さて、まずは十両の優勝争いの状況から。
昨日お知らせした3敗の6人のうち、残ったのは北桜と栃ノ心だけになりました。
こうなると、優勝ラインは4敗まで下げてもいいかもしれません。
そうすると、優勝争いは、境澤、保志光、白馬、白乃波、北太樹、玉鷲を加えた8人になります。
これはもう、誰が優勝するかなんて分かりません。
でもやっぱり、北桜に優勝して欲しいな~!
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その中の境澤が、昨日は幕内で相撲を取りました。
幕内に休場力士が出ると、十両の上位力士が日替わりで幕内に上がります。
相手は、境澤よりもはるかに小さい嘉風。
取り直しとなった一番は、嘉風の前後左右への揺さぶりに、境澤がかわしきれずに最後は寄り切られて負けました。
境澤は、体がとても柔らかく、相手の攻撃をうまくかわしますが、それだけでは幕内では通用しません。
上を目指すなら、もっと立ち合いを厳しく、前に出る相撲を心がけないといけませんね。
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若ノ鵬は、なかなかダイナミックな相撲を取りましたね。
まるで、琴欧洲や把瑠都のようでした。
ああいう体に合った大きな相撲が取れるなら、なにも飛ばなくたっていいのに。
ちゃんとした相撲を覚えたら、ちょっと怖い存在になるかもしれませんね。
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普天王はどうしちゃいましたかね~
やっぱり珍しく褒めたのがいけませんでしたかね~
勝ち越した途端に、相撲内容がガラッと変わっちゃいました。
たまには根性見せろ!
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豪栄道と豊真将は、予想通りの結果となりましたが、ちょっと気に入らないのが、豪栄道の張り差しです。
張り差しは必要なかったでしょう。
というか、豪栄道には、今場所はどの相手にも、勝ち負けにこだわらず、とにかく真っ向からぶつかって欲しかったです。
それだけの力を持っているんですから。
くれぐれも、誰かさんたちのように、自信がないときは張り差しでなんていう悪い癖がつかないように気をつけて欲しいですね。
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さあ、琴奨菊が戻ってきましたが・・・
いや、立ち合い変化したくなる気持ちは分かりますよ。
怪我が治ったわけではないし、でも、どうしても白星は欲しいし。
何よりも、立ち合い変化は反則ではありませんしね。
でも、それでいいんですかね。
勝つことは大事ですが、勝てばそれでいいんですかね。
どうなんですかね・・・
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そして、そのあとの稀勢の里と安馬の一番も・・・
安馬は普段から注文相撲を否定しているだけに残念でした。
あたる瞬間に下を向いてしまった稀勢の里にも非はありますが、できれば、左四つを狙いにくる稀勢の里を、安馬が横に回って出し投げで体勢を崩すといった展開を見てみたかったですね。
どうなんですかね・・・
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魁皇は強かったですね~!
先場所、引退を覚悟したとは思えないほど、いい動きをしています。
なによりも足が前に出ているのがいいです。
あれならめったに前に落ちませんからね。
このままだと、両横綱との対戦もかなり楽しみですね。
な~んて褒めると、急に調子を崩しちゃうので、この辺にしておきましょう。
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さて、今日の注目の一番は、やはり両横綱の二番でしょう。
まずは、朝青龍に琴光喜。
琴光喜は、対朝青龍戦が27連敗。
大関になって、まずやらなければならないのが、この連敗を止めることでしたが、朝青龍が謹慎になり二場所お預けになってました。
地獄から抜け出せるか、それとも連敗街道を突き進むか。
そして、結びは白鵬に魁皇。
こちらは、白鵬がいかに魁皇の右上手を封じるかがポイントですね。
さあ、優勝を左右する二番の結果はいかに?
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