【一人で食うとデカイ&ちょっと恥ずかしいサンタのヒゲ、でも食わずには進めません。このために生姜焼き定食のご飯はフツー盛りにしておきました・・・】


【富良野から新得方面へ2駅の山部駅はステキな洋館風の駅舎です。ぴらにあはこの時、山部駅(富良野~新得間)は災害による運休だとばかり思っていましたが、富良野~東鹿越駅は運休していたみたいです。どうりで窓が開いていたワケですね・・・】


【まぁ、山部駅に列車が来るとしても1日数便なので出会えなかったのかもしれません。金山峠でデッカイ鹿と会って、湯の沢温泉でお風呂に入って、占冠村のコンビニで地元産のメープルシロップを買いました・・・】


【なんとか日が暮れる前に千歳に到着しましたので、千歳川のサーモンパークに寄っていきましょう。今年の初鮭は遡上したそうですが、ぴらにあは1匹も見ることが出来ませんでした・・・(1ヶ月早い?)】


【本日のアパートは1LDK、室内に洗濯機付きでございます~。こういうタイプの宿泊施設(だいたいフツーのホテルより安い)が増えまして嬉しい限りでございます・・・】


【北海道仕様なので寝室にクーラーがありません、リビングを開けっぱなしにしておかないと蒸し暑くて眠れませんね・・・(まだ北海道は暑い)】


【ディナーは近くのスーパーで調達してきました、メインはいくら1パックでございます。この後、アパートのユニットバスではガマンできず、車でスーパー銭湯(温泉では無かったらしい)に行きました・・・】
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納涼ドライブのハズがっ、灼熱のオホーツク海でホタテ貝を食うぞの旅!(2日目)

2023-12-19 11:10:44 | おでかけ(国内)
*旭川~層雲峡~石北峠~留辺蘂~能取湖~常呂~サロマ湖~遠軽~東川~旭岳温泉・・・の巻!


【さぁて、オホーツク海に向かいましょう。旭川から網走方面は遠軽まで高速道路が出来てますが、ここはチョイと遠回りですが石北峠経由(ぴらにあは下道が好き)で参りましょう。層雲峡の滝はまだ涼しかったです・・・】


【北〇道警のパンダ車にビクビクしながら快調に石北峠を上っていきますと、サミット付近に巨大エゾシカジビエ様が横たわっておりました。あの食材を加工した自動車は崖下でお休みになっていないんでしょうねぇ・・・】


【ぴらにあの大好きな留辺蘂駅は無人になっておりましたので、そーっとホームに入って探検をしていますとDF200の貨物列車(タマネギの運搬?)が入ってきました。すぐ近くにある常紋峠の急坂を上るために機関車が前後(これも重連?←写真のDF200は最後尾)についてます・・・】


【留辺蘂(るべしべ)駅はしりとりで使える「る」で始まるJR駅のひとつでしたが、もうひとつの留萌(るもい)駅が廃止になったので唯一になりました。「そんな駅名あるのか?」と突っ込まれガチなので、ぴらにあは留辺蕊駅の入場券(硬券)を持ってます・・・】


【先ほどの常紋峠にあるトンネルは大正時代に完成しましたが、ほぼ強制労働で100人以上の殉職者を出し、「トンネルの壁に作業員を人柱として埋めた」という伝説が残ってます。昭和に入って補修工事でトンネルの壁を削ったところ、ホントに人骨が出てきたとゆ~。こえ~!】


【能取湖のサンゴ草がちょっと赤くなっていますがあづい~!。サンゴ草は正式にはアッケシソウといって、汽水域の湿地に生えるヒユ科の植物でホウレンソウやテンサイ(砂糖大根)の仲間です。アッケシソウの赤い成分はホウレンソウの根っこ近くの赤い部分と同じ色素だそうです・・・】


【ちなみにアッケシソウは食べられて(やはりちょっと塩っぱいらしい)、ヨーロッパではアスパラ的に茹でたり生でサラダにしたりするそうです。常呂に向かう途中の卯原内駅跡に、9600形蒸気機関車とオハ47が停まってました。湧網線(中湧別~網走)は1,987年まで運行されていました・・・】


【目的地に到着~!、この食堂のホタテ貝定食がぴらにあは日本一だと思います。ここは迷わず帆立づくし定食に即決、ぴらにあは開店直後に入りましたがすぐに満席になりました・・・】


【夏の北海道はライダーの聖地と言いたい所ですが、この気温で皮つなぎ着て走ってたら死ぬぞホント。この日はオホーツク海沿岸でも33℃くらいあって、お店はクーラーがあるからまだしも一般家庭の方は大変ですよね・・・(それで地元民の人が多かった?)】


【サロマ湖の道の駅で焼き帆立をデザートに食いましたが、道の駅は森の中でサロマ湖が見えないんじゃん!。というワケで、一方通行の砂利道をガタゴト上って展望台にやって来ましたが、絶景~&ここもあづい~!】


