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被災地へ絵本を贈るプロジェクト―― ピコの会(小学校で絵本の読み聞かせをしている母親のG)

東北・関東大震災で避難している子ども達に絵本を贈りたいと、読み聞かせをしている母達が立ち上がりました。

被災地支援 第2弾 夏服リサイクル

2011年07月15日 | 活動報告
「いちごさんの思い出し仙台日記」をさえぎると申し訳ないと思っていたのですが・・・。

ごめんなさい!途中に入ります!


******* ピコの会より 被災地支援 第2弾 お知らせとご報告 ********

ピコの会では震災直後に「被災地の子ども達へ絵本を贈るプロジェクト」として、皆さまから沢山の絵本・文具等をお預かりいたしました。そして東北7か所の避難所等にお送り致しました。

皆さまのご協力本当にありがとうございました。


この度、被災地支援第2弾と致しまして、「子ども服の夏服リサイクル」を呼びかけました

実は、連休直後に、被災地より「子どもの夏服がない」とのSOSが入った為です。

今回は、ピコの会の所在校である東京都多摩市立東寺方小学校のご父兄の皆さまにお願いして、
子ども服のリサイクルの募集を致しました。

たった3日間の募集ではありましたが、段ボール箱15箱分が集まりました。
皆さまのご協力、心より感謝申し上げます。
 段ボール箱も支援です

早々に下記の所へ送付、また9日、10日で配布しにまいりましたのでご報告致します。

送付先:
宮城県拓桃医療療育センター 支援学校父母の会
岩手県盛岡市立となん支援学校

配布先:
宮城県東松島市矢本運動公園仮設住宅のみなさまへ
宮城県宮城郡七ヶ浜総合スポーツセンター仮設住宅のみなさまへ
宮城県宮城郡七ヶ浜町和光幼稚園のご父兄へ

支援学校へは、求められたお子様の洋服サイズを送付し、また追加でお持ちしました。
その他の洋服は仮設住宅にお住まいの被災者のみなさまへ直接配布して参りました。

東松山市の仮設住宅では市役所の方から「是非行って上げて下さい」と言われ、お尋ねすると、仮設住宅にお住まいの方々が集会所を開けて下さり、お互いに声をかけて呼んで下さり等、沢山の方にご協力頂きました。

「夏のズボンはこれ1枚だったので、毎日お洗濯していたの」と喜ばれました。



お孫さんと一緒に、「誰ちゃんはこのサイズかな?」と探される方。

置いてあった航空写真を差しながら、「ここに私の家があったの。そしてね、ここにあったそろばん塾に通っていて、この場所のお店屋さんでお菓子買ってたの。
お母さんはこのガソリンスタンドのとこで逝っちゃった」傍に来てお喋りしてくれた6年生のお譲さん。

ほんの2時間くらいの間でしたが、私達も沢山の思いを分けて頂きました。

支援学校や幼稚園のご父兄、仮設住宅の皆さまなど多くの方に喜ばれ、寺小と被災地を結ぶパイプになれたことに私達ピコの会も嬉しく思いました。

皆さまの温かいお気持ち、しかと被災地へ届けて参りましたことをご報告致します。

どうもありがとうございました。



必要な物を必要としている所へ

2011年05月09日 | 活動報告
うぉ~上がったか! 

まだまだ沢山の方からご支援頂いておりますが、アップに時間がかかっております。(ご了承くださいませ)

先に上がったのは4月2日までの分ですので、お間違えのないように。順次アップさせて頂きます。

一昨日、閖上(ゆりあげ)朝市の会長様からご連絡を頂きました。

「この度の朝市で売上として寄付して頂いたお金は、当初夏に行う「精霊流し」の資金の一部にと申してましたが、実は閖上(ゆりあげ)小学校が別の場所で再開しているが、保健室にベットがなく、畳を敷いてその上に子ども達が寝ているので、折りたたみベットをこれで購入してもよろしいでしょうか」とのお尋ねでした。

