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つれづれなるまんまに(是非に及ばず!)

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烏合の衆

2006年11月08日 | つれづれなるままに
昨日で11月度如月会の出欠を締め切ったのだが、
もう少しで90名に到達しそうな勢いだった。
今年から如月会の集客状況を私が管理しているのだが、
開催前の時点での80名突破は今年初である。

何が要因なのか?

沖縄からスペシャルゲストを招いて、昔ながらのメンバーがご無沙汰参加してくれるのも要因の1つだが、
集客が出来る人が数人参加者の中に含まれていることが大きな要因。
これは先日買った本にも書かれていて、
その時は"ふぅ~ん"といった具合に流していたのだが、
今回それを肌身で感じたのだ。

どういったことかというと、
人脈というのは、たくさんの人と知り合うよりも友人を多く抱える"キー"となる友人と深く接した方が良いというのだ。

人と深く接するには当然時間がかかる。
時間がかかるということは多くの人数との接する機会が少ないということだ。
例えば、2時間のパーティーで100人の参加者がいたら、どこまで人脈を広げられるか?
単純に名刺を100枚配れば2時間以内で済んでしまうだろう。
しかし、それで本当にその人のことを覚えてもらい、人脈となりうるだろうか?

答えは「No」だ。
よほどの有名人か取引上重要な名刺でなければ、
ただ単に配られたような名刺になんぞに興味は無い。
要するに顔と名前が一致しないような名刺は
数多い名刺の中に埋もれるのが関の山だ。

だとしたら、100人全員と知り合おうなんていう"数打てば当たる"的考えではなく、
ほんの数人かもしれないが深く知り合おうという考えの方が得策だろうと思う。
欲を出せば、名刺をバラ撒きしつつもその中で"これだ!"という人を
ピンポイントで見抜き、深く接する方のが更に得策だと思う。

まあ、その前に自分自身が魅力的でなければ誰も興味を引かないことは言うまでも無い(笑)。

当初は50名弱を予想していた11月の会だが、
まさか90名近くの参加予定になるとは・・・。
スペシャルゲストや既存のメンバーや新規メンバーと接する時間は2時間半、
時間の配分と重点(優先順位)をどこに持っていくか事前に検討しなければ、
時間は無駄に流れ、せっかくの参加者との縁は烏合の衆になりかねない。

会として、幹事としての最大の成果はリピーターを作ること。
そのためには参加者それぞれがある程度の目的を達し、理解し、楽しみ、
また次回以降も参加したいという気持ちを持っていただくこと。
こんな気持ちを持つ人が運営者以外にも数人誕生すれば、
まもなく8年目を迎える如月会は更に発展して続くだろう。

個人でも団体でも同じことがいえる。
それは、キーマンを持つことだ!
そして、キーマンを嗅ぎ分ける嗅覚も。