【道の駅からも登山道で上がってこられますが標高差300m以上、この気温で歩いてきたらヒグマに食われる前に干物になってしまいます。でも、暑いのを除けば気持ちいいです・・・】


【宿泊地の旭岳温泉に向かう途中、遠軽を過ぎた辺りからもの凄い夕立になり、途中で温泉に入るべきか入らざるべきかどころではなくなり、東川町から旭岳へ上る道路が通行止めになるのでは無いかと心配に。おまけにガソリンは心細くなりスタンドは見つからず・・・】


【ズブ濡れになりながらナントカ給油を果たし(どうしてあんな大雨なのにセルフで給油する?)、這々の体でリゾートホテルに到着しました。いや~、奮発して予約したリゾートホテルがステキすぎます。もうね、感動して戦利品の燻製ホタテ貝を並べちゃってますよ・・・】
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納涼ドライブのハズがっ、灼熱のオホーツク海でホタテ貝を食うぞの旅!(1日目)

2023-12-17 22:13:30 | おでかけ(国内)
*池袋~宇都宮(芳賀・宇都宮LRT開業式典)~羽田空港~千歳空港~ながぬま温泉~岩見沢~旭川・・・の巻!

 まだ盛夏の話でございます。3日間の若い衆の集い(大変でした)が終わりまして、涼しい北海道にでも逃亡しましょうかね。と、お得意の飛行機タダ乗りチケットは夕方の便しか取れませんでしたよ。それまでホテルでグダグダしようかと思いましたが勿体ない、そうだ、今日は戦後初のチンチン電車新規開業イベントでしたよね。これはお昼は餃子になるのでしょうか・・・


【飛び乗った新幹線で予約した座席は、お姉さんがスーツケースを置いてお菓子ポリポリ食ってますけど。「すいません・・・(ちょっとムカついてる)」とスーツケースはぴらにあが網棚に上げさせていただくと、「お客様、チケットを拝見!」って車掌さんが声を掛けてきましたよ。え~、東北新幹線って検札ありましたっけ?】


【「こちらの座席ではないようですが・・・」って車掌さん、「そんなワケないでしょ!」ってチケットを確認しますと。うわ~、一番前と一番後ろを間違えて座ってる~!。「結構ですから、このまま宇都宮まで座ってください!」って車掌さん、ハズイ~・・・】


【「C席って3人掛けなんだから、2人掛けの方と間違えるっておかしいでしょ!」と帰ってから若旦那から突っ込まれましたが。違うんですよ~、新青森行きじゃなくて秋田行きの方に乗っちゃったんですよ~。お姉さんのスーツケースはちゃんとぴらにあが下ろして差し上げました・・・】


【あづい~、早く餃子屋が開かないとぴらにあが焼き餃子になってしまう~!。LRT開業キャンペーンでそこいら中盛り上がっております・・・】


【焼き餃子、揚げ餃子、水餃子のセットで千円ポッキリってステキですね。店員さんは「ビールさっさと持って来い~!」のコールに焦ってますけど、ぴらにあは帰りの新幹線の時間が迫っておりチョイと焦ってます・・・】


【関東レモン牛乳を買ってホームに上がると、一番チンチン電車(一般の人は乗れません)が出て行きました。キップを買って乗れるのは夕方からだそうですが、たぶん激混み朝の中央線中野~新宿間よりもゴイス~だと思われ・・・】


【こっちにも乗ってみたいッスけど、飛行機に乗らなくても北の大地に近づいてしまいますね・・・】


【さて、羽田空港に到着しましたが汗だくで着替えたいんですよね。空港内のカプセルホテルでシャワーを浴びられるんですけど、この日は満員で日帰りシャワーは中止になってました。でも、ちゃんと着替える場所があって、案内所で教えてもらいました・・・】


【ちゃんと窓側をキープしましたが、A350は全席モニター付きで機外カメラが見られるので面白いです。これで航空無線の交信が聞けたら言うこと無しなんですけどね・・・】


【積乱雲を右に左に避けて北へ向かいます。北海道も南風なので夕張から岩見沢の方までグルリと回って千歳空港に下りていくので時間がかかりました・・・(降りたら日が暮れてました)】


【日が暮れた千歳空港もあづい~、間違えて沖縄に着いちゃったんじゃないのかと。この後、真っ暗な道を通って長沼町の温泉に行きましたが、施設内にエアコンが無くて廊下や休憩室が灼熱でした。従業員さんが辛いよね~・・・】


【千歳空港から旭川までの間、高速道路のサービスエリアも含めて食堂が1軒も開いてません。この旭川ラーメン店を見つけられなかったら、北海道第1食がセブ●イレブン(せめてセイ■ーマートにすれば?)になるところでした・・・】
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伊勢エビと川の温泉と日本一長いバス路線の旅!(2日目・最終回)

2023-12-03 23:24:15 | おでかけ(国内)
*川湯温泉~熊野本宮大社~十津川村(果無集落)~五条~(名阪国道)~名古屋・・・の巻!

