POPPO NEWS 2

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山肌の見ごたえ「味彩」 (つるぎ町一宇・久藪地区のあじさい)

2013年06月26日 | 徳島の花景

雰囲気があったり、おもしろ味があったりすることを
「味がある」とも表現します。

この時期、緑一色になりがちな奥山の森に、
赤紫や青紫、青や白などの色で見ごたえを与えてくれるのは、
雨が似合う花「紫陽花(あじさい)」です。

そんなわけで、今回のポッポニュースでは、
紫陽花ではなく「味彩」と書きたいと思います。

ちなみに味彩の色は、土壌の酸性度で変化すると聞いたことがあります。
自ら実験したわけではないのですが、たぶん本当なのでしょう。

今回のポッポニュース掲載の写真を見てもらって分かるように、
隣り合わせの花でも、花色が大きく違っていることが少なくありません。

そこで土壌の酸性度うんぬんの話を根拠にすると、
土壌の性格は相当に不均一で多様なのだと気づきます。

料理やスイーツの味付けはもちろん、平等の名の下の「均一」と、
そこから想像できる「安心」に慣れてしまったピジョンズ・パークには、
混沌(こんとん)が生む「違い」が、とても新鮮に感じられたりしたのです。

ひねった蛇口から一滴の水も出てこなかったり、
飛べると見積もった向こう岸が案外遠かったり──本当のところ、
この世界はままならないことだらけだったりするのだけれど、
一方でそれだからこそ楽しいのだと教えてくれるのが、
徳島県西部の山間のマチ・つるぎ町一宇久藪の森に咲く味彩群。

写真は、昨年の明日(2012年6月27日)に撮影したもの。
今シーズンもそろそろ見頃か──。
緑の森に、いっそうのおもしろ味を添える「あじさい」の色具合が
とても気になるのです。


▲屋根より高い「色」は、鯉のぼりだけじゃないみだいです


▲お堂から登ってきた「混沌」山肌を振り返りました


▲色は個性です。そして個性と個性の間をつなぐのも、どうやら個性であるようです

This program is presented by pigeons-park.








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2 コメント

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こんにちわ (雨乞滝の女神)
2013-06-26 11:15:22
今年の久藪の紫陽花まつりは16日だったように聞きました。雨不足でしたが、花はどうだったのでしょう。
去年の花は見事でしたねえ。「味彩」か、う~ん、
そして「個性と個性をつなぐのも個性」 本日の名言でした。
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出たくてウズウズ (chamuneko(管理人))
2013-06-26 11:48:54
女神さま、コメントありがとうございます。
今日も、あじさいを引き立てるいい雨が降ってます。
長靴をはきたくて、ウズウズしてるのですが^^;

話は変わりますが、竹田城行かれてたのですね。
偶然ですが、ピジョンズ・パークも近くまで足を運ぶ予定。
女神さまの見てきた風景をおさらいしてみようかなぁ。
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