もちろん、「どうぞ、どうぞ」と快諾。

被災地の為に使って頂けるのなら、まして子ども達の為に使って頂けるのなら。


実は、金曜日の夜遅くに、仙台市の拓桃医療療育センターに子供さんを預けていらっしゃる親の一人からもSOSが入りました。

入院中の子供さんのお家が被災にあい、洋服や下着などが不足して困っていると。

「え~、どうして! 先日の朝市では隣のテントで洋服を配ったばかりなのに・・・」

避難所や集積センターでは洋服も余っているはず、聞いてみて下さいとお答えしましたが、聞けば、仙台市では困って余った下着をフリーマーケットで売ったとか。

どうしてこうも、同じ県なのに横の連携がとれていないのでしょうかしら。

余っているところと、不足して困っているところと、調整が取れないものでしょうかしら。
困っているところは、どうしてもっと声を大にして叫ばないのでしょうか?
私がちょっと避難所に連絡して「余ってませんか?」と聞いただけでも、手に入るのに・・・。

きっと当事者にはそれなりの理由もあるのでしょうけど、傍から見ていると歯がゆくなりますね。

必要な物が必要としている人の手元に。 皆さんの善意がそのまま届けられるように。

災害の時にこれが中々難しいのだと、今回、実感しました。

皆さまから頂いた善意がちゃんと届いているかを私たちは見守って行きたいと思います。

被災地 ゆりあげ朝市で絵本を 2

2011年05月05日 | 活動報告
先程、一回アップしたものの、手違いですべて消えてしまいました。
同じ文章をもう一度書く気力が無いので、取りあえず写真だけでもアップ致します。
ごめんなさい。


ゆりあげ朝市 絵本配達人のメンバー



絵本を手にする人々


隣のテントでは衣類の配布を


メンバーは急遽、リコーダーデュオを組み、「トトロ」を演奏。客呼び込みのチンドン屋? いや、失礼、「ハメル―ンの笛吹き」でしたね! 子ども達を沢山連れて来てぇ~!!

「あやとり やってね」「ありがとう!」
子供さん達に配った(時には大人にも)あやとり。大阪の会社の方からの寄付です。


沢山持って行った傘もこんなに無くなりました。




フリーマーケットのように並べられた絵本やその他のグッズ

飛ぶようになくなりました。

お昼頃、空に突然虹が!! 雨も降っていないのになぜ? 
それもアーチで無くこの様に。 なぜかキラキラ輝いておりました。

ただいま

2011年05月05日 | 活動報告
仙台 名取から戻ってまいりました
全員無事に帰ってこられてホッとしました
詳細はのちほど


貴重な体験をありがとう
一緒に行動した5人の仲間
ありがとう
そして、本集め、梱包など、仙台行きを支えてくれたスタッフ
そして、本や資金を寄付して下さった皆様
ありがとう ありがとう

                        いちご

被災地 ゆりあげ朝市で絵本を

2011年05月04日 | 活動報告
5月4日 4時半起きして5時半には朝市へ準備に。

すでに多くの人が準備に掛っておりました。

昨日同様テントに荷物を広げ、朝市にいらっしゃる人々を待つことに。 しかし寒い!

天気予報は昨日より温かいと聞いていたので、私は下は半袖でした。しばらく立っていると「寒い」の連発。
朝食を食べにホテルへ帰った際に長袖に着替えることにしました。

今でもこんな寒い時が・・・当時はどれだけ寒かったことかと。

この日は連休の真っただ中、4月の24日に再開したばかりのイオンモールショッピングセンターはすごい人でごったがえしていました。

名取市ゆりあげ朝市、自衛隊のブラスバンドや芸能人も来て、多くの人が集まり、お日様もやっと顔を出し、元気にがんばっています。

私たちが持参した絵本、折り紙、お絵かき帳はすべて無くなり、お手製の絵本バックもきれいにはけました。
必要としている方に渡って良かったです。

隣のテントでは無料で洋服の配布をしておりましたが、やはりほとんどが無くなりました。
と、云う事は、まだまだ洋服も日用品も必要としている方がいると云う事なのだと実感でした。

