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POPPO NEWS 2

徳島県内の旬をピジョンズ・パークが発信中。
イベントや祭り、自然、観光名所など、ふるさとの魅力満載!

ふるさと第2峰の麗容 (那賀町&東祖谷・ジロウギュウ)

2014年05月23日 | 徳島の山景

本日のポッポニュース掲載写真は、ご存知ジロウギュウです。
360度、どの角度から見ても美しいと感じさせてくれる秀麗な山容で、
標高は約1930mと、剣山(標高約1955m)に次ぐ県内第2峰です。

少し話はそれますが、ピジョンズ・パーク(P.P)は
5月17日に那賀川沿いをさかのぼり、
ジロウギュウを歩いて剣山山頂で一泊しました。

その翌日18日のこと。1日がかりの撮影を終えた帰り、
剣山スーパー林道でクルマのタイヤをパンクさせ
重いタイヤの交換に往生いたしました^^;)。
参りました。

参ったといえば、これがきっかけで265タイヤ×4本を交換することに。
ついでに書くと、2日間にわたりボランティアで撮影した
大量の写真データを整理していた際、負荷をかけすぎたのか、
メーンに使っていたMacがクラッシュした上、復旧不能となって、
結局これも新規購入を余儀なくされてしまったのです。

どちらも寿命といえなくはないのですが、
結果、総額40数万円の出費は結構な痛手となりました。

閑話休題。

まぁ、こういったガッカリした状況にあっても今、
あらためて当日かいま見た、ふるさとの山の麗容をデータで振り返ると、
気分はかなり晴れ晴れとしてくるのです。

そのひとつが、ジロウギュウという山のチカラ(癒し力)なのです。
梅雨までに、もういちど登りたいと思うのです。


▲五月晴れ。夕刻ですが、日は長くなっています。


▲一の森や槍戸山に連なる峰も美しいのです。


▲青葉と赤紫色のミツバツツジの花が初夏を感じさせてくれます。


▲越えてきた第2峰を振り返りかえると、
夕日に赤く色づけされていました。


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頂に降る星 (剣山山頂)

2014年05月20日 | 徳島の山景

先週週末のこと。えっとりぶり(久しぶり)に、
西日本第2位の高峰に登ってきました。

17日と18日の両日、那賀川沿いと
南つるぎ(剣山南面地域)を舞台に
ウォーキングイベントが行われ、
ピジョンズ・パーク(P.P)は、
撮影ボランティアとして
奉仕参加したのにあわせて、
山頂直下に設けられた剣山頂上ヒュッテで一泊。

主の新居綱男さんから山の喜怒哀楽をうかがううち、
気づけば頂に星が降り始めていました。

写真は17日夜10時~11時の星空、
18日朝5時頃の日の出、17日夕刻の剣山山頂を
撮影したものです。


▲二拝二拍手一礼。西日本第2位高峰から日の出をお迎えしました。


▲五月晴れの剣山山頂。
午後7時をまわっても、なかなか陽は落ちないのでした。


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侮れない山 (那賀町・鰻轟山)

2014年05月07日 | 徳島の山景

ゴールデンウィークの後半も終わってしまいましたね。
ピジョンズ・パーク(P.P)読者のみなさんは、
海に山に海外にと足を延ばし、リフレッシュされたことでしょう。

(P.P)も徳島県内あちらこちら訪ねました。
ここ数年行く機会がなかった徳島県三大名瀑のひとつ「轟の滝」、
ナカ(那賀町)の木頭(平)地区から木沢(雲早)地区まで
全線開通している「剣山スーパー林道」、
海南町とナカの町境にある霧越峠など。

そしてこの霧越峠に登山口があるのが
鰻轟山(標高約1046m)です。

昨年、遭難事故が相次いだことから
かなり難しい山なのだろうと想像していたのですが、
登山口の案内板を読むと山頂まで約1.9kmと書かれていて、
拍子抜けの反動からか、根拠の薄い安心感がふくらんできました。

