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被災地へ絵本を贈るプロジェクト―― ピコの会(小学校で絵本の読み聞かせをしている母親のG)

東北・関東大震災で避難している子ども達に絵本を贈りたいと、読み聞かせをしている母達が立ち上がりました。

いちごの思い出し仙台日記 3

2011年05月08日 | 日記
07:15 イオンモール名取エアリの駐車場に到着

朝市は駐車場で行われる ここは駐車場 ただの駐車場 がらーんとした駐車場 ??
イオンモール名取エアリは広かった! 建物は一つだけど、4つのビルがくっついた感じの建物
この場所からだと大きくて端が見えない 
エアリは‘エリア’と間違えているわけではない
イオンモール名取エアリは 新しい「まち」とともに大きく発展する意味を込め、新しい空気をこの街に吹き込む「空気(AIR)」、東北の玄関口である「仙台空港(SENDAI AIRPORT)」、地域との共生「名取(NATORI)」の3つの言葉の一部を繋ぎ、「エアリ」と命名されたそうだ

後で知ったが、大きな駐車場が8ブロックもある 駐車台数にして約3,900台
「朝市の開催されるイオンモール名取エアリの駐車場までお願いします」と言うべきだった
運よく? 警備員さんがこっちに来る 2人も! 自転車で!(こんな大きいのだ 自転車で巡回だろうな)
朝市はこの先の西の駐車場です と教えてくれた

07:20  やっと朝市

朝市の品物を求める人々が集まっていた
きちんと「朝市の開催されるイオンモール名取エアリの駐車場までお願いします」と言った もう一台のタクシーチームは、届いた荷物を開け始めていた
そのとたん、わっと人が集まってきて、出す品物をどんどん手に取り始めた まだ開けていない段ボールにも「何が入っているの?あけていい?」 今、着いたばかりの私はどうなっているのか理解できず 圧倒された
とにかく、どんどん本や小物など並べなくては

皆様から贈られました絵本や折り紙などの遊びものは、ご存じの通り、すでに避難所や児童館などに送らせていただきました
今回、朝市に被災者の方々がいらっしゃるという事で、直接さし上げられると思い参加をお願いたしました
しかし、主催者側の意向で お金を動かして活性化を図りたいので 無料で配るのは考えていただきたいと申し出がありました
ピコでは、悩みました 新品の本を買って送ってくださった方も大勢いて それを安い金額で売ってもいいのだろうか? 自分自身で渡せるがお金を頂いては、集めた趣旨に反するのではないか?

それでも直に渡したい!

絵本は100円、漫画は50円、お絵描き帳と鉛筆消しゴムなどをセットした袋詰め100円、他の小物は20円から300円の値段を付けました お子さんが好きそうな小物は無料にした

たやすく避難所に入って プライバシーが完全に確保されていない場所に善意とはいえ見知らぬ者が‘物’を配る事はできません 自分の家に他人がいきなり入ってきて「お子さんと是非読んでください 絵本をどうぞ」と言われても 必要と感じていない人には 迷惑になる

必要とする方々 ピコのブースにたくさん来ていただきました 
本を手にとって、自分のお子さんや孫の為に、時間をかけて選んでいる お母さん、お父さん、おじいちゃん、おばあちゃん あまりの真剣さに「どうぞお持ちください」と言いたかった 100円でも買っていってくださった
ありがとう
ありがとうございました

売上金の用途が、夏の鐘楼流しに使われると聞き、安心した
先が見えるお金の寄付で良かった

つづく

いちごの思い出し仙台日記 2

2011年05月07日 | 日記
06:58  名取駅着 

私たちの目的地 イオンモール名取エアリは名取駅から仙台空港アクセス線で一つ目の杜せきのした駅の
すぐ目の前 しかし、アクセス線はまだ復旧しておらず代行バスで行く事に
駅員さんに詳細を聞くとちょうど7時発があるとのこと あ~後1分しかない 
大荷物の私たちには階段を駆け下りても間に合わない!!
間に合わないどころか救急車に乗る羽目になる!!即諦め 次は30分後…
タクシーで行く事にした

落ち着いて、あたりを見渡すと名取駅はとても新しそうで奇麗だ 
それもそのはず 仙台空港アクセス線は2007年3月18日に開通 
それまでは、仙台―空港間を市営バスが高速を使って40分かかっていたが空港まで最速17分と便利になった。さらに、バスは片道910円だが、アクセス線では630円と安くなった