午前中が終わり、午後私達は帰路へ向かう為、仙台へ。
仙台は東京都変わらず、人、人でいっぱい。

行きに高速で見かける車のナンバーは東京より西のものばかり。多くの人がこの連休に東北へ向かうのだと知らされました。新宿の夜行バス乗り場ももの凄いバスの数。仙台へ入る時もバスが連なっておりました。

東北が閑古鳥にならずに、賑わうのは良かったと思いました。私達もお土産をいっぱい買ってお金を落として来ました。

しかし、復路の高速バスが仙台を出た途端、バスは渋滞にのみこまれ、4時に仙台を出たバスは終電が間に合うかをヒヤヒヤするほど到着が遅れ、東京駅に着いたのは11時半でした。

やっとのことで終電に乗り、家に着いたのは1時。何事も無く無事に帰宅出来て良かったです。

あっと云う間の2日間。

しかしながら、津波に合った被災地と津波に合わなかった被災地の差に愕然とするものがありました。
今回の被害は地震によるもので無く、津波によるものだと思い知らされました。
名取市でも地震でつぶれた家は3件のみだったそうです。

取り急ぎ2日間の行動を報告致しましたが、詳しくは写真も交えて次回に。

被災地へ着きました

2011年05月03日 | 活動報告
5月3日 1時間遅れでバスは仙台に6時20分に着きました。

どんなところでも眠れる私ですが、昨夜は何度も目を覚ましました。なぜなら揺れがひどい! 道路が悪いとは聞いていましたが、なるほどこれか!と思うほど上に下にと激しく揺れて・・・。

バス酔いするメンバーが心配になるほど・・・。

仙台駅は「え、ここが被災地」と思うほどに東京よりきれいでした。

東北線に乗り名取駅まで。見かけるのはボランティアの若者ばかりです。
感動で涙が出ちゃうくらい、たくさんの若者がボランティアにきています。

私たちは名取駅からタクシーでイオンモールのある杜せきのした駅まで移動。

バスが1時間も到着が遅れたため、すでに朝市は始まっておりました。荷物が到着するやいなや、待ちきれないとばかりに物資を探される方、こちらも大慌てで準備にかかりました。

新品絵本はどんどん無くなり、お絵かき帳とクレヨンセット、折り紙と鉛筆セットもどんどんさばけていきました。(うれしい限りです)

文具は足りていると聞いていたのに・・・。あやとりのひも、なわとびなども・・・。

皆様のお気持ちが被災地に広がっていきました。

午後からは文化会館の避難所に入れていただき、絵本の読み聞かせをさせて頂きました。ただ、連休もあり、避難所には子供さんが(大人もですが)ほんの少ししかいなかったのでした。(みなさん、外出、仮設住宅へ移動など)

その後、ゆりあげ小学校へ。

この続きは帰宅してから報告いたします。

被災地へ絵本を届けに行ってきます!

2011年04月30日 | 活動報告
みなさま こんばんは。 お久しぶりの更新です。

4月1週目に締め切った絵本・その他はすでに7か所へ送り済みですが、その後もパラパラと届いた絵本などをどうしようかと相談しておりました。

時間と共に被災地では欲しい物が刻一刻変わっていきます。すでに絵本も飽和状態のようであり、さてどうしようか・・・やはり現地に行って手渡しで贈りたい・・・などと話し合っておりました。

すると、名取市をご紹介して下さった友人が連休に名取市の朝市で皆さんが欲しいと云う物を配布するとの情報が・・・。そこへ私達も便乗させていただくことになりました。

3日、4日と連休に被災地へ行ってお預かりした絵本、折り紙、なわとび、あやとりひも、おもちゃなどなどお配りしてまいります。そしてこれからどんな支援ができるのかも見て参ります。