 奥熊野の道の駅で興味深い展示を見つけました。「熊野御幸記」という藤原定家が800年前に書いた後鳥羽上皇との熊野詣での記録日記で、今ならSNSにアップしてますかね。この記録はかなり詳細で、熊野までの道程がどれだけ大変だったのか、やっと着いた熊野(もの凄い山の中と書いてます)で大勢の人に歓迎されて驚いたとか。日々お腹が空いた、足が痛い、熱が出た、敷物さえ無い掘っ立て小屋で寝た、寝たけどよく眠れなかった、海は暑い、山は寒い、夜道が怖い、それでも一日で30Km移動した、もうイヤだ、お家に帰りたい!。でも、熊野川の船は楽チン云々・・・。ほとんどグチばっかりなんですけど(定家はインドア派だったらしい)、それが人間らしくて面白いんです。で、やっとこさ京都に帰ってきて一番嬉しかったのが、「焼き魚を食べてその美味しかったこと!」だそうです。令和の世の中じゃ平民でも車に乗って、山の中で美味いもの食って、温泉に入って、簡単に熊野本宮でお参りして、定家が聞いたら「ズルイ!」って思うんでしょうね。きっと、飛んで着いてきたおじぃも満足したでしょう・・・(完)


【新宮駅5時53分発、川湯温泉6時53分通過、終点の大和八木駅には12時24分着予定の一番バスがペンション前を通り過ぎていきます。167Kmも走るのにフツーの路線バスタイプなのは、ほとんどが狭小路線だからだそうです・・・】


【千人風呂が作られる河原の一部には、常設の露天風呂があって外国の人がたくさん入っていました。どうやらコチラも水着着用らしいのでぴらにあは入りませんでした・・・(どうもパンツを履いて風呂に入るのは苦手)】


【モーニングもマスターの手作りセットでございます~。ぴらにあもこんな所で民宿でもやってみたいですが、放浪癖があるのでダメでしょうね・・・(あと、意外と人見知り)】


【さて、ペンションからトンネルを抜けて5分で熊野本宮大社に到着しました。八咫烏さんがお出迎えです・・・】


【う~ん、荘厳な雰囲気。熊野本宮に来たのは3回目のハズなんですけど、前の2回は全く記憶がありません・・・】


【熊野三山は熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の3社あって、八咫烏さんはみんな違うそうです・・・】


【熊野詣では足腰が悪かったらお参りが出来ません。藤原の定家さんじゃなくても、ぴら奥さんは那智大社のプチ熊野古道で「怖い~!」と泣いてましたね・・・】


【ぴらにあは熊野本宮大社の八咫烏さんが一番カワイイと思います・・・】


【JFA(日本サッカー協会)のマスコットも八咫烏さんなんですね・・・】


【熊野本宮大社から道路を渡って、熊野川の中州みたいな所に大きな鳥居が建っておりますが。実は、ここは大斎原(おおゆのはら)という元々熊野本宮大社があった所だそうです・・・】


【熊野本宮大社は1,889年(明治22年)に発生した熊野川の大洪水で甚大な被害を受け、残った社殿を高台に移して現在に至るんだそうです。かつて、ここ大斎原に渡る橋は無かったそうで、熊野本宮にお参りする人は全員川で身を清めながら渡ったそうです・・・】


【バスを追いかけて十津川村に入りましたが、「果無(はてなし)集落」というステキな場所があるというので登ってきました。しかし、もの凄い急坂でクネクネなのに結構対向車が来るし、だんだん心配になってくるといきなり開けました・・・】


【集落手前の駐車場に停めて200mくらい歩くと、いきなり天国みたいな景色が広がってました。このあぜ道みたいなのが熊野古道(小辺路)だそうです。小辺路は熊野本宮と高野山を結ぶ街道だそうです・・・】


【集落ではおじぃさんがフツーに畑仕事をしていて、コチラをチラチラと見て何も言いませんが「勝手に入るなよ~!」みたいな視線を感じます。家の中を小辺路が通ってます・・・】


【果無集落からまだ上に道路が続いていますが、どこに繋がっているのでしょう。「行くな!」とも書いてないので進んでみると、どん詰まりに1軒の家となんとバス停がありますね。いや~、住んでみたいッス・・・】


【郵便屋さん(バイクであの山道を下るのは怖い)も来てますよね。ここから最寄りのコンビニ(24時間営業)までたぶん2時間くらいだと思いますので、伊豆大島波浮港よりずっと便利です・・・】


【十津川村は明治22年の洪水で壊滅し、それで一部の住民が北海道に渡って新十津川村を作ったんだそうです。ステキな湯泉地(とうせんじ)温泉の共同浴場(どうして熊野は火山も無いのに硫黄泉が沸いているのでしょう?)に入って五条に下りましたが・・・】


【途中から駅らしき跡、廃線跡らしきサイクリングロードらしき等々、怪しい直線道路が国道の右手に続いておりまして、五条の市街地に下ると明らかな高架鉄道が出現しました・・・】


