秋の故郷で・・・

ココの後ろの建物が私の生まれた家です。

今どきもう見かけなくなった、古い家です。


昨日が暖かかったので、今日の寒さが堪えます。
昨日は信州も暖かかった。
でもやっぱり信州は秋も深まりつつあり
紅葉もちらほら見られました。

今日は忙しかった一週間が終わり、ちょっと脱力感。
でも、二週間ぶりにの前に座りブログ書いてます。
久し振りに田舎の家に滞在し、

雑草の庭を歩いてみて、子供の頃の事を思い出しました。

子供の頃私の腰丈しかなかった小さな姫リンゴが
天を仰ぐほどの大きさになっていて
たまに取ってかじってみた事を思い出したり

もう、届かないほど高い所に実がなって取れないが
その渋みのある味も懐かしい。
今は荒れ果てているけれど、それでも懐かしく
落ち葉や枯れた雑草を踏みしめて歩いてみた。

雑草の庭に咲く一杯のコスモスは私の身長よりも高く伸び
風にゆらゆらと揺れていた。

今年の春先、母が夏にはここに帰りたいと言っていたっけ
いまやっと、母はここに帰って来た。
生きている内にもう一度見せてあげたかったな。
この景色。

夜になるとライトアップされるこの建物も
見せたあげたかった。

・・・・∞・・・・∞・・・・∞・・・・∞・・・・∞・・・・∞・・・・

朝起きて、毎朝していた母の身の回りの世話が無くなった。
そして母の姿の無い母の部屋

でも、母がもうこの世に存在しない事も実感もない
なんか、旅行に出かけているだけの様な気持。
寂しさや、淡い喪失感はあるが、悲しくは無い。
でも、もっと一杯母と話しておきたかったと
それだけが心残りだ。






　
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全て終わって

全て終わって帰って来ました。

あぁ、なんと慌ただしくバタバタな一週間だった事か！

月曜日の母の死から、翌日の納棺とお通夜。
水曜日は出棺と火葬。
翌日は朝早く家を発ち、姉を拾ってお葬式の打合せとお葬式の為に信州に、
土曜日にお葬式と納骨、
日曜日の午前中、近くに住む甥の運転で、助手席でうとうとしながら帰って来た。
本当に疲れてしまった。

少しのんびりしたいが、色々な手続きが待っている。
年金だの介護保険だのを停止したり、
二世帯住宅になっている、電気、ガス、水道を一世帯用に工事したり、
あれこれやらなければならないし、忙しい。

それが終わったら、東京の田舎、あきる野を歩きまわろう。
紅葉が始まりつつある中央道を走りながら、ふとそう思った。





　
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