山行距離はたいしたことはありません。
腕時計を見ると午後2時50分。急げばなんとかなりそうです。
それでも油断は禁物と、途中で引き返す判断もココロに用意して
初めての山に分け入ったのは5月3日のことでした。

心配された山道は歩きやすく、
所々に小さいものの新しい案内板もあって迷わず
40分後の3時30分には山頂に立っていました。

てっぺんに見晴らしは無かったものの、
道中では直径1.5cmくらいの小さな白い花を
たくさん咲かせたツツジが迎えてくれ、
思いつき山行に文字通り花を添えてくれました。

帰りは25分あまり。

やさしい山でしたが、それだけに油断もしやすいのかもしれません。
鰻轟山、もういちど登ってみたい山のひとつになりました。


▲はじめて登った鰻轟山。登る判断をしたのは、
きっと山の神に招かれていたからだろうと思います。



▲結構登った山の尾根に、うち捨てられていました。


▲五分五分。


▲頭上に小さな花の一群が迎えてくれました。


▲シロバナ雲仙ツツジかなぁと思うのですが…。


▲花の直径は1.5cmほど。


▲次回はしっかり山の用意をしてうかがいますね。

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夕焼けジロウギュウ (那賀町・剣山スーパー林道)

2014年05月04日 | 徳島の山景

GW後半2日目。徳島は清々しい青空に
薄い雲がほんの少しかかる好天に恵まれています。
今日のピジョンズ・パーク(P.P)は、JR鴨島駅を経由して、
森藤地区から四国山地に分け入り、
尾根を東へ伝い野鳥の森で知られる気延山の頂を踏んで、
JR石井駅を目指す予定です。

最後は残り体力と相談しながら
乗り物を使うか自力で引き返すか
決めるつもりです=^_^=。

窓外に広がる絶好の行楽日和。

はやる気持ちを抑えながら、
本日のポッポニュースをしたためています。

というわけで本日のお題は「夕焼けジロウギュウ」。
標高約1930m。言わずと知れた徳島県第2位の高峰です。

昨日、(P.P)は徳島県南部地域を中心にグルッとドライブ。
行程は312kmを超え、GW初日を
ふらふらになるまで楽しませてもらいました。
そのしめくくりに出会ったのが、陽が落ちる直前で、
夕焼けに赤く染まるジロウギュウでした。

ドライブの疲れも高地の寒気も一瞬で忘れさせてくれる
凛々しく美しい山容に息を呑み、(P.P)は
シルエットが消えるまで見上げていました。


▲赤いジロウギュウ。標高約1930m、県内第2位の高峰です。


▲剣山スーパー林道「剣山トンネル」近くでは、サクラ満開!


▲夕焼けの足はとても速いのです。


▲右奥に突き出しているのは三嶺。
左奧でなだらかに隆起しているのは、白髪山。


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そのころ(P.P)は…ゲラゲラ (三好市西祖谷山村・国見山)

2014年01月06日 | 徳島の山景

今日は、ピジョンズ・パーク(P.P)の事始め。
今年もお世話になるであろうみなさんに
「ご挨拶回り」させていただきつつ、
休みボケの体調とココロを本格的お仕事モードに切り換えます。

それにあたり、まずはお正月休みのまとめをひとつ。
というわけで、お正月休み最終日となった昨日、
お金持ちのみなさんが海外旅行から帰国されていた1月6日、
連休を謳歌されたみんながノンビリと休み疲れを癒していた日曜日、
(P.P)はといえば、見晴らしが良いことで知られ、
また冬季の霧氷風景でも人気を集める
国見山(くにみやま・標高約1409m)の山頂を目指していました。

そびえる場所は、徳島県西部の三好市西祖谷山村。
そして案内人として同行くださったのは、
剣山につらなる高峰・一ノ森で営業する山小屋「一の森ヒュッテ」で
管理人を9年にわたり務めた内田忠宏さんでした。

