『宇宙の再構成プログラム』

次元変容の旅を通して … 見えてくる世界とは!

地球と我々の身体との関係(Q&A)

2010-06-30 03:13:55 | Weblog
〔ある人からの質問〕
 初めまして、カバラを調べているうちに貴方のブログにたどり着きました。
ここで書かれているのは、イデアの結晶体を吸収してアダム・カドモンが完成すれば、私達も惑星体になるという事ですか?
それか、自分の星はどこかにもうあって、地球に人間の身体で学びに来ているのでしょうか?
まだ光っていない星?
すいません急に、今朝から、人間は依存無しに生きていけないのかと思うと(空気・水等)
よくこんな不安定な中でと思うと同時に、これが意識の力かとも思いました。
何にも依存せずに生きていくならこの身体ではムリですよね。


〔回答〕
 この質問に対して、ある一定の認識を必要としますが、概ねイデアの結晶体については、あまり他では語られていないので、出来る限り、質問に応えていきたいと思います。先ず、イデアの結晶から説明しますが、これは錬金術で語られている「賢者の石」に該当し、主に精神活動における無形の生産物と認識してください。この精神活動の結果、精神の内奥に生成される物質で結晶質を伴う形で成長していきます。

これが成長することで、内部に滞っていた混沌渦巻くカルマ的な歪が、急速に矯正され整合化への道を辿ります。この内部変換が身体内部のフィールドに全て行き渡り浸透し切ることで、カルマ的な歪が一切取り除かれ、その結果、完璧な結晶質を伴う光り輝く身体が完成されます。これをアダム・カドモンのライトボディー変換といって、神々の身体になぞられています。

光の身体フィールドを古代から神殿に喩えています。よくイスラム教のモスク内部の天井周辺に見られる細工がありますが、これらもイデアの結晶体を象ったものです。それをタイル職人が幾重にも緻密な幾何学模様として施し表現しています。

地球自体も我々の身体と同じようなエネルギー質量からなるボディーを持っていますので同様に、イデアの結晶粒子が