階段を下りるとタクシーが何台か止まっていた ほっ 良かった 実はタクシーが走っているかは不安だった
代行バスの本数が1時間に1本だったら最悪歩いていくことも考えていた なにせ朝市は6時から始まっているのだ 急がねば

07:10 イオンモール名取エアリ朝市へ

分乗してタクシーに乗った 「イオンモール名取エアリの駐車場までお願いします」
おそらく私たちよりも少し年配の運転手さん はじめて話す地元の方 思い切って話しかけてみる 
少しなまりがあるかな 仙台弁?(そんなものはあるのかな?)

建物の被害について聞いてみた
この辺りは建物の亀裂・瓦屋根の被害がほとんどで倒壊したのは築年数が経っている3棟だけ
「壊れてぇいる瓦屋根は、凝って作った屋根がほとんどだぁ」と運転手さん(実際の話し方ではない 雰囲気です) 凝って作った屋根??
 説明しましょう  ここでの‘凝った’は屋根の傾き(傾斜角)のことを指しています 4寸勾配、5.5寸勾配と
            増えていくと傾斜角が急になり、瓦の枚数も増え、費用もかかってくる 
            だから 凝って作っている ということです 
            社寺仏閣でよく使われる屋根形状の反り屋根は 超凝った屋根 と言えますね
特に山の尾根のような部分の棟部や袖部(けらば)の被害が目につく

ブルーシートが時々目に入ってくる以外は、普通の静かな街並みだ
と思ったら、街並みは、ひと区画100坪以上ありそうな高級住地に一転 もちろんブルーシートも見当たらない
変にきょろきょろしているうちにイオンモール名取エアリの駐車場に到着
時間にして5分くらい 料金は720円 領収書に(株)ミナト高橋新蔵商店 と記されていた
…商店なのね 

つづく

被災地 ゆりあげ朝市で絵本を 3

2011年05月06日 | お知らせ
さすがに昨日は疲れてぐったりしていました。

一人別行動で4日に岩手県九戸郡野田村(絵本を贈ったところ)へ旅立ったメンバーも昨日無事に戻りました。
また違った被災地の景色だったそうです。

私たちは運よく、「顔の見える人に手渡しで絵本を渡したい」この希望が叶い、朝市と言うところで、欲しい人に好きな本を選んで貰って配ることができ、本当に幸せでした。

そしてこれもまた運よく、「避難所で読み聞かせのボランティアを」も叶い、名取市文化会館で大型絵本を読ませて頂きました。

子供の遊び場広場で 絵本を読む その後大型絵本の時はもう少し人数も


本当はその後も他の被災地の避難所を訪ねようと考えていたのですが、先に文化会館の様子を拝見し、「今日はやめよう」と云う事にしました。

連休も有り、避難所の大方の人は外へ出かけていました。子供さんも数人が残る程度で。

仮設住宅への移動も連休から始まったとお聞きしました。他の避難所も同様でしょう。

避難所は、段ボールで区切られた畳1畳から3畳くらいのスペースの個人生活環境でした。当然ですがプライバシーは限りなく無い生活。テレビも無い生活。疲れることでしょう。

そう言えば、朝市に大型テレビが設置され、人だかりが出来ていました。何を映しているかと思えば、3月11日の地震の後の津波の映像でした。

メンバーの一人がそれを見て、勘違い。「大変、昨日も地震があったみたいよ、東北に津波警報が出ていた」と大騒ぎ。
良く良く見れば、それは何と3月11日の映像。「え、なんで今頃」

被災地の皆さんは、今初めて観るのでしょう、自分達の家が流されていく様子を。

私達には何度も見せられた、これでもかと繰り返し見せられた、悲惨な映像を大勢の皆さんが食い入るように観られているのはとても印象的でした。

その後、閖上(ゆりあげ)小学校へ。 ここには集められた沢山の思い出の写真が所狭しと並べられておりました。

友人の友人はご主人を3年前に亡くされ、遺骨はお寺さんに預けてあったそうです。でも今回、お寺さんも流され、お墓に入れるものが無くなってしまったので、せめて写真でもあればと、ここにきて一緒に探そうとしたけれど、これではあまりも・・・。無理だと諦めたと言っておりました。