山を降りた一昨年からは、
三嶺をはじめとしたふるさと徳島の山々の環境を、
たとえばシカの食害などから守る活動のほか、
希少な植生が残されている黒沢湿原(三好市池田町)の
保護活動(黒沢湿原を守ろう会)などにも取り組まれています。

池田町に建てられた内田さんのご自宅は
囲炉裏を備えた山小屋風。
そこにポカポカ前泊させていただいたため、
翌朝9時20分過ぎの山行開始も時間的余裕からか
気持ちにもどこかゆとりが生まれ、道中の風景や会話を
心ゆくまでゲラゲラ楽しむことができました。

山行途中の眺望は国見山の名前通り、どこまでも長けて、
徳島を代表する高峰・剣山や次郎笈、三嶺をはじめ
名だたる山々の冠雪風景を楽しませてくれます。

今年に入って雪が降っていないと聞いていましたが、
山頂周辺ではしっかりと霧氷風景が待っていてくれました。

この日の山行で、(P.P)が出会ったのは
高知県と愛媛県から来たという登山客ら。
徳島県のみなさんにこそおすすめしたい、
「ふるさとの山」のひとつだと思いながら下山したのです。


▲一の森ヒュッテの管理人を退いて、なおいっそう
山への愛着が深まったようにも見える内田さん。



▲国見山では、霧氷が迎え入れてくれました。「


▲木の枝で生まれた氷が雪面に落ちて散らばり、
油絵の具で描いたようなギザギザ模様の影絵を作っていました。



▲青空に風も雲も無く、絶好の登山日和に恵まれました。


▲「春のような陽ざしだ」と、内田さんがつぶやきました。
池田高校で登山部創設の立役者となったのは半世紀以上前のこと。
以来、国見山は内田さんのホームグランドのひとつになりました。



▲山男・内田さんのピッケルを借りて^^)。

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ココロ元気サプリ (吉野川市山川町・高越山の冠雪)

2013年12月30日 | 徳島の山景

ヘビが去り、ウマの蹄(ひづめ)の音が近づいています。
新しい年を目前に、何事も「ウマくやれる年」になるようにと
願うばかりでは、実のところ心もとないわけで、
ピジョンズ・パーク(P.P)は年の瀬も押し詰まっても
「ああでもない、こうでもない」
「あれはしよう、これはやめておこう」といった具合で、
キワのきわまで段取りに余年がないのです。

来年の準備にエネルギーを注ぐあまり、
年賀状がいまだ遅々として進まず(というか手つかず)、
(P.P)シゴト場のお掃除もすんでいません。
う~ん、これはさすがにマズイというこで、
フリーズした頭をリセット&再起動しようというわけで、
前号でミスった「おこうっつぁん」の愛称で親しまれる
阿波富士・高越山(標高約1133m)の冠雪風景を
強引にゲットしてきました。

清々しい光景は、(P.P)には大変有効な
「気持ちを切り換えサプリメント」なのです。
今日と明日、やる気が出てきました^^)!


▲昨日12月29日。川島町の峯八峠「六地蔵展望台」から。
眺望を楽しみに登ったのに、南天の赤にココロを奪われてしまったのです。


今回撮影に同行してくれたのは、X20でした。

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野良のツメを持つ草に学べ!  (つるぎ町・半田大惣地区)

2013年11月26日 | 徳島の山景

ポッポニュースの本日のテーマは、イヌでもネコでもありません。
イネの仲間「ススキ」です。

この植物は深山にも、河原や土手にも、ちょっとした空き地にも居着いて、
温かかろうが寒かろうが、お構いなしに根を伸ばし葉をとがらせて
風に穂をなびかせています。

「ちゃっかり」よりも「たくましく」といった表現がよく似合い、
一方で、まったく華やかでないのに、名月とともに
秋の風流に無くてはならない存在だったりもします。

出自はイネの仲間ですが、その風貌や佇まいに
コメやムギ、トウモロコシなどのように飼い慣らされたアマさはなく、
そこに「しぶとく生き抜くチカラ」の存在を感じずにはいられません。