手を上げたメンバーは6名、2日の夜行バスで行き、3日の朝6時から12時まで朝市で、その後は避難所訪問が出来たら読み聞かせもしてきたいと願っておりますが・・・こればかりは行ってみないと・・・。

4日も朝6時から12時まで朝市で。

今週の日曜日と本日、送り出しの荷造りを致しました。

絵本を手にすると、「あ~懐かしい本だ!」とつい作業の手が止まってしまいます。

私達の命名の絵本、「これはのみのぴこ」も持ちました。私達はこの「これはのみのぴこ」の特別なパノラマ版を持っています。できればこのパノラマ版の読み聞かせが出来たら嬉しいのですが!
著作権の許諾も受けております。準備はばんたん!

あとは体調を整えて出発するのみ!

ご報告はまたこのブログにて。

行って参りま~す!


被災地へあやとりの紐を贈りました

2011年04月14日 | 活動報告
昨日、あやとりの紐が200本も届きました!!

お送り下さったのは大阪の森 製紐(株)さんです。

一つひとつに、被災地応援のコメントが書かれた紙が入っておりました。(メンバー一同感激です)

実はその前の日に今回の支援者Fさんから、あやとりの本が大量に届きました。
Fさんはお子さんの為に購入されたあやとりの紐の製造会社さんへ今回のプロジェクトの事をお話されて支援を頼んで下さったのです。

森 製紐の社長様が快く承諾して下さり、今回の「あやとりの紐」到着になった訳です。

早速、昨日の便に間に合いましたので、大船渡市の小学校へ一部をお送りさせて頂きました。

第1回の締め切りを終え、しばらくブログの更新が途絶えておりまして申し訳ありません。

只今、集計中ですが、本は2500冊近くになりそうです。

すでにお送りした先は7か所。どこも送り先の相手が見える所です。

「本が届きましたぁ!」と嬉しいお電話を頂いたところもあります。喜んで頂けたお声が聞こえるのは嬉しい限りですね。

学校が始まるので避難所が移動している為に「これから配ります」と言う所もありました。早くお子さんの手に本が渡る事を祈るのみです。

これからもメンバーは続けて行こうとの気持ちです。

避難所や学校などの組織でなくても結構です。赤ちゃんを抱えたお母さんの集まりでも、絵本を必要としていらっしゃる方がいるのをご存じな方はどうぞご一報下さいませ。

かわいい絵本バック(幼稚園バック?)も裁縫の得意なメンバーが手作りで仕上がっております!

必要なところへ届けられる事だけが、私たちの希望です。

今日も晴れました! 暖かいようです。

被災地の皆さまはどうぞ余震にお気をつけください。 今日も一日頑張りましょう!

被災地へ絵本を贈るプロジェクト 状況報告

2011年04月03日 | 活動報告
「はらぺこあおむし」 エリック=カール 著  もりひさし 訳 偕成社


状況報告です。

まず、本を旅すると言うブログで「被災地へ絵本を送る」コーナーでご紹介を受けました。
プロジェクト一覧に沢山「絵本を送る」活動が紹介されておりました。

支援が次のステップに移って来たのは嬉しいことです。

ユニセフでも絵本を集めましたが、直ぐに絵本は集まりすぎてストップがかかりました。
8万冊とも聞いておりますが・・・。

この仕分けを考えると気が遠くなります。4月中旬には100か所に届けると書かれてありましたが、
大変な作業だと思います。

私達が昨日までの発送した本は約1400冊になりました。(昨日の数字は訂正いたします)