海から2キロも離れた閖上(ゆりあげ)小学校からは海が見えません。 しかし波はここまでも来ていて、泥の被ったランドセル、泥でメチャクチャになった1階の運動具置き場(?)がそのままでした。まだここまではボランティアの掃除も回って来ていないのですね。

そして、通行許可を持っている人しか入れない海辺近くの閖上地区へ。

友人は叫びます「ここには家がびっしりあったのよ」と。 ここは「閖上商店街だった」と。

Youtobuで観ると、震災直後はまだ壊れた家も残っていたようですが、今は片づけられ、何も無い平地と化した町に、初めて見る私は想像もできなくて、悲しい事でした。

本当に真っ平らな町で、逃げ場が無かったと言っておりました。



波はここまで船を運んでいました。


小学校に置かれていた自動車は津波の威力を表していました。



降り立った仙台駅、街は連休もあって賑わっておりました。どこを見てもきれいで、地震があって被害を受けたとは思えないほどでした。
名取市も津波に襲われなかった所は、まだ綺麗で整然としていました。でもひとたび、津波の来た場所まで来ると、そこは何も無く、田圃にはゴミが残っており、海の砂浜のように砂があり、磯の香りがして・・・。

避難所の名取市文化会館にも読み聞かせで中へ入れて頂けました。 段ボールで囲まれた部屋部屋を見て、もうすぐ2カ月、疲れるだろうなぁと悲しくなりました。

その中にも家族を亡くされてまだ見つからない方もいるのです。

これが被災地の人々の抱えている現実なんだと思う時、賑やかな仙台市の町の様子とのギャップに何とも言えない思いになるのでした。

私たちのやっていることなんて、どれほどの役にたつのだろうと、悲しくなりました。
所詮、東京に帰れば普通の生活に戻れる私たちに、被災地の人の心の痛みがどれだけ分かるのだろうかと。

しかしながら、皆さまの温かい思いは現地にしかと届けられた事だけはご報告出来るのが何よりです。

多くの皆さまに感謝申し上げます。 本当にご協力ありがとうございました。   (ハヤシ)

いちごの思い出し仙台日記 1

2011年05月06日 | 日記

5月2日月曜日 

22:05  いざ仙台へ 家を出る
かばんの中に、読み聞かせに選んだ本「ミロとまほうのいし」マーカス・フィスター作 谷川俊太郎訳
を入れて、駅までの道をガラガラ音を立てて歩いていく
夜の静かな住宅街に響く…申し訳なくゆっくり歩く

22:15  聖蹟桜ヶ丘駅
すでに、4人集まっていた
ジーパン姿に運動靴 ボランティアに行くぞという出で立ち 頼もしく見える!

23:30  新宿駅
駅から出発場所の工学院前まで歩いていくと 人 人 人
バーゲンセールかコンサート会場?と思えるくらいのすごい人
何十台ものバス バス 夜中にこんなに人が集まってみんながみんな被災地に向かって行くように見える
先についていたSさんの携帯での誘導がなければ迷っていただろう
ほぼ満席のバス 前方にボランティアに行くような格好をした若い男性達 男性ばかりでちょっと圧倒された
後方に女性 夜行バスはそのように配置するのだそうだ
二時間ごとの休憩 最期の休憩所 国見ではサービスエリア渋滞が起きていた 

5月3日火曜日 晴れ

06:20  1時間遅れで到着   
降り立った仙台駅西口は早朝のためか静まり返っていた 少し寒いが空気が澄んでいて気持ちが良い
建築年数が浅いのだろうか? 整えられた道・歩道・駅ビル 大きな地震が起こったとは思えないほどきれいな街並みだった

06:45  名取へ
宮城の玄関口である仙台駅 さすがに大きい 地下通路を迷ってうろうろ JRに乗りたいのに反対の西口に出てしまった (この地下通路は自由通路と言って駅をまたぐための通路だった きっと途中に改札に行く入口があったのかもしれないがわからなかった)
ようやく改札に入って三番線へ ホーム案内には2・3・4番線と案内がある 1つのホームに3つの番線?
ホームに降りると2番と4番しか見られない! 2番線に入ってきた電車の車掌さんに3番線を聞くと もっと前の方にあると教えてくれた 三番線は折り返しになっていて前半分を利用してホームになっていた
そういえば富山駅も在来線が折り返しになっていてこのような形のホームだったなぁ 合理的  
6時24分発 JR在来線(普通列車) に乗り名取駅へ 列車の中で4人づつ向かい合ったシートに座り 各自持参したおにぎりやパンの朝食を急いで食べた 京王線ではできないことだ 
車窓からはところどころに青いビニールシートが見えるくらいで外見上はひどい崩れや倒壊など見られなかったがきっと家の中は家具などの転倒の被害で大変なものだっただろう もっとも震災から2カ月弱たっているが…