【どこまで走っていた廃線跡かと思いましたが、この遺構は「五新鉄道」といって五条から新宮まで計画された未成線(一度も鉄道が走ったことが無い)の跡だそうです。国道でブチ切れてますが、両側にこれだけちゃんと橋脚が残っているのはスゴイです・・・】


【五新線は大正時代に主に吉野杉の輸送を目的に計画されて、昭和の初め(戦前)に着工しましたが、すったもんだの末に国道168号線(日本一のバスが走っている道路)が完成してしまったので、昭和57年に工事そのものが凍結されてしまいました・・・】


【一時は未成線に作った道路をバスが走っていたそうですが。しかし、もうこうなったら勿体ないので一部だけでもちゃんと作って、未成線観光列車を走らせたら面白いと思うんですけどね。それじゃぁ未成線じゃないじゃん!(チャンチャン)】
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伊勢エビと川の温泉と日本一長いバス路線の旅!(1日目)

2023-12-02 18:10:48 | おでかけ(国内)
*掛川~浜名湖~伊良湖岬~(伊勢湾フェリー)~鳥羽~伊勢神宮~新宮~川湯温泉・・・の巻!

 いつも思うんですけどね、バスやタクシーに乗ると楽チンなんですけど自分で運転できませんよね。例えば、運賃2割増で運転させてもらえませんかね。そしたら毎日の通勤が楽しくなると思うんですけどね。で、日本最長バス路線(167Km)に乗るか、バスを追いかけて走るか、それがモンダイだ・・・


【コチラもまだ3月の話ですが、この頃、チョイと心が乱れておりまして写真撮影が気まぐれでございます。伊勢湾をフェリーで渡ったハズ(しかも上級席で)ですが、デジカメに一枚も写真がありません。で、乱れた心は伊勢エビづくしにカキフライなんか追加してます・・・】


【乱れた心を落ち着かせるべく五十鈴川でみそぎを試みましたが、満開のサクラに見とれましてみそぎを忘れました。なんかね、久しぶりにとてもいい気持ちです・・・】


【神様に近づいていくに従って、対岸にもの凄い人並みが見えてきまして怖じ気づいてます。橋を渡って参道に入ると原宿竹下通りの様相でありまして、やっとこさ内宮の本殿までたどり着きました・・・】


【さて、以前は紀伊半島の移動は道路が細くてクネクネで大変でしたが、サクッと高速道路が出来ていたので日が暮れる前に新宮駅に到着しました。高速道路を使わない日本最長のバス路線(新宮駅~大和八木駅)はコチラから出てます。駅前の像は紀州スギの有名な木こりさんかと思いましたが、有名なお燈祭りの出で立ちだそうです・・・】


【奈良交通・八木新宮線は総距離167Km、168のバス停を6時間半掛けて走ります。途中、3回の休憩がありますが運転手さんの交代はありません。上り下りとも1日3便(長すぎるので3台の往復ではありません)で、地元の人(特に学生さん)や熊野大社詣での観光客に利用されているようです・・・】


【新宮から熊野川沿いに山中に入りまして、1時間ほどで川湯温泉に到着しました。ココは川の中に70℃のお湯がボコボコ沸いていまして、12~2月は千人風呂という露天風呂(単に川をせき止めただけ)が作られます・・・】


【秋山郷の切明温泉(若旦那が大好き!)は石がゴロゴロなのでとても手では掘れませんが、ここは砂利をちょっと退かせば熱湯が出てくるので結構キケンですね。台湾の烏来(ウーライ←AT●Kで変換できました)もこんな感じでしたね・・・】


【前任の方が掘った露天風呂がアチコチにありますが、海パンを持ってきてないのでさすがに入るのは止めておきました。見た目いかつい感じのお兄さん(背中にカラフルな模様入り)がただ一人、ビールを片手にセルフ温泉に浸かっておりまして、なんともステキな感じです・・・】


【本日のお宿は民宿というかペンションというか、奥熊野のイメージとはかけ離れた洋風の雰囲気(ちょっと気になって〇〇トラベルで予約しました)でございます。この前の道路を日本一のバスは駆け抜けていきます・・・】


【窓の外は川の温泉と日本一のバスが見放題です。お客さんはぴらにあ意外は全員外国から来た観光客の人でした。なるほど、インターナショナル熊野詣での皆さん御用達のペンションなのですね・・・】


【夕食は全てマスター手作りのセットメニューの洋食で、お隣の欧米風ご婦人(一人旅)はワインを片手に楽しんでおりました。お風呂も小さい内湯が2ヶ所ありまして、男女別ではなくて貸し切りに出来るようになっていました。カップルの人とかその方が楽しいですよね・・・】


【夜のお散歩でバスに1停留所だけ乗ってみようと思いましたが、「運転手さんに嫌がられるから止めといた方がいいよ!」とマスターのアドバイス。そうかな~、乗ってみたいんだけどな~・・・】
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すだちとワカメと沈下橋、素麺を買いに行くだけの旅!(2日目・最終回)

2023-11-26 16:41:23 | おでかけ(国内)
*美馬市(脇町潜水橋、うだつの町並み)~徳島空港~羽田空港~家・・・の巻!

