ナカ奧(那賀町木沢地区)を流れる坂州木頭川に注ぐ清流・沢谷川。
合流点間近に落ちているのが、名瀑〝大轟の滝〟です。
ピジョンズ・パーク(P.P)のポッポニュースでは
何度も登場している(P.P)読者のみんなにはお馴染みの滝。
剣山南面に連なる山々から集めた谷水を蓄えた
丸い淵はエメラルドグリーンに静まり、
ある時はコバルトブルーに弾んで、
幾筋にも別れて落ちてくる龍水を受け止めています。
そしてこの滝は時にスガタを
大きく変化させることはあまり知られていません。
春の新緑、夏の深緑、そしてもうそこに近づいている
秋の大紅葉と色を変えるのは当然ながら、
台風や大雨などの後、
増水した流れが運んできた川砂で滝壺が一夜にして埋もれ、
前日とは全く違う表情を見せることがあるのです。
まるで、滝壺がカミナリを恐れて
逃げ出したみたいにも感じられます。
先日の台風11号は大轟の滝を件のスガタに変え、
そうしてそこに現れたパワースポットで、
ナカ奧の山々を知り尽くす地下足袋王子との邂逅までも
恵んでくれたのです。
▲大雨などの後に、水の滝壺が消え、砂の滝壺が現れます。
▲「滅多に現れることはないが、ここに来ると元気がでるのじゃ」と、
地下足袋王子(四季美谷温泉支配人・平井滋さん)。
雨後に出現するナカ奧のパワースポットかもしれません。
▲王子の庭だからできること=^_^=。お久しぶりです。
▲濡れた道。
▲坂州木頭川から生まれた霧。
This program is presented by pigeons-park.
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近年は、ちょくちょく埋まってます。
2,3ヶ月でまた元通りになっていますが。
地下足袋王子は、猿(マシラ)顔負けの
身のこなしで、斜面の道を見つけて
降りてゆかれました。感心しました。
土砂がかなり積もってるんですね。それにしても
地下足袋王子はどこから降りて行ったんですか?