goo blog サービス終了のお知らせ 

被災地へ絵本を贈るプロジェクト―― ピコの会(小学校で絵本の読み聞かせをしている母親のG)

東北・関東大震災で避難している子ども達に絵本を贈りたいと、読み聞かせをしている母達が立ち上がりました。

絵本を被災地へ  どこへ送るのですか?

2011年03月31日 | 活動報告
「ねずみくんのチョッキ」 なかえよしを 作  上野紀子 絵 ポプラ社


先週の土曜日に「被災地へ絵本を送るプロジェクト」を立ち上げてから、明日で一週間になります。

皆さんの温かいお気持ちが続々と届けられていて、関わっている私達の方が励まされるように勇気を頂いております。

そんな中、この様なご質問を頂きました。

「趣旨はすごく良く分かり、協力もしたいと思います。でもどこへ届けるのでしょうか?
送られる先が迷惑にならなければ良いと思いますし、好意があだになると云う話も聞きます。
送り先の団体を教えて下さい。」

ご質問ありがとうございます。皆さんが同じように抱く疑問です。

私達もそのところは同じ意見です。

私達が一番強く思っている事は、何処かの自治体や団体に預けて、「はい終わり」としたくないと云う事です。
顔のある相手にできるだけ渡そうと努力しています。

今、先方から「送って欲しい」と要望があったのは、仙台市の若林区の避難所の方からです。

メンバーの中の一人の妹さんが当地で読み聞かせをされておりました。幸い無事でしたが、避難所暮らしになられました。その方に連絡がつき、避難所の方に聞いて頂いて、「直ぐにでも欲しい」との返事が返って来ました。

各避難所にも分けて下さるとのことです。

第1回目の本を集める期間は来週末までとしておりますが、「欲しい」というのなら直ぐにでも送って差し上げたいと、急遽、集まった本だけでもと明日荷造りをする事になりました。

若林地区はかなり被害の大きかった所だと思います。「学用品も欲しいです」との声も聞いております。

この第1便がきっかけとなり、被災地の方から「うちにも」と要望の声が上がってくれたら嬉しいと思います。

交通もだいぶ復活してまいりましたが、調べると宅配便も営業所止まりが多く、そこまでは現地の方が取りに来て下さいと言われてしまいます。

個人で物を送ると、返って支援物資を送れなくなるとのことで、躊躇もしております。

今、メンバーはそのルートづくりも必死で探しております。

私たちは、どこの団体に送ると言う事ではなく、個人レベルのツテで相手を探し、「欲しい」と言う所へ送ろうとしております。

地震から3週間、子ども達の心のケアが必要になっているとTVでもやっていたそうです。

ある友人が、TVで山形大学の先生と石巻の高校で避難している方がボランティアで心のケアをしている映像が映っていましたとメールを下さいました。何かのお役にたてないでしょうか?と。

本を送って下さるだけでなく、この様に後方支援をして下さる事にとても嬉しくなりました。

このブログに下さるメールにも、私たちが励まされ勇気を頂いております。本当に感謝いたします。

ご質問に答えられたでしょうか? ご理解頂きご協力頂けると嬉しいです! ありがとうございます。


絵本の贈り先、欲しい避難所見つけ!

2011年03月30日 | お知らせ
「あらしのよるに」 木村裕一 作  あべ弘士 絵  講談社


続々と絵本等がメンバーの家に届いております中、昨日嬉しい知らせが飛び込みました!

被災地で避難されていらっしゃる方の中に読み聞かせをされていた方がいて、避難所を回って下さいました。

仙台の若林区です。

「今すぐにでも欲しいので、集まった本を送ってもらえませんか」

やったぁ!

欲しいと思っていらっしゃる所へ、顔が見える所へ、 これが私たちの願いです。

取りあえず、集まった本から、第1便を送りだしたいと思っています。

メンバーは「集める」ことと、「贈り先」と「輸送方法」と、一人ひとりが、できる事で頑張っています。

気持ちが集まるって、凄い事ですね!

5日目の嬉しい知らせでした。

避難所のみなさん、待ってて下さいね~!


そうそう、学用品も欲しいとのことでした。

被災地へ贈る絵本と手紙が届きました!