「被災地の現場で欲しいものは、刻々と変わって来ている」これが今回の印象です。

幸いにも被災地の方と直で連絡が取れ、要望をお聞きする事も出来て、点と点が繋がったようにも思えて嬉しかったです。

先程入ったメールでは、「明日被災地の親戚の方がいる避難所へ行くので、要望を聞いてきますが、
5,6箱は確保しておいて欲しい」とありました。

昨日お送りした所でも足りないぐらいで、取りあえず、先に送りました。

昨日荷造りを終えた頃、「こちらでも送って欲しいと言ってます」と嬉しい電話がありましたが、
今週末まで待って下さいねと伝えました。

行政や大きな組織ではせっかくの支援物資が支援物資集積所に積まれてしまったり、「今はそれどころでない」と門前払いをされたり、
なかなか思う様に先端まで届かない歯がゆい現状があります。

小さな私たちだからできる事、皆さまの温かさを先端までお届け致します。




被災地の子ども達へ 絵本等 第1便発送しました!

2011年04月02日 | 活動報告
  連日 本の仕分けをするメンバー


  子ども達も一緒に手伝っての仕分け

「被災地へ絵本を贈るプロジェクト」にご協力頂いた方へ

この度は皆さまから沢山の本、文具、おもちゃ、折り紙などなどご協力頂きまして誠にありがとうございました。
また、輸送費のカンパも頂き、深く感謝申し上げます。

この1週間で約1400冊近くの本が集まり、メンバー一同嬉しい悲鳴を上げておりました。
本日無事に第1便として最初の4か所へ発送致しましたのでご報告申し上げます。

メンバーが一つひとつ、電話して相手の方とお話をした上で探し求めた送り先です。
どこも被害のひどかったところで、町役場、村役場なども流されたところです。
「喜んで受け取りたいです」とのことで、直接避難所の方へ配って頂ける、もしくは避難所宛てでお送りできた所へ発送いたしました。

1.宮城県 2か所
2.岩手県 2か所

すべての本にメッセージをつけ、皆さまからのお手紙も入れさせて頂きました。
計21箱 発送致しました。 

メンバー一同、箱を、袋を開けるたびに、心のこもったお手紙や中に同封されているものを見て、
本当に嬉しく、皆さまの温かさに私達も返って励まされました。
心より感謝申し上げます。

被災地の方が少しでも早く、春の来る事を祈り、さらに頑張りたいと思います。

皆さまのお気持ち、本当にありがとうございました。

取り急ぎ 第1便を発送いたしましたのでご報告申し上げます。


ピコの会メンバー一同


沢山の本をありがとうございました!

2011年04月01日 | 活動報告
本日、集まった本、文具の種類分けをしております。

嬉しいことに集まった本の数は500冊を越しておりました!! ありがとうございます。

受け付け期間を4月7日としておりましたので、来週にはこの倍になるかとも思われます。

皆さんから送り先の情報もいろいろ頂き、後方支援をありがたく思っております。

TVに出ると問い合わせなどが殺到するようです。

ユニセフも本を集めましたが、集まりすぎて受け付けストップがかかりました。


まだまだ被災地の現場は支援物資を分けるので大変そうで、なかなか「絵本」と聞くと、後回しの感もありますし、
お役所だと上にあげて、拒否がかかるところもあります。

被災地の避難所は刻々と状況が変わっていることもわかりました。 
避難所からまた移動して次の避難所に行かなければならないそうです。

送る方の先端と受け取る方の先端の思いがなかなかつながらないのがモドカシイです。




絵本を被災地へ  どこへ送るのですか?

2011年03月31日 | 活動報告
「ねずみくんのチョッキ」 なかえよしを 作  上野紀子 絵 ポプラ社


先週の土曜日に「被災地へ絵本を送るプロジェクト」を立ち上げてから、明日で一週間になります。

皆さんの温かいお気持ちが続々と届けられていて、関わっている私達の方が励まされるように勇気を頂いております。

そんな中、この様なご質問を頂きました。

「趣旨はすごく良く分かり、協力もしたいと思います。でもどこへ届けるのでしょうか?
送られる先が迷惑にならなければ良いと思いますし、好意があだになると云う話も聞きます。
送り先の団体を教えて下さい。」