つづく

被災地 ゆりあげ朝市で絵本を 2

2011年05月05日 | 活動報告
先程、一回アップしたものの、手違いですべて消えてしまいました。
同じ文章をもう一度書く気力が無いので、取りあえず写真だけでもアップ致します。
ごめんなさい。


ゆりあげ朝市 絵本配達人のメンバー



絵本を手にする人々


隣のテントでは衣類の配布を


メンバーは急遽、リコーダーデュオを組み、「トトロ」を演奏。客呼び込みのチンドン屋? いや、失礼、「ハメル―ンの笛吹き」でしたね! 子ども達を沢山連れて来てぇ~!!

「あやとり やってね」「ありがとう!」
子供さん達に配った(時には大人にも)あやとり。大阪の会社の方からの寄付です。


沢山持って行った傘もこんなに無くなりました。




フリーマーケットのように並べられた絵本やその他のグッズ

飛ぶようになくなりました。

お昼頃、空に突然虹が!! 雨も降っていないのになぜ? 
それもアーチで無くこの様に。 なぜかキラキラ輝いておりました。

ただいま

2011年05月05日 | 活動報告
仙台 名取から戻ってまいりました
全員無事に帰ってこられてホッとしました
詳細はのちほど


貴重な体験をありがとう
一緒に行動した5人の仲間
ありがとう
そして、本集め、梱包など、仙台行きを支えてくれたスタッフ
そして、本や資金を寄付して下さった皆様
ありがとう ありがとう

                        いちご

被災地 ゆりあげ朝市で絵本を

2011年05月04日 | 活動報告
5月4日 4時半起きして5時半には朝市へ準備に。

すでに多くの人が準備に掛っておりました。

昨日同様テントに荷物を広げ、朝市にいらっしゃる人々を待つことに。 しかし寒い!

天気予報は昨日より温かいと聞いていたので、私は下は半袖でした。しばらく立っていると「寒い」の連発。
朝食を食べにホテルへ帰った際に長袖に着替えることにしました。

今でもこんな寒い時が・・・当時はどれだけ寒かったことかと。

この日は連休の真っただ中、4月の24日に再開したばかりのイオンモールショッピングセンターはすごい人でごったがえしていました。

名取市ゆりあげ朝市、自衛隊のブラスバンドや芸能人も来て、多くの人が集まり、お日様もやっと顔を出し、元気にがんばっています。

私たちが持参した絵本、折り紙、お絵かき帳はすべて無くなり、お手製の絵本バックもきれいにはけました。
必要としている方に渡って良かったです。

隣のテントでは無料で洋服の配布をしておりましたが、やはりほとんどが無くなりました。
と、云う事は、まだまだ洋服も日用品も必要としている方がいると云う事なのだと実感でした。

午前中が終わり、午後私達は帰路へ向かう為、仙台へ。
仙台は東京都変わらず、人、人でいっぱい。

行きに高速で見かける車のナンバーは東京より西のものばかり。多くの人がこの連休に東北へ向かうのだと知らされました。新宿の夜行バス乗り場ももの凄いバスの数。仙台へ入る時もバスが連なっておりました。

東北が閑古鳥にならずに、賑わうのは良かったと思いました。私達もお土産をいっぱい買ってお金を落として来ました。

しかし、復路の高速バスが仙台を出た途端、バスは渋滞にのみこまれ、4時に仙台を出たバスは終電が間に合うかをヒヤヒヤするほど到着が遅れ、東京駅に着いたのは11時半でした。

やっとのことで終電に乗り、家に着いたのは1時。何事も無く無事に帰宅出来て良かったです。

あっと云う間の2日間。

しかしながら、津波に合った被災地と津波に合わなかった被災地の差に愕然とするものがありました。
今回の被害は地震によるもので無く、津波によるものだと思い知らされました。
名取市でも地震でつぶれた家は3件のみだったそうです。