2011年03月29日 | お知らせ
本日、「絵本を送りたいので住所を教えて下さい」とメールを頂いた方からの第1便が届きました!

箱を開けると、沢山の絵本となわとび、折り紙やシャボン玉等が入っておりました。

思わず「ありがとうございます!」と箱にお辞儀をしてしまいました。

そして、被災地の方へのお手紙(上)も同封されておりました。

勝手ではありますが、とても嬉しい、みんなに励みになる事なので、アップさせてもらいました。

必ず、被災地の方のお手元へ絵本と一緒に届けます!


私たち、素人の集団を、「そんなことできるの」という目で見ていらっしゃる方も、苦言のアドバイスを言って下さる方も、それは色々です。

絵本を送ろうとしているどのサイトを見ても、みなどこも悩みは同じ、ガソリンが無い為、送る方法だったりします。

こう云う事をし出すと、「自分達が自分たちの行動に酔いしれて、自己満足だけじゃない」とも言われます。 動けば必ず風は起こります。

でも、私は思います、「何もしないでいるよりは良いじゃない」と。

有名人だって、何もしないではいられないから、寄付したり、街頭に立って募金活動したり、コンサートをしたり、サッカーしたりしているわけで、気持ちはみな同じじゃないですか。

それが、自己満足なら、「自己満足」でも良いじゃないですか、と思います。


一人でもこうして、見ず知らずの処へ、絵本と手紙を送って下さる方がいるのですもの、
「この指とまれ」で手を挙げた責任だけはまっとうしましょう。
風が向かい風になるか、追い風になるかはこれからです。

お手紙ありがとうございました! 
                               by Hayashi

被災地へ絵本を贈るプロジェクトに嬉しいメールが!

2011年03月28日 | 活動報告
3月26日の土曜日の夜中にこのブログを立ち上げました。(まだ2日目ですが)

その後、皆さまから沢山のメールを頂いており、とても励みになっております。

つくづくインターネットの力は凄いと感動です!

嬉しいので少しご紹介させて頂きます。
(ご本人の了承は得ておりませんが、お名前を出さないので許して下さい)

**
はじめまして  突然のメールで失礼いたします。
被災地へ絵本を贈るプロジェクトのお手伝いが少しでもできればと思い連絡致しました。
わたしは地元の幼稚園で教諭として働き今は4歳と1歳8か月の娘を持つ母です。
今回の地震、津波の被害に胸を痛めてます。
救援物資は送ったのですが、子供達のためにぜひとも絵本を贈りたいと思っていた矢先に
ピコの会のことを知り感激しました。

絵本は親子のコミニケーションも深まるし、心が豊かになりますよね!
怖い思いをした子供たちに少しでも元気になってほしなと思います。

こんな私でもお役に立てれば…うれしいです。

**
ブログ拝見しました。
是非賛同させてください。
送り先教えてくださいませ

**
こんにちわ。
ブログ拝見しました。

仕事がらたくさん絵本があります。

自分でも大好きでコレクションしていたのですが
読んでいない物もありますし、子ども達に少しでも元気になって欲 しい!と思って 一部ですが、
絵本プロジェクトに参加させていただこうと思います。

発送先などご連絡いただけますと幸いです。
また素敵なプロジェクトを立ち上げていただき感謝します。
お疲れさまです。


見ず知らずのみなさまの、この様なご支援のメールは私達に勇気を下さっております!

ありがとうございます! 感謝申し上げます。

名もなきおばあちゃんたち

2011年03月28日 | 日記
皆様のお気持ちありがとうございます。


昨日実家の母と(静岡県沼津市)電話で今回の地震の話をして、

私たちのグループが子供たちに本を贈る活動を始めたことを知らせましたら、

「私たちはもうはじめてるよ。」と言うのです。

平均年齢75歳を超える名もないおばあちゃんグループが、

手作りの袋もの・ぬいぐるみ等を被災地に向けて制作を開始していました。

そして、経験者でもあったのです。

中越地震の時、被害にあったところの幼稚園に送っていたのでした。

相手の幼稚園からは、母たちが贈った小物を手にみんなで撮った写真を送ってくれたそうです。

もう歳で一日に1つしか出来ないけれど、段ボールいっぱいを目標に頑張っていました。


被災地の方々への気持ちはみんな一緒ですね。


ちょっとパワーをもらったひと時でした。      Y

                                 

ピコの会のHP 復旧しました!