ピジョンズ・パーク(P.P)をはじめ、日本人のココロや目に
ススキという存在が心地よいのは、
彼(か)の草が秘めたる「野良のツメ」が
何者にも屈しないチカラの象徴に思え、
そこに憧れを感じるからに違いないのです。

もう一度書きます。今日のテーマは、ススキです。


▲ここは「初秋と晩秋の合戦場」なのであります。


▲飛び立つタイミングを見計らっている──。野生こそが美しい!と感じるのです。


▲チャンスはそう巡ってきません。スポットライトの下で、どれだけのことができるか。
時を待つ──。生きていくって、そういうことなのかもしれません。



▲ひとかたまり──。排他的でなく感じられるのは、風が吹けば「おいでおいで」と言い、
時が経つほどに「どうも」と、頭(穂)を下げるからだと思います。



▲自分の物はもちろん自分の物。みんなのものも自分の物。
海だろうが陸だろうが、そして空さえも欲しいものは自分の物──という無茶。
隣国の暴挙に屈しない「ツメ」を日本人が持っていることを思い出させ、
教えてくれるのがススキという草なのかもしれません。

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おまけの大惣もみじ (つるぎ町・半田大惣地区)

2013年11月25日 | 徳島の山景

ピジョンズ・パーク(P.P)にしては珍しく、
普段あまり使ったことのないPLフィルターを
レンズの先端にグリグリねじ込みました。

午後2時あたりで、山肌を覆う色づいた紅葉木が、
はやくも山並みに隠れ始めた秋陽にギラギラと晒されて
色を失いかけていたからです。

PLフィルターについては、簡単にいうと余計な反射光を
除去してくれるフィルターのこと。
空をより青くしたり、紅葉の赤をいっそう赤くしてくれるものではありません。

(P.P)読者のみなさんには不必要な解説だったとは思いますが、一応。

写真の場所は、今朝掲載させていただいたポッポニュース
「おお!そう(大惣)か。何と(南東)剣山だ!」の、
つるぎ町半田大惣地区に整備が進められている新道上です。

半田大惣地区の紅葉第2弾。
昼食のおともに、どうぞご覧ください。


▲紅葉のピークはすでに終わっているようで、鮮やかさは失われはじめていました。


▲さび付いたような紅葉の向こうに見えるのは、
シャクナゲの群生地があることで人気の津志嶽(標高約1494m)だろうか。



▲次回は、大惣で見つけたススキの風景をテーマに紹介します。

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おお!そう(大惣)か。何と(南東)剣山だ! (つるぎ町・大惣地区)

2013年11月25日 | 徳島の山景

月曜の朝からダジャレ(タイトル)でどうもすみません。
剣山山頂の山小屋が今シーズン最後の営業を行っていた23日(日)。
ピジョンズ・パーク(P.P)は、つるぎ町半田大惣(おおそう)地区から
大宗(おおむね)地区に向かって整備が進められている
新道(林道)にクルマを走らせていました。

このところ秋期恒例としている大惣地区でのモミジ狩りを愉しむためでした。
大惣地区といえば、火打山(標高約1425m)、白滝山(標高約1526m)、
石堂山(標高約1636m)、矢筈山(標高約1849m)、
黒笠山(標高約1703m)など、稜線で連なる
変化に富んだ山々への登山口として、結構知られていたりします。

それぞれの山は(P.P)も日を変え、気分を変えて登ってきましたが、
すべてのピークをつなげて踏むというのはまだ夢想の段階。
本当につながっているのかの確認も未だ…。
それでも「いつか」と憧れる山行計画のひとつになっています。

さて(P.P)がクルマを乗り入れた新道から西方向に
これらの山々がつらなっています。
それを背中にさらに進むと、右手(南側)に
眺望が開くポイントが現れます。

そこで目にしたのが、
南方のジロウギュウ(標高約1930m)・剣山(標高約1955m)から
南東にそびえる高城山(標高約1628m)・雲早山(標高約1496m)
といった高峰が波打つ山景でした。