取り急ぎ2日間の行動を報告致しましたが、詳しくは写真も交えて次回に。

被災地へ着きました

2011年05月03日 | 活動報告
5月3日 1時間遅れでバスは仙台に6時20分に着きました。

どんなところでも眠れる私ですが、昨夜は何度も目を覚ましました。なぜなら揺れがひどい! 道路が悪いとは聞いていましたが、なるほどこれか!と思うほど上に下にと激しく揺れて・・・。

バス酔いするメンバーが心配になるほど・・・。

仙台駅は「え、ここが被災地」と思うほどに東京よりきれいでした。

東北線に乗り名取駅まで。見かけるのはボランティアの若者ばかりです。
感動で涙が出ちゃうくらい、たくさんの若者がボランティアにきています。

私たちは名取駅からタクシーでイオンモールのある杜せきのした駅まで移動。

バスが1時間も到着が遅れたため、すでに朝市は始まっておりました。荷物が到着するやいなや、待ちきれないとばかりに物資を探される方、こちらも大慌てで準備にかかりました。

新品絵本はどんどん無くなり、お絵かき帳とクレヨンセット、折り紙と鉛筆セットもどんどんさばけていきました。(うれしい限りです)

文具は足りていると聞いていたのに・・・。あやとりのひも、なわとびなども・・・。

皆様のお気持ちが被災地に広がっていきました。

午後からは文化会館の避難所に入れていただき、絵本の読み聞かせをさせて頂きました。ただ、連休もあり、避難所には子供さんが(大人もですが)ほんの少ししかいなかったのでした。(みなさん、外出、仮設住宅へ移動など)

その後、ゆりあげ小学校へ。

この続きは帰宅してから報告いたします。

被災地へ絵本を届けに行ってきます!

2011年04月30日 | 活動報告
みなさま こんばんは。 お久しぶりの更新です。

4月1週目に締め切った絵本・その他はすでに7か所へ送り済みですが、その後もパラパラと届いた絵本などをどうしようかと相談しておりました。

時間と共に被災地では欲しい物が刻一刻変わっていきます。すでに絵本も飽和状態のようであり、さてどうしようか・・・やはり現地に行って手渡しで贈りたい・・・などと話し合っておりました。

すると、名取市をご紹介して下さった友人が連休に名取市の朝市で皆さんが欲しいと云う物を配布するとの情報が・・・。そこへ私達も便乗させていただくことになりました。

3日、4日と連休に被災地へ行ってお預かりした絵本、折り紙、なわとび、あやとりひも、おもちゃなどなどお配りしてまいります。そしてこれからどんな支援ができるのかも見て参ります。

手を上げたメンバーは6名、2日の夜行バスで行き、3日の朝6時から12時まで朝市で、その後は避難所訪問が出来たら読み聞かせもしてきたいと願っておりますが・・・こればかりは行ってみないと・・・。

4日も朝6時から12時まで朝市で。

今週の日曜日と本日、送り出しの荷造りを致しました。

絵本を手にすると、「あ~懐かしい本だ!」とつい作業の手が止まってしまいます。

私達の命名の絵本、「これはのみのぴこ」も持ちました。私達はこの「これはのみのぴこ」の特別なパノラマ版を持っています。できればこのパノラマ版の読み聞かせが出来たら嬉しいのですが!
著作権の許諾も受けております。準備はばんたん!

あとは体調を整えて出発するのみ!

ご報告はまたこのブログにて。

行って参りま~す!


被災地へあやとりの紐を贈りました

2011年04月14日 | 活動報告
昨日、あやとりの紐が200本も届きました!!

お送り下さったのは大阪の森 製紐(株)さんです。

一つひとつに、被災地応援のコメントが書かれた紙が入っておりました。(メンバー一同感激です)

実はその前の日に今回の支援者Fさんから、あやとりの本が大量に届きました。
Fさんはお子さんの為に購入されたあやとりの紐の製造会社さんへ今回のプロジェクトの事をお話されて支援を頼んで下さったのです。