2011年03月28日 | お知らせ
「これはのみのぴこ」サンリード 谷川俊太郎 作  和田誠 絵


お待たせしました! HPが復旧しました! こちらからどうぞ

「被災地へ絵本を贈るプロジェクト」ブログ立ち上げから、続々と本が到着し、コメント、メールを頂いております。

皆さま、ありがとうございます。

みなさまのお気持ちを活かせるように、私達も頑張ります!

どうぞ多くの方々にお知らせ頂けますようお願い致します!

被災地の子ども達へ絵本を贈りましょう!

2011年03月26日 | お知らせ
ぐりとぐら」福音館書店 中川季枝子作 山脇百合子絵
東北・関東大震災の被災地の子ども達へ絵本を贈りましょう!

私達は多摩市立東寺方小学校で読み聞かせをしている母親のグループ、ピコの会です。

この度の大震災の被災地への支援として、避難所にいる子ども達の心のケアとして、絵本を贈ろうと思います。

被災地の子ども達が、ひととき楽しめる本を、ご一緒に贈って頂けませんか!


みなさまの暖かいご協力をどうぞよろしくお願い致します。


募集要項


期間: 第1回 平成23年3月27日(日)~4月7日(木)

対象年齢 : 0歳 ~ 中学生ぐらいまで

贈る本  : ご自分が贈りたいと思う本(新品、もしくは新品に近いものに限る)

ジャンル : 絵本・読み物・コミック等

送り先  : ピコの会 pico-no-kai@mail.goo.ne.jp までメールを頂けましたら住所をお知らせ致します。

その他  : 遊べる物も大歓迎です。(例えば、なわとび、折り紙、ぬり絵、色鉛筆、シャボン玉等、        こちらはリサイクルでも結構です)

お願い  : 現地に届けるには高速代とガソリン代もかかりますので、ぜひ送料もご協力頂けると助かります。


*随時、ブログに活動記録をアップしてまいります。
*現金の場合は書留にてお願い致します。


みなさまの暖かいご支援をどうぞ宜しくお願い申し上げます。




被災地に絵本を送るプロジェクトを開始しました

2011年03月26日 | お知らせ
「となりのせきのますだくん」 ポプラ社 武田美穂 作・絵 


私たちは、東京都多摩市立東寺方小学校で子ども達に絵本の読み聞かせをしている母親のグループ、ピコの会です。

この度の東北・関東大震災で被害に合われた方々の情報を知るにつれ、毎日心を痛めております。

私達にも何か出来る事はないか、特に避難所にいる子ども達に何かできないかと考えておりました。

そこで、小さな力ではありますが、子ども達に絵本を集めて贈りたいと考えます。

小さな子ども達にとっては、避難所は寒くて暗くて、それだけでも悲しいことでしょう。

すでに心のケアが必要になって来ていると思われます。

辛い生活の中で、ほんの束の間でも、「楽しい思いをして欲しい」-- これが私達母親の願いです。


被災地に支援物資を送ることは、初めての私たちです。素人がどこまでできるか不安もあります。

でも、やはり黙ってはいられない、何もしないではいられない気持ちです。


私達は早速、チームに分かれて、どこに届けるか、どうやって届けるか、またどのように集めるかを
検討し始めました。

出来るだけ、遊ぶものがない子ども達のところへ、顔の見える方法で届けたいと云うのが希望です。


このブログをご覧の方で、被害に合われたご家族やお知り合いのいる方、届けて欲しい避難所を知っていらっしゃる方が
おいででしたら、ぜひご連絡下さい。 e-mail: pico-no-kai@mail.goo.ne.jp

出来る限り届け先の見える方法で行いたいと思っております。


また、すでにみなさまは沢山の募金をされていることでしょうが、ぜひ、「子ども達に絵本を贈る」と言う形でご協力を頂けたら幸いです。

詳細につきましては 次のブログにアップしております。よろしくお願い致します。