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神宮大会2日目①。

2006-11-14 09:37:01 | 野球観戦記
神宮大会2日目です。
haluは初めて、神宮第二球場に足を踏み入れたのですが…狭っ!!
神宮球場もそんなに広い球場じゃないけど、それに輪をかけて狭い!!
しかも、外野のフェンスのすぐ後ろに高いネットが張ってあるから、
妙な圧迫感が感じられます

第1試合は、早稲田大学対大阪産業大学です。
両校の先発は、早大・宮本くん、大産大・入江くん。
両投手とも、立ち上がりがあまりよくありません
入江くんも宮本くんも、緊張からか球が高目に浮いてしまっていました。
しかも入江くんはかなりの制球難…キャッチャーのミットに球が納まりません

先に捕まったのは、宮本くんでした。
1回裏、大産大の攻撃。
先頭打者を内野ゴロに打ち取った後、2番・川中くんにライト前ヒット。1死1塁。
3番・竹谷くんは浅いセンターフライに打ち取り、2死1塁。
4番・大野くんには、粘られたあげくライト前ヒットを打たれ、2死1,2塁。
5番・籾山くんと6番・豊岡くんが、
揃ってライトのフェンスにダイレクトに当たる2塁打を放ち、一気に3点。
ここで早稲田の捕手が、細山田くんから笹沢くんに交代します。
しかし7番・加藤くんにもレフト前ヒットを打たれ、2死1,3塁。
更に、8番・武富くんの打席の初球でダブルスチール
このダブルスチールのタイミングが素晴らしかったです
東京六大学のリーグ戦や新人戦で何度か見た攻撃でしたが、
こんなにあっさりホームを奪うダブルスチールは初めて見ました。
ホント、客席で見ていて感動したもん
大産大、1回終了時点で早くも4点のリードです。
全得点が2死から…というのが、打線の繋がりを現していますね。
宮本くんは、立ち上がりが悪いこともありますが、
かなり研究されているのかな?という印象を受けました。
右打者(4~7番)にとことん打たれていました

2回表。4点を追う早稲田の攻撃です。
相変わらず制球の定まらない大産大先発P・入江くんを攻めます。
この回の先頭打者、5番・宮本くんがストレートの四球で出塁。無死1塁。
6番・小野塚くんはショートゴロ…ゲッツーコースでしたが、
球足が速く、しかも転がったコースも幸いし、
ショート・川中くんがグラブの先でこの打球を弾いてしまいます。
ラッキーな内野安打で、無死1,3塁。
7番・泉くんがライト前タイムリーを放ち、3塁走者の宮本くんが生還。
1点返し、なお無死1,2塁。
8番・本田くんがバントで送り、1死2,3塁。
9番・笹沢くんには、おそらくスクイズを警戒して際どいコースを突いてきますが、
それがことごとく外れてしまいストレートの四球。1死満塁。
1番・上本くんがセンターへの犠牲フライ。
当たりが浅く、しかも返球のコースが良かったので、
非常に際どいタイミングだったのですが、
キャッチャーがボールをこぼしてしまい、3塁走者の小野塚くんが生還。
ちなみに、アップした写真はこの時の様子です。
早稲田、この回2点目。2死1,2塁。
2番・前田くんが、カウント1-3からの、ストライクを取りにきた球を左中間に弾き返し、
走者一掃のタイムリー2塁打を放ちます。
ここで大産大は投手交代。入江くんに代わり、中田くんがマウンドに上がります。
この中田くん、代わり端、初球にワイルドピッチをかますという場面もありましたが、
3番・松本くんを無難にレフトフライに打ち取り、スリーアウト。
早稲田、4点を取られた直後に4点を奪い返しました。
…しまりの無い試合だなあ

しかし、この後しばらく試合は動かなくなります。
宮本くんは、2回裏も微妙に制球が定まらなかったのですが、
3回以降はいつもの宮本くんに戻っていました
大産大も、中田くんが良かった!!
球はそんなに速くは見えなかったのですが、
右打者の内角高目から外角低目へ落ちる変化球が、落差が大きくて素晴らしかったです

試合が動いたのは、5回表でした。
この回の先頭打者、3番・松本くんが1塁強襲の内野安打で出塁。無死1塁。
4番・田中くんの打席の、0-1からの2球目を、中田くんが暴投。無死2塁。
田中くんは1-3からピッチャー前へ送りバント…
しかし何故か、ピッチャーの中田くんがこれをスルー…何故!?無死1,2塁。
続く5番・宮本くんは三振に斬って取りましたが、中田くんはここで降板
後を継いでマウンドに上がったのは、吉元くん。
6番・小野塚くんが、初球にスクイズ!!
これが決まり、早稲田、1点勝ち越しです

6回表。この回の早稲田の攻撃が凄かった!!早稲田じゃないみたい!!(褒め言葉)
大産大の吉元くん、かなりコントロールが悪い
丁寧に投げてはいるものの、ボールが先行してしまい、
ストライクを取りにきたところを狙われる…という最悪のパターンでした
1死後、1番・上本くんがレフトへホームラン
更に2死後、3番・松本くん、4番・田中くんが連続でホームラン
早稲田、なんとこの回3本のホームランで3点追加。
早稲田らしからぬ点の取り方で(失礼)スコアは8-4。