 「すだち」と「かぼす」ってどっちがどっちなんですかね。調べてみれば「すだち」は徳島、「かぼす」は大分って出てくるんですけど、いきなり出されたらぴらにあには見分けが付きません。でも、比べてみたら大きさが全然違いますね、かぼすの方が断然大きいです。すだちはゴルフボール、かぼすはテニスボールくらいです。あと、酸味や香りはすだちの方が断然強いそうです。つまり、ジュース的に使うならかぼす、薬味として使うならすだちが向いているみたいです。まぁ、外国の人はマグロもカツオも「ツナ」で見分けが付かないそうなので、ぴらにあはまだマシな方なのかもしれません。ぴらにあの知り合いでお寿司の「イカ」と「マグロ」の違いがわからないという人がおりましたけど、それはどうなんですかねぇ・・・(完)


【アパートをチェックアウトしようとするとパパが見当たりません、裏の方でゴソゴソ音がしているので行ってみると、パパが何か片付けをしていました。「あぁ、カウンターに鍵を置いておいてくれればいいよ、また来てね!」と笑顔で見送ってくれました。アパートから5分くらいでモーニング沈下橋に到着しました。う~ん、遠くからでもいい・・・】


【つまりパパは不親切なんじゃなくて、自然体でまるで身内のように関わってくれているだけなんです。「いつもは洗濯機付きの部屋は1泊の人には貸さないんだけどね!」というのはイヤミじゃ無くて、ホントにそうだから言ってるだけなんです。ぴらにあ的にはあのアパートはリピ有りです・・・】


【早速渡ってみますが、この沈下橋は両側にガイドがあってあんまり怖くないタイプで残念。どうせ朝早くて誰も来ないので真ん中で記念撮影をしていたら、「ジャマだジャマだどけどけ~、バカヤロメコノヤロメ~!」と地元の軽トラがやって来ました・・・】


【反対側から見返しているの図。それにしても川の水がキレイすぎます。最近、夜な夜な見ているイ〇テルさんのK国系Youtubeだったら、そのまんまガブ飲みしてますよね・・・(いつもピロリ菌に感染しないかドキドキしてます)】


【真ん中にバイクを止めてモーニングコーヒーを沸かして飲んでいるお兄さんが一人・・・】


【軽なので幅は余裕ですが、マイクロバスくらいなら通れそうです・・・】


【もう、いつまでも見ていたい。ちなみに「沈下橋」というのは四国の呼び方だそうで、正式には「潜水橋」というそうです・・・】


【沈下橋からすぐそばのうだつの町並みにやって来ました。こちらもいい・・・】


【この辺は吉野川の街道筋と水運の要衝、藍の集散地としてもたいそう栄えたそうです。「うだつ」は建物の屋根の両側に作った「卯」の形の漆喰壁で、元々は防火壁の役割を担っていたそうですが・・・】


【うだつはだんだんと装飾の意味が強くなってきて、作るには結構なお金がかかったそうです(見栄の張り合い)。昔は町屋のすぐ裏手に吉野川が流れていて、船が家に直付けできたそうです・・・】


【路地を抜けると昔の船着き場なんですかね。うだつの町並みは吉野川の向こう岸に鉄道が通ってしまい、一時は閑古鳥が啼いたおかげで保存されたそうです。中山道の宿場(妻籠とか)と同じ話ですね・・・】


【「うだつが上がらない」というのは、「オマエさんはいつまでも出世できないから、満足にうだつも作れないんだ!」という話です。脇町にはうだつが上がらない人はいないそうです。さて、マラソン大会を上手いこと避けて空港に戻ってきました・・・】


【ラウンジに入ってみると、「カウンターですだちジュースとオ■ナミンCを差し上げます!」と徳島県ならではのサービスが。ボーディングブリッジの上が展望台になっているのはステキですね・・・】


【ご搭乗機のB767と、たぶん福岡便のエンブラエルがやって来ました。半田素麺はA先輩のプレゼント用、職場配布用(試食)、自宅用と購入しましたら、見事に手荷物無料制限を超えてしまいました・・・】


【「超過分は手荷物で機内へ持っていけば無料です!」とカウンターのお姉さんが教えてくれましたが、全部持つには重いし、今さらバラすのも面倒くさいので800円払いました。しかし、ガラガラですなぁ。これだったら素麺の段ボール箱抱えて乗ればよかった・・・】


【小娘さんと来た時に、徳島空港の近くに700万円台のマンション(3LDK)を見つけまして、ちょっと心が動きました。羽田空港まで1時間チョイなんだから通えますかね・・・】


【今回は鳴門海峡の方には行きませんでしたが、鳴門ワカメは食ったのでヨシとしましょう。そういや、前年に小娘さんと四国で遊ぼうと思ったときも、強風で通行止めで渡れませんでしたね・・・(瀬戸大橋まで行きました)】


【羽田に戻ってきたらエバーのばつ丸ジェット(小娘さんと福岡から台北桃園までタダでビジネスに乗ったヤツ)がいました。そろそろ外国に行ってみたいですね。香港で蝦餃子麺が食いたい・・・】
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すだちとワカメと沈下橋、素麺を買いに行くだけの旅!(1日目)

2023-11-22 23:53:48 | おでかけ(国内)
*家~羽田空港~徳島空港~徳島駅~旧半田町(つるぎ町)~北灘町~旧脇町(美馬市)・・・の巻!