ご質問ありがとうございます。皆さんが同じように抱く疑問です。

私達もそのところは同じ意見です。

私達が一番強く思っている事は、何処かの自治体や団体に預けて、「はい終わり」としたくないと云う事です。
顔のある相手にできるだけ渡そうと努力しています。

今、先方から「送って欲しい」と要望があったのは、仙台市の若林区の避難所の方からです。

メンバーの中の一人の妹さんが当地で読み聞かせをされておりました。幸い無事でしたが、避難所暮らしになられました。その方に連絡がつき、避難所の方に聞いて頂いて、「直ぐにでも欲しい」との返事が返って来ました。

各避難所にも分けて下さるとのことです。

第1回目の本を集める期間は来週末までとしておりますが、「欲しい」というのなら直ぐにでも送って差し上げたいと、急遽、集まった本だけでもと明日荷造りをする事になりました。

若林地区はかなり被害の大きかった所だと思います。「学用品も欲しいです」との声も聞いております。

この第1便がきっかけとなり、被災地の方から「うちにも」と要望の声が上がってくれたら嬉しいと思います。

交通もだいぶ復活してまいりましたが、調べると宅配便も営業所止まりが多く、そこまでは現地の方が取りに来て下さいと言われてしまいます。

個人で物を送ると、返って支援物資を送れなくなるとのことで、躊躇もしております。

今、メンバーはそのルートづくりも必死で探しております。

私たちは、どこの団体に送ると言う事ではなく、個人レベルのツテで相手を探し、「欲しい」と言う所へ送ろうとしております。

地震から3週間、子ども達の心のケアが必要になっているとTVでもやっていたそうです。

ある友人が、TVで山形大学の先生と石巻の高校で避難している方がボランティアで心のケアをしている映像が映っていましたとメールを下さいました。何かのお役にたてないでしょうか?と。

本を送って下さるだけでなく、この様に後方支援をして下さる事にとても嬉しくなりました。

このブログに下さるメールにも、私たちが励まされ勇気を頂いております。本当に感謝いたします。

ご質問に答えられたでしょうか? ご理解頂きご協力頂けると嬉しいです! ありがとうございます。


被災地へ絵本を贈るプロジェクトに嬉しいメールが!

2011年03月28日 | 活動報告
3月26日の土曜日の夜中にこのブログを立ち上げました。(まだ2日目ですが)

その後、皆さまから沢山のメールを頂いており、とても励みになっております。

つくづくインターネットの力は凄いと感動です!

嬉しいので少しご紹介させて頂きます。
(ご本人の了承は得ておりませんが、お名前を出さないので許して下さい)

**
はじめまして  突然のメールで失礼いたします。
被災地へ絵本を贈るプロジェクトのお手伝いが少しでもできればと思い連絡致しました。
わたしは地元の幼稚園で教諭として働き今は4歳と1歳8か月の娘を持つ母です。
今回の地震、津波の被害に胸を痛めてます。
救援物資は送ったのですが、子供達のためにぜひとも絵本を贈りたいと思っていた矢先に
ピコの会のことを知り感激しました。

絵本は親子のコミニケーションも深まるし、心が豊かになりますよね!
怖い思いをした子供たちに少しでも元気になってほしなと思います。

こんな私でもお役に立てれば…うれしいです。

**
ブログ拝見しました。
是非賛同させてください。
送り先教えてくださいませ

**
こんにちわ。
ブログ拝見しました。

仕事がらたくさん絵本があります。

自分でも大好きでコレクションしていたのですが
読んでいない物もありますし、子ども達に少しでも元気になって欲 しい!と思って 一部ですが、
絵本プロジェクトに参加させていただこうと思います。

発送先などご連絡いただけますと幸いです。
また素敵なプロジェクトを立ち上げていただき感謝します。
お疲れさまです。


見ず知らずのみなさまの、この様なご支援のメールは私達に勇気を下さっております!

ありがとうございます! 感謝申し上げます。