森 製紐の社長様が快く承諾して下さり、今回の「あやとりの紐」到着になった訳です。

早速、昨日の便に間に合いましたので、大船渡市の小学校へ一部をお送りさせて頂きました。

第1回の締め切りを終え、しばらくブログの更新が途絶えておりまして申し訳ありません。

只今、集計中ですが、本は2500冊近くになりそうです。

すでにお送りした先は7か所。どこも送り先の相手が見える所です。

「本が届きましたぁ!」と嬉しいお電話を頂いたところもあります。喜んで頂けたお声が聞こえるのは嬉しい限りですね。

学校が始まるので避難所が移動している為に「これから配ります」と言う所もありました。早くお子さんの手に本が渡る事を祈るのみです。

これからもメンバーは続けて行こうとの気持ちです。

避難所や学校などの組織でなくても結構です。赤ちゃんを抱えたお母さんの集まりでも、絵本を必要としていらっしゃる方がいるのをご存じな方はどうぞご一報下さいませ。

かわいい絵本バック(幼稚園バック?)も裁縫の得意なメンバーが手作りで仕上がっております!

必要なところへ届けられる事だけが、私たちの希望です。

今日も晴れました! 暖かいようです。

被災地の皆さまはどうぞ余震にお気をつけください。 今日も一日頑張りましょう!

突破しました

2011年04月07日 | ご協力者一覧
ご協力者一覧を担当しております いちごです

ブログの領域に初めて踏み入れました
ブログを見たのも初めて!
コメント・投稿も初めて!!
みょーに緊張して書いています

ご協力者一覧は第1回目の締め切りが過ぎましたら
載せてまいります

取りあえず

ご協力者様  100名を超えましたぁぁ!!!!!!

おひとり、おひとりのお気持ちをしっかり受け止めて
これからも、本を送って行きたいと思います

ご協力 ありがとうございました

たくさんの思いをありがとうございます!!

2011年04月07日 | 日記


私はここ毎日、泣いております。 うれし泣きです。 感動の涙です。

宅配便のお兄さんが、「今日は4個ですよ~」と言って、皆さまがお送り下さった絵本の箱を置いていきます。

箱を開けるたびに、そこに詰まった皆さまの「思いやり」「被災地を思う心」に涙しているのです。

本当に、ほんとうに皆さまご協力頂きまして、ありがとうございます。

本日、ある方が作者さんのサインと挿絵を入れてお送り下さいました。(上の本です)著者のH@Lさんが可愛いみんなが手をつないでいる絵を書いて下さっていました。お送り下さった方はコメントを。(スキャナーが故障してここにアップできないのが残念です、ごめんなさい)感激でした!ありがとうございました。


いつも、
帯のついた新品の絵本を手にしては、送ってくださった方のお顔を想像しながら、「あ~被災地の子どもの事を思いながら購入してくださったんだなぁ」と思うと「新品に準ずるものでお願いします」と言ったのが申し訳ないような気持ちになりますが、これを手にした子ども達はどんなにか喜ぶことでしょう。

お子さんに読んで差し上げたような本を手にする度に、「あ~大事なご本を放出して下さったんだぁ」とホッと温かな気持ちになります。

どちらにしても、一つひとつに皆さまの思いが入っていて、私の胸を熱くします。

届いた箱の中には「このプロジェクトに誘って頂きありがとうございました」「取りまとめていだたき感謝します」などとレターが入っておりました。

お礼を言うのは私どもなのに、「ありがとうございます」と言われてしまいます。

本当に本当に皆さまありがとうございました。どうかこれからも見守っていてくださいませ。

皆さまの思いをきちんと届くようにしなければと、メンバー一同、背筋がさらにピンとなります。

昨日も一昨日も沢山の包みが届いておりますが、ごめんなさい、「ありがとう」のお返事は少しお待ちくださいね。
メールもレターも書けない日々です。ご理解を!

お知らせです。≪森の書展~想い~≫

2011年04月06日 | お知らせ
今日も皆様からの温かい小包が届いています。
あけるたびに「思い」が伝わってきます。
ありがとうございます。

遅くなってしまったのですが、このプロジェクトに賛同いただいている書家の中野さんの
活動をご紹介いたします。


今回の大災害で皆さんすでに何かしらの形でサポートをされていることと思いますが、
私も今回の震災に“書”を通して何かできることはないか…と思いめぐらせ、
以下にたどり着きました。ご賛同・ご協力いただける方は、是非ご参加をお願いします。

≪森の書展~想い~≫ 被害に遭われた方へのメッセージ・今の想い・願いを書で表し、
その作品を“森の書展”に展示するワークショップ。参加費は義援金とする参加型の支援活動です。