 まだ3月の話でございます~。「A先輩の退職の記念品を買ってきて!」と職場のMリーダー、「ようがすが、A先輩は何がお好みなのでしょう?(ぴらにあが用意するなら食べ物限定)」。「たぶん麺類だよ、いつも食べてるから!」と職場のMリーダー、そうか、A先輩がカップ麺ばかり食べてるのはド〇チ(倹約家ともゆ~)だからじゃなかったんですね~(失礼しました)。ならキマリ、ぴらにあが乾麺の中で最も美味しいと思う半田素麺にしましょうよ、「じゃぁそれで!」ってMリーダー。ハテ、半田素麺ってこの辺でどこに行ったら買えるのでしょう?。ネットで調べてみますと、通販じゃ無くて実際に見て、色々と種類が揃ってて、一番近くて買えるのは、徳島県の半田地区という所だそうですが・・・


【もうね、ゴチャゴチャ考えていてもしょうが無いので、ポチッと赤ブンの徳島行きをゲットですよ。おじぃのゴタゴタが少々落ち着きまして、どこかへ逃亡したかったのも事実でございます・・・】


【結構早朝の便だったので、ウトウトしている間に紀州有田ミカン上空まで飛んできてしまいました。羽田の土砂降りは収まりましたが、まだ雲が低く垂れ込めています・・・】


【あと5分で着陸ですね。徳島空港に下りるのは確か2回目、前回はJACのYS-11が引退する直前に徳島~福岡に乗りに来ました。調子ぶっこいて祖谷渓の方まで行って、危うく飛行機の時間に間に合わなくなるところでした・・・】


【左からすだちくん(徳島県代表)、うずぴー(徳島空港代表)、松茂係長(松茂町代表)がグルグルです。松茂(まつしげ)係長は大根、ネギ、レンコン、のり、ちりめんジャコと名物の目白押しです・・・】


【さて、徳島市内から半田町へはレンタカーでサクッとの予定でしたが、空港でレンタカーの空車が1台もありません。ちょっと離れた怪しいレンタカー屋で「軽のキャンピングカーならあります!」と言われましたが悩む~・・・(赤丸が今回の愛車)】


【もう空港は諦めて駅前のレンタカー屋に片っ端から電話をすると、いつものNレンタカーで「ちょうど軽ならありますけど、どうして空港で借りないんですか?」と聞かれてしまいました。コロナ禍開けで数が減ったレンタカーは奪い合い状態だそうです・・・】


【徳島駅から半田町までは車で小一時間だと思いましたが、初めて軽自動車で走った高速道路は怖い~!。横を松山行きの高速バスが追い越して行きますが、その度に吹き飛ばされそうになります。素麺屋さんは文旦もたくさん扱ってます・・・】


【半田素麺はちょっとルール的に難しい問題がありまして、JAS規格による分類だと素麺にはなりません。元々素麺と冷や麦の違いは、素麺は伸ばして作る(断面が〇)、冷や麦は切る(断面が□)でしたが、JASでは製法に関係なく1.3mm未満が素麺、1.3~1.7mm未満が冷や麦、1.7mm以上がうどんとなってしまったため・・・】


【1.3mmより太い半田素麺(日本一太い素麺と言われてます)は「素麺」と名乗れなくなってしまいました。しかし、後に手延べ素麺に関するルールが定められまして、現在では「半田素麺」がOKになりました。というのもあって、この店の半田素麺は「素麺」とも「うどん」とも書いてないのかもしれません・・・】


【いや~、レンタカーが借りられてホントよかったッス。一時は「列車で行けばいいか?」くらいに軽~く考えておりましたが、駅の時刻表を見て愕然と。途中まで特急とかに乗ればいいのかも知れませんが、こんな時に頼りになる鉄分多めブレイン若旦那様がおりませんので・・・】


【ランチは当然半田素麺と思いましたが、駅前の総合素麺売店のお姉サマに衝撃の事実を突きつけられました。なんと、半田集落には素麺を食べさせる店は1軒も無いそうです。「だって、みんな家で食べるでしょう・・・」って、観光客はどうするんだ~!。というワケで道の駅へ・・・(阿波尾鶏のカラアゲも追加で)】


【せっかくここまで来たのだから、山ン中の温泉でも行ってみましょう。国道を逸れてチョイと剣山の方へ上がっていくと、すぐに平家の落人的な雰囲気になって参りました。高校生の時に習ったM先生はこの辺の出身でありまして、「子供の頃は年に1回食べられるサンマの塩漬けが一番のご馳走だった!」と丸い笑顔で話してくれました・・・】