その光景は荒れ狂う赤い海原を思わせ、
打ち寄せる色の大波は、ひとつ、二つと呑んだ息を、
吐くことを忘れさせたのです。

大惣の紅葉は先週あたりがどうやら見頃のピークだったようで、
今日の雨が色を洗い落とし、
冬枯れた山の景観へと変えていくのかもしれません。


▲右端奧のシルエットが剣山。さらに右手にジロウギュウが見えました。
中央より少し左手に霞んでいるのが高城山。左端が雲早山(か)。




▲ぐぐっと焦点距離を延ばすと高城山の山容がはっきりしてきました。


▲午後2時。早くも峰に隠れかけた秋陽が、木々の葉をこんがり焼いてくれました。

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938m峰 初登頂に成功せり! (神山町・焼山寺山)

2013年11月18日 | 徳島の山景

本日記事第2弾!!!
大げさなタイトルですが、ご容赦いただきたいのです。
気持ちは高ぶり、秋だから紅葉にかけてといのではもちろんないのですが
ココロの高揚を抑えきれないのだからしかたないのです。

山深いことで知られる徳島県神山町に足を運んで幾星霜。
マチを代表する山のひとつ「焼山寺山」の山頂を
ついにツイニ踏んでしまったのです。
前号に引き続き、今回またしてもピジョンズ・パーク(P.P)的「未知」の
カミングアウト号となってしまうわけなのですネ。

山頂直下にある四国88ヶ所霊場第12番札所・焼山寺の境内には
(P.P)も幾度となく足を運んでいたものの、
その都度まったく山頂を意識したことはありませんでした。
山の神様に呼ばれなかったのかもしれません。

──昨日のこと。

神山町で開催されたとあるランニングイベントに参加した帰り、
ふと(P.P)のココロに浮かんだのは、ついぞ踏んだことのなかった
例の938m峰の頂のことでした。

時間はたっぷり、体力は十分、気力は充実!
というわけで踏むことができた紅葉の焼山寺山頂。

ケチらず、ご紹介しましょう。


▲焼山寺境内で出会った立派な庭園モミジは仰け反っているように見えました。


▲杉の巨木の森に棲む、一つ目妖怪。着飾っているのは神様の使いだから?


▲丼からあふれるイクラとウニの海鮮丼。贅沢の極みが頭上に広がっていました。


▲目立った色があるわけではないのに、シャッターを切っていました。
中央の暗い穴の奧に、「ひょっとしておいでになっていたのだろうか」と、
想像が膨らみ現像の最中に、少しふるえたのです。



▲(P.P)読者のみんなに問う。山風に色があるのを知っていますか?


▲枯れたあの枝が、枡席かプラチナチケットなのだろうなぁ。


▲のっしのっしと闊歩していました(もちろん想像ですよ^^)


▲竜巻があり、天使のハシゴがあり、遠望する山並みは賑やかなのでした。


▲井伏鱒二の短編小説「山椒魚」を思い出してしまったのです。

前日に引き続き日曜日の撮影に同行してくれたのは、PowerShot G12した。

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未知は無知にあらず (吉野川市・川島~鴨島山間小走りルート)

2013年11月18日 | 徳島の山景

無知をウリにできるほど若くはなくて、
ツメを隠して余裕をかますほど大物でもないピジョンズ・パーク(P.P)は
「知らなかった」と白状するのに「小声」という大人の戦略を使っています。

で今回、赤面しながら、モゴモゴささやき紹介するのは、
(P.P)には未知であった吉野川市川島町~鴨島町間の山間駆けっこルート。

このところ再三通っていた「大正池&水神の滝」と
四国八十八ヶ所霊場第11番札所霊場藤井寺~第12番札所焼山寺の
遍路道の途中にあるランドマーク「長戸庵」が
尾根道でつながっていたという薄味のお話。
どや顔を決めるほどのことでもないのですネ^^;)。

それでも、あえてここに掲載するのは、
今回発見した駆けっこコースのルート上には、
多数の紅葉の見どころや「お鎖」修行場をはじめとしたアスレチックポイント群、
そして!!!「樋山地石鎚山(標高約545m)」のピーク&大展望があったりと、
大豊作の小さなヨロコビをみんなで分け合いたかったから。

