8日のショートプログラムに出場した羽生は、冒頭の4回転サルコーを飛ぶ際に氷上の穴にハマって1回転になる痛恨のミス。その後の演技は完璧にまとめたが、8位と出遅れ「踏み切りの直前に自分の(ジャンプでできた)穴ではなく、他のスケーターの穴が存在していてガコっとはまってしまった」と説明した上で「氷に嫌われちゃったな」と苦笑いを浮かべていた。
まさかの展開にSNS上では「穴を作ったのは誰だ!?」とばかりに犯人探しがスタート。ロシアメディア「スポーツ・エキスプレス」は「熱狂的なファンたちが調査し、アンドレイ・モザレフが犯人であると突き止めた」と報じた。
同メディアは「我が国のスケーターが羽生選手のファンから命を狙われている」と、物騒な見出しで報道。モザレフは羽生の直前に滑走した選手で「ウォームアップでモザレフ選手が常に羽生選手の隣にいることが気に食わない人がいた。それで『羽生選手の邪魔をした』と言う人がいる」と説明。
すでにモザレフのインスタグラムには誹謗中傷が殺到。同メディアは「脅迫の多さに数時間でアカウントが閉鎖されたほどだった」と伝えた。
当然穴をわざと作る選手はいない。羽生の人気は日本だけにとどまらず、開催国の中国でも絶大なものがある。行き過ぎた行為は羽生本人を苦しめることになるのが、わからないのだろうか。
ご訪問ありがとうございます♪( ´ ▽ ` ) ポチッと応援クリックして頂けたら嬉しいです。