【さて、レンタカーともう一つのモンダイはホテルでございます。徳島市内のビジネスとかで充分だったのですがなぜかほぼ満室、あってもシングルで〇万円とか意味ワカリマセン。何でも翌日は数年ぶりのマラソン大会が開催されるそうで・・・】


【諦めて徳島市内から離れたホテルを探しましたが、こちらもなかなか見つかりません。で、やっとこさ納得の金額で予約できたのがコチラのホテル?でございますが、ぴらにあが今まで泊まった宿泊施設で最も☆が少ないのでございます~。君子危うきに近寄らずか、怖い物見たさか、間違いなくぴらにあは後者です・・・】


【う~ん、なるほど。施設の評価もさることながら、オーナーのパパさんの評判が・・・なのはよくわかりました。つまり、ここは宿泊施設ではなくアパートなのでございます。オーナーは昔懐かしい感じの大家さん(おそらくこの町の大地主)なのでございます・・・】


【ロビー(といえるのかビミョ~な状態の)にあった壊れたコーヒーメーカーのお隣に小さいカードが山積みになっておりまして、「ウチのコンビニ(すぐ前にあるFマート)でコーヒー飲んでね!」とドリップコーヒーの無料券が無制限です~!。つまり、コンビニもパパさんの店でございます~!】


【晩ご飯は地元のスーパーでと思いましたが、やはり前に小娘さんとも来た瀬戸内海の海鮮料理屋に走ってきました(1時間以上)。ディナータイムにはちょっと早めにやって来ましたが長蛇の列、それでも負けずに並んで鳴門ワカメがメインで・・・】


【いつもどんなに待たされても、注文してからだいたい5分で料理が運ばれてくるミステリー。このお店は昭和30年代に干物屋から始まって、トラックの運転手さんの要望でゴハンを食べさせるようにしたのがルーツだそうです。ここのお刺身や焼き魚は絶対にまた来たくなるお味です・・・】


【また1時間以上掛けてアパートに戻って、途中で温泉にも入ったら小腹が空きましたよね。レンジでチンの徳島ラーメンと、地元の魚肉練り製品で豪遊してます。お風呂には「お湯をあんまり使いすぎると無くなるぞ!(ホントかな?)」とパパからの警告文が・・・】
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おばぁと行く新春の鹿児島、60年前の思い出が鮮明にの旅!(3~4日目・最終回)

2023-09-21 10:47:13 | おでかけ(国内)
*鹿児島市内観光(チンチン電車~JR~城山)~嘉例川駅~新湯温泉~えびの高原~国分(泊)~鹿児島空港~羽田空港~家・・・の巻!

 ぴらにあがまだ小さかった時、おばぁに寝物語でロケット発射基地の話をよく聞かされてました。「基地で〇〇の係をやってた!」とか、「鹿児島では××が大変だった!」とか、「いきなりの出張(荷物運び?)で寝台列車に乗りまくった!」とか、まるでリアルサンダーバードみたいでワクワクしました。家に宇宙の図鑑がありまして(火星人の予想図でタコかイカみたいなヤツが書いてある)、その本に最新技術として内之浦の発射管制室の管制台が載ってたんですよね(今でもその台は内之浦の資料館にあります)。「ココが私の席だったヨ!」ってドヤ顔で、スゴイな~と思いました・・・

 でもね、考えてみたらおばぁは単なる高卒の事務職なんですよね。当時、I川先生はロケット発射基地をイチから作ってニャンコの手も借りたい状態、雑用係のおばぁを猫の手のようにこき使って仕事をしていたのでしょう。宇宙開発について何の知識も技術も資格も無いおばぁが、恐れ多くも「ポチッとな!」に近い仕事をしていたらしいんですけど、今ならコンプライアンス的に大問題でしょうがそれは昭和30~40年代の話。「I川先生がT京大学を退官する時にね、次の仕事の秘書になってくれってボールペン(当時は貴重品)をくれたんだけど、忙しそうだったから断った!」だそうですけど、なんてぇ勿体ねぇ事をしてくれたんでぇ。いや、もし断ってなかったらぴらにあはこの世に存在してない可能性がほぼ100%なワケで。つくづくおばぁはラッキーな人(今でも)だと思います・・・(完)


【おばぁのリハビリを含めてまだ乗ってないチンチン電車の旅を、とりあえずホテルから鹿児島駅方面に行ってみましょう。この平面クロスがぴらにあは好きなので、井の頭線に乗ると一番前にへばりついてしまいます・・・】


【鹿児島中央駅へはJRで、817系はロングシートの500番台なので面白くもなんともありましぇん。「ところでどこ行くの?」とおばぁ、西鹿児島(鹿児島中央と言ってもわからないので)に戻りますよ。「この電車は西鹿児島に行くの?」ってワケワカラン・・・】


