阿波市のホームページによると、吉野川北岸の同市と
南岸の吉野川市をつなぐように設けられた吉野川柿原堰は、
全長1.15km、大正期に完成したとのことです。
堰をつかって導かれた吉野川の水は、
農業用水をはじめ一部は飲料用にも利用されているそうです。
夏場、堰周辺はアユを狙う太公望たちでにぎわい、
カワウやサギなどの野鳥も多く飛来します。
そういえば剣山などの山上では、紅葉が見頃を迎える頃。
一方で昼の柿原堰に涼しい秋風はなく、
角度の浅くなった日差しが容赦なく顔を焦がします。
ただ渇水した吉野川の流れは、
川底まで透けて見えるほどに澄んで堰を越え、
蒸し上がりそうなピジョンズ・パークに、
秋の涼を感じさせてくれるのです。
▲渇水で浅くなってはいるが、勢い良く堰を越えていく吉野川の流れ
▲裸足になりたいと思った
▲まるで墓地のようだ
▲水流を弱め、魚がさかのぼりやすく工夫された魚道。でも、水がない…
This program is presented by pigeons-park.