心躍るアトラクションが(P.P)の行く手に次々と現れて、
脳内モルヒネ全開で酔いしれた川島~鴨島山間コース。

吉野川市川島町の大正池~水神の滝~沢沿いの登山道~
県道242号線~樋山地石鎚神社~お鎖~奥の院~樋山地山頂~
長戸庵~藤井寺~国道192号ほか~大正池まで、ぐるっと回って約17km。
のんびり3時間半ほどの周回コースです。

迷い込んだのは、つい先日の土曜日(11月16日)でした。


▲川島町・水神の滝への参道入り口で紅葉がわずかに始まっていました。


▲見上げるとかなり紅葉がかなり進んでいる葉も。


▲水神の滝の脇に延びる谷沿いの登山道をたどると、鉱山跡が。
炭鉱入り口は閉ざされていました。



▲水神の滝から南へ延びる登山道は県道242号線に接続して終わりました。
県道を東へ辿ると途中で樋山地への分岐があり、さらに進むと、
忽然と車道は消え、登山道が延びているのでした。分け入った先には、
石鎚神社の鳥居がありました。まずは、お賽銭と二拝二拍手一礼。



▲石鎚神社から300mほど山中へ進むと、修験の場「お鎖」がありました。
垂直に垂れ下がった鎖は、本家「石鎚山」の鎖場にもひけをとらないくらいに
スリリングな風情なのでした。というわけで、大人的判断にて迂回…^^;)



▲迂回するも、険しいことには変わりないようで…。


▲登りきって「ふぅっ」と息を吐いた空に、色があふれていました。


▲石鎚神社の奧の院(だと思います)。「お鎖」の鎖は、ここから延びていました。


▲ここまで来れば、あとは長戸庵・藤井寺まで下るばかりの楽ちんコースに。

今回撮影に同行してくれたのは、PowerShot G12した。

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風の広場から (那賀町・剣山スーパー林道)

2013年11月02日 | 徳島の山景

今日は、文化の日を挟む3連休の初日。
阿波徳島には、朝からイイ感じで陽光がさしています。

不思議なモノで、このところ肌寒くなって
動くのが少し億劫になっていたカラダが、ほどよくほぐされ、
奧にしまわれていた「出かけたいココロ」も引っ張り起こされてくるのです。

というわけで、読者のみなさんには折角だから、文化の日にかけて、
文化的お出かけを楽しんでいただきたいと思うのです。

日本人にとっての秋の文化的外出目的といえば、
木の葉の色づきを愛でる習慣「もみじ狩り」もそのひとつです。

昨日のポッポニュースで、ピジョンズ・パーク(P.P)が、
読者のみなさんにお約束していた
剣山スーパー林道沿いの大紅葉「風の広場」編をご紹介して、
いっそうお出かけココロに火をお付けしたいと思います。

じゃ、さっそくお楽しみください。


▲雲と霧の違いは、地面に接しているか否かなのだとか。


▲霧の足は速い! ことにあらためて気づき、感心します。


▲最初、邪魔に感じたススキも、集合写真に入れてあげることにしました。


▲標高1400mあまり。風の広場あたりは、しっかり色づいていました。

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川成峠を越えて、もみじ狩り (那賀町・剣山スーパー林道)

2013年11月01日 | 徳島の山景

10月最終日だった昨日。ピジョンズ・パーク(P.P)は、
那賀町を南から北方向へ国道193号をたどり、
木沢五倍木(ふしのき)地区から県道295号線を西へ向かい、
続いて川成集落から林道を北へ登って、
そこから剣山スーパー林道を東へひた走る“大紅葉ぐるっとルート"で、
もみじ狩りを楽しませていただきました。

実のところ、数日前に台風禍から釜ヶ谷渓谷沿いで山腹崩壊があり、
国道193号が通行止めになっているため、神山町へ抜けるのにも、
剣山スーパー林道を行く“大紅葉ぐるっとルート"が好適でもあったのです。