【「だってぇ、鹿児島に着いてからは国鉄なんて乗ったこと無いからわからない!」っておばぁ、そうなんですよ、そういうところなんですよ。昔からおばばぁは自分の知っていることはドヤ顔で「アンタ知らないのォ~」みたいな感じなのに、自分が知らない話なると急にシカトするんですよ(トタンに黙る)。さて、「ここはホントに西鹿児島駅(鹿児島中央駅ですが、それは置いといて)なの?」って、この景色でその気持ちはよくわかります・・・】


【ぴらにあが小学校1年生の時に泊まったホテル(西郷さんの終焉の地近く)を探しに行きましたが、どうしてもみつかりません。おばぁは「こんな所だった?」とトボケてますけど、ぴらにあの記憶にある線路の見え具合からするとココです。近くのオミヤゲ屋さんで聞いてみたところ、「今は海の方に移転したけど、前はそこのマンションの所(だいたいぴらにあがココだと思った場所)だった」だそうです・・・】


【せっかくガソリンエンジンで発電してモーターで走る電気自動車を借りたので山道ドライブへ行ってみましょう。鹿児島空港の最も近い嘉例川駅にやって来ましたが、このレトロな駅は1,903年(明治36年)に開業したままの駅舎(JR九州最古)だそうです・・・】


【駅舎の中は昔使っていた機器や写真の展示館になっています、ぴらにあの好きなダブレットの回収機(グルグルのヤツ)もありますね。駅ニャンコのさんちゃん(雌)はこの日は見当たりませんでした・・・】


【肥薩線の嘉例川駅は国鉄時代の1,984年から無人駅ですが、かつてはお茶の生産に関係する物資や、霧島方面の温泉に行く人でたいそう賑わったそうです(湯治客のマイ布団の取り扱いが多かったそうです)。2,022年まで特急(はやとの風)が停車する珍しい無人駅でした・・・】


【さて、霧島温泉郷の中にある新湯温泉にやってきました。ここは小さな国民宿舎が1軒のみの営業です。硫化水素臭のする乳白色のお湯で、ぴらにあの大好きな「ザ・温泉!」です。西日本にアリガチなちょっと温い(銭湯でも40℃以下が多い)のが残念・・・】


【電気自動車は高速や郊外の平地ではノーマルモード(フツーのAT車の感じ)、市街地や山道ではEcoモード(アクセルのオンオフのみで大体走れる)が便利です。前の型だとノーマルとEcoの切換を走行中に行うとショックがありましたが、新しいのはそれを感じない作りになって走りやすいですね。新燃岳は登りたくても登れません・・・】


【あと、前の型のEcoモードはアクセルをオフにすると完全に停止しましたが、新しいのはクリープ状態まで減速して停止するにはブレーキを踏まなくてはなりません。これは初め「面倒くさいな!」と思いましたが、駐車場に入れる時にはEcoモードだと微妙なアクセル操作が求められて難しいので、アクセルの踏みすぎでコンビニに入店するのを防ぐ措置だと思われ。えびの高原から韓国岳(左奥)には2時間程度らしいですが、今は硫黄岳(右手前)が登山禁止なので、行くならグルッと遠回りするしかありません・・・】


【えびの高原からの下りでちょっと怖かったのは、所々凍ってるカーブの先ではありませんでした。回生ブレーキでバッテリーが満タンになると、Ecoモードでアクセルをオフにしても回生ブレーキの効きが悪くなりますよね(過充電の保護対策?)。で、必要が無いのにエンジンをブン回してムダな電気を使うとゆ~・・・(ブレーキを踏めば大丈夫ですが、いきなり来るのでちょっと焦る)】


【本日のお宿は某有名科学機器メーカーの社名が冠されている珍しいホテルでしたが、アメニティに新品のスマホとかはありませんでした。見た目はインダストリアの三角塔みたいでカッコイイですが、高所恐怖症だとチョット怖いです。あと、長い廊下の先(本館)のレストランと温泉が遠い~・・・】


【最終日はまたもやモーニングも早々に空港にやって来ましたが、レンタカー屋さんは「8時にならないと送迎のバスは出ません・・・」と無慈悲な。しょうがないので、おばぁを連れてスーツケースを2つ引っ張って空港駐車場を横断するというリハビリを追加オプション。小型機が並んでいる景色がなんとも鹿児島らしいです・・・】


【霧島連山が一望のハズですが、霞んで全然見えません。この4日間でおばぁはスタスタ歩けるようになりましたが、また家に戻ったらグダグダの生活に戻るんでしょうね・・・】


【また連れてきてやりたい気持ちはありますが、やっぱ何日も2人でいると色々と大変でした(詳細は割愛)。モンダイは羽田空港から家までどうやって行くか、駅の乗り換えとはかぴらにあが荷物を持つことになるんだろうし、リムジンバスはちょっと時間が空いちゃってますね。しょうがないので、初めてシータクで家まで帰りましたが、高いけど早くて便利ですねぇ・・・(飛行機代に比べたら安いか?)】
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