都会のセミ

今日はとっても涼しくて、連日の暑さのせいか、外は肌寒いと思うほど。

広島のＮＯＶＡならぬ農婆だと言っている、友達から朝早く、収穫したオクラの写メがグループメールで届いて、
また、チャット状態の携帯になってしまった・・・

「涼風が立つとはこういうことをいうのかしらね。」などと、メールが入り、
この涼しさに一時みんなホッとしている様子。
それぞれが近況報告しあったり、しばらく親指は携帯ボタンの上で踊っていた

そんな、チャット状態の合間に、生ゴミの缶がベランダに置いてあるので
ゴミ出しにベランダに出ると、アブラ蝉がベランダで死んでいる
否、弱っている。
早速写メしようと、携帯カメラをむけると、ジタバタした。
「ベランダで弱ってしまった蝉です 力尽きそうでジタバタしてもう飛べそうにないよ～　自然界は夏も終りになりつつあるんだね。」

そう言えば、前回チャット状態だった時、
「隣の家のモルタルの外壁に蝉が止まって鳴いている、都会の蝉はこんな所でも、鳴くんだね。写メしようと思ったけれど、高すぎて無理でした。」
みたいな事を入れた。

蝉の写メに
・今年は蝉が少ない、去年はうるさいくらいだったのに、
　７年前は冷夏だったのかとか、
・４時半頃から、めざましよりも喧しいとか、
・季節の終りは寂しいとか　　・・・
それぞれに反応が帰ってきた

夏の終りは寂しい。

結局蝉は、こんな所では死ねない、
犬の餌食になってしまう
と思ったかは知らないけれど
最後の力を振り絞って、どこかに飛んで行った様です。