ただ、剣山スーパー林道に至ったときには午後4時をまわり、
5時過ぎの日没まで間際。さらには霧も山腹を駆け上がってくるわで、
長くは大紅葉を楽しむことができませんでした。

写真が少ない言い訳はこのくらいにして^^;)、
今夜は川成集落から峠までの林道ルートで見つけた秋風景を掲載します。

お楽しみください。

明日は、剣山スーパー林道沿いにある「風の広場」あたりを
ご覧いただくことにしますね。


▲川成峠に向かう途中に落ちる滝には、見下ろすカタチで出会いました。


▲紅葉目指すほどに、谷底は深く、遠くなってゆきます。


▲午後3時半頃。足早な陽と競い、大紅葉の山を目指しました。


▲ヒトの欲は底知れない──と思うのです。
朝日を堪能したすぐその後に、夕日の美味を思い、
落陽と別れたすぐ後に、昇る光はどうなのかと想像は膨らむのです。

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高城山に続く尾根にて (那賀町・ファガスの森高城)

2013年10月29日 | 徳島の山景

四つある季節が候補者に立ったとして、
仮にピジョンズ・パーク(P.P)が100の票を振り分けるとすれば、
迷わず秋に25票を投じるであろうと思うのです。

暖かさでは夏に劣るものの、過ごしやすさでは遥かにうえであり、
寒さで冬に一歩先を行かれるものの、
森を闊歩する動物たちの賑わいで何歩も前を行き、
花々が野山で咲き乱れる春の勢いにたじろぐものの、
山を染める色の多彩さで優勢を誇るのが秋という季節なのです。

今夜のポッポニュースでは、前夜に引き続き、
ファガスの森で(P.P)が出会った秋の山景を紹介します。
楽しんでってくださいな。


▲無意識であれ、そこにあるのが、ボクたちが願ったスガタなのです。


▲競うためのエネルギーが生まれるのは、隣人に抱いたあこがれの結果かもしません。


▲森に命を与えるのは、物語を想像するチカラだと思います。


▲「賑やかさに音が不可欠でない」ことの証明がここにあります。


▲振り返るより、進みたい。そんな道が現実にもココロの中にもあるものです。

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間に合ったぁ! ナカ奧の紅葉見頃 (那賀町・ファガスの森高城)

2013年10月28日 | 徳島の山景

台風や秋雨前線などの影響で大雨が続いた先週。
気にかかるのは、大紅葉で知られる剣山スーパー林道沿いの色づき具合です。

そろそろ見頃を迎えているに違いない山の木々は
葉を散らしてしまいはしないだろうか。
なかなかやってこないピジョンズ・パーク(P.P)を待って、
くたびれ果ててはいないだろうか。

──心配事というのは瞬く間に肥大するようで、
ちっぽけな(P.P)のココロはもはや破裂寸前。

というわけで、遅ればせながら剣山スーパー林道にクルマを乗り入れたのは、
西日本第2位の高峰・剣山(標高約1955m)で紅葉の見頃ピークを疾(と)うに聞き、
冬の到来を告げる霧氷の便りさえ届くようになった昨日のこと。

結果は、ご覧の通りの大紅葉。
剣山スーパー林道沿いの風景は、紅葉まっただ中にありました。

オフロードライダーやドライバーの休憩ポイントとして知られる、
宿泊・食事処「ファガスの森・高城」にクルマを駐めさせてもらい、周辺を散策。
建物の脇にある高城山への登山口から少し先の避難小屋まで尾根を歩いて、
残り少ない秋を堪能しました。

今回のポッポニュースでは雲早側入り口から
ファガスの森・高城に至るまでの大紅葉風景を掲載します。
尾根歩きで出会った秋景は、次回。


▲色の数に指を折り、まったく足りないことに気づくのが楽しいのです


▲「ファガスの森・高城」前に広がる秋景


▲建物脇の登山口から、高城山方向へ尾根道を散策しました

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