●seiseki sun marche
~ハンドメイドの雑貨市~ http://www.cafe-sakura.info/marche/(PC用) 
4月10日(日)10:00~16:00(準備は8:30~)
     東京都多摩市 九頭竜公園にて(京王線・聖蹟桜ケ丘徒歩5分)
●係る経費をなるべく抑えて義援金にまわしたいと思います。
不使用の色紙・無地のうちわ等、書をしたためられる不要な材料がありましたら是非ご提供願います。
メール等でご連絡いただきましたら、受け取りに伺います。
●書に携わる私たちが体感している“書く”ことで自分を見つめたり、
想いを伝える素晴らしさをたくさんの方に体験していただくと共に、
小さいかもしれませんが何かしらの支援になるであろうこの機会にご協力をよろしくお願い致します。
     併せてたくさんの方に来場していただけるよう、多くの方にお伝え下さいm(_ _)m
    ●○中野千秋○● http://sho-works.jp/
                     よろしくお願いいたします。 Y

被災地へ絵本を贈るプロジェクト 状況報告

2011年04月03日 | 活動報告
「はらぺこあおむし」 エリック=カール 著  もりひさし 訳 偕成社


状況報告です。

まず、本を旅すると言うブログで「被災地へ絵本を送る」コーナーでご紹介を受けました。
プロジェクト一覧に沢山「絵本を送る」活動が紹介されておりました。

支援が次のステップに移って来たのは嬉しいことです。

ユニセフでも絵本を集めましたが、直ぐに絵本は集まりすぎてストップがかかりました。
8万冊とも聞いておりますが・・・。

この仕分けを考えると気が遠くなります。4月中旬には100か所に届けると書かれてありましたが、
大変な作業だと思います。

私達が昨日までの発送した本は約1400冊になりました。(昨日の数字は訂正いたします)

「被災地の現場で欲しいものは、刻々と変わって来ている」これが今回の印象です。

幸いにも被災地の方と直で連絡が取れ、要望をお聞きする事も出来て、点と点が繋がったようにも思えて嬉しかったです。

先程入ったメールでは、「明日被災地の親戚の方がいる避難所へ行くので、要望を聞いてきますが、
5,6箱は確保しておいて欲しい」とありました。

昨日お送りした所でも足りないぐらいで、取りあえず、先に送りました。

昨日荷造りを終えた頃、「こちらでも送って欲しいと言ってます」と嬉しい電話がありましたが、
今週末まで待って下さいねと伝えました。

行政や大きな組織ではせっかくの支援物資が支援物資集積所に積まれてしまったり、「今はそれどころでない」と門前払いをされたり、
なかなか思う様に先端まで届かない歯がゆい現状があります。

小さな私たちだからできる事、皆さまの温かさを先端までお届け致します。




被災地の子ども達へ 絵本等 第1便発送しました!

2011年04月02日 | 活動報告
  連日 本の仕分けをするメンバー


  子ども達も一緒に手伝っての仕分け

「被災地へ絵本を贈るプロジェクト」にご協力頂いた方へ

この度は皆さまから沢山の本、文具、おもちゃ、折り紙などなどご協力頂きまして誠にありがとうございました。
また、輸送費のカンパも頂き、深く感謝申し上げます。

この1週間で約1400冊近くの本が集まり、メンバー一同嬉しい悲鳴を上げておりました。
本日無事に第1便として最初の4か所へ発送致しましたのでご報告申し上げます。

メンバーが一つひとつ、電話して相手の方とお話をした上で探し求めた送り先です。
どこも被害のひどかったところで、町役場、村役場なども流されたところです。
「喜んで受け取りたいです」とのことで、直接避難所の方へ配って頂ける、もしくは避難所宛てでお送りできた所へ発送いたしました。

1.宮城県 2か所
2.岩手県 2か所

すべての本にメッセージをつけ、皆さまからのお手紙も入れさせて頂きました。
計21箱 発送致しました。 

メンバー一同、箱を、袋を開けるたびに、心のこもったお手紙や中に同封されているものを見て、
本当に嬉しく、皆さまの温かさに私達も返って励まされました。
心より感謝申し上げます。

被災地の方が少しでも早く、春の来る事を祈り、さらに頑張りたいと思います。

皆さまのお気持ち、本当にありがとうございました。

取り急ぎ 第1便を発送いたしましたのでご報告申し上げます。


ピコの会メンバー一同