9回表。
この回の先頭打者、4番・田中くんがサードゴロ。
しかしサードの赤澤くんが打球をファンブルし
さらに1塁への送球が逸れてしまいます。無死1塁。
5番の代打・生島くん、6番・北崎くんが連続2塁打で、更に2点追加。
スコアは10-4。

9回裏。
早稲田のマウンドは、6回・須田くん、7回・山本くん、8回・福本くんと
1回ごとに代わっていて、全員無難にアウトを重ねていました。
9回のマウンドは、松下くん。
この松下くん、ストライクが入らない!!
先頭打者の6番・豊岡くんに、初球をデッドボール。無死1塁。
7番・加藤くんは、0-1からの2球目をセンター前に運ばれ、無死1,2塁。
8番・代打の島谷くんには、1-3からの5球目をセンターオーバーの2塁打を打たれます。
この島谷くんの打球の軌道がとてもキレイでした
島谷くんの2塁打で、2塁走者の豊岡くんが生還し、10-5。
しかし大産大の攻撃もここまででした…。

早稲田らしくない長打攻勢もあり10-5というハイスコアで、
早稲田が準決勝に進出を決めました。

初回は両投手の立ち上がりの悪さから、どうなることかと思ったのですが
立ち直った後の宮本くんのピッチングは、本当に堂々としたものでした。
客席で見ていても、大産大が打てる気がしませんでした。
短いイニングでの目まぐるしいピッチャー交代も、
大産大の打者は戦いにくかったんじゃないかなあ。
不安材料としては、やっぱり上本くん…。
5打数2安打(うち1本はホームラン)、更に犠牲フライあり(メチャメチャ浅かったけど)…と
打撃はやや上向き?なのかもしれませんが、守備が危ういなあと。
エラーしたというのもあるのですが、
打球の処理が遅いなあと感じる場面が何度かありました。

大阪産業大学は、やっぱりピッチャーがなあ。
先発の入江くんと3番手で登板した吉元くんの制球難は、
さすがに「ちょっとこれは…」というカンジでした。
1回と9回以外は早稲田投手陣に完璧に押さえ込まれてしまったこともあり、
攻撃面で印象に残った選手はあまりいないのですが(スミマセン)
強いて言えば、代打で登場した島谷くん
試合経過にも書きましたが、本当に打球の軌道がキレイでした。


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4 コメント

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TBありがとうございました (風屋)
2006-11-14 12:24:44
「やっぱり早稲田も見たかったなー」と
今朝も次男はボヤいておりました。
・・・が、予定通りの日程だったら
所詮敗退の筑波は見られなかったと思いますし、
まぁ「見たい」と思ってくれるだけでもOKですね(笑)

来春の早慶戦を見たがってはいるのですが、
高校野球も春期大会のまっただ中という時期。
テスト休みでもあれば見に行けるんですけどねー(^^;
うちの高校は部活を引退した翌日から受験生なので
部活中以上に時間が取れないのですよ。
従って秋も無理かなぁ・・・。
夏休み中なら何校か練習会に参加するつもりらしいのですが。
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TBありがとうございます (瘋癲球人)
2006-11-14 22:42:57
毎度、TBありがとうございます。
昨日は行けなかったのでレポート助かります。
明日も勝って、明治神宮初優勝です。
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風屋様 (halu)
2006-11-14 23:37:14
こんにちは!!コメントありがとうございます。
早稲田は順調に勝ち進んでいますね。リーグ戦の時とは違って、打線に破壊力が出てきたのが素晴らしいと思います。…でもhaluは、決勝カードでは亜細亜大学を応援してしまうと思います…中田ぶ~ちゃんが良いのです!!
早慶戦は、確かに一見の価値はあると思います。でも秋は受験の追い込み期ですもんね。春のほうが、まだ余裕はある…のかな?
野球も勉強も、頑張ってくださいね!!
またお越しくださいませ。
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瘋癲球人様 (halu)
2006-11-14 23:46:59
こんにちは!!コメントありがとうございます。
普段のリーグ戦とは異なり、トーナメント形式の対戦は、見ているほうも緊張感がありますね。
決勝は…一体どうなるのでしょう???早稲田は宮本くん、亜細亜大学は糸数くんでしょうか?両投手とも立ち上がりにやや不安があるので、明日の試合こそ「先手必勝」というか、先取点を取った方に分があると思うのですが…打線の破壊力は、早稲田の松本くん&田中くん(&打者・宮本くん)よりも亜細亜の中田ぶ~ちゃん&岩本くん&小粥くんのほうが勝っているように感じます。でも、亜細亜は早稲田よりも、攻守に渡ってひとつひとつのプレーが粗いように思うので…う~ん、本当に予想がつきません。
またお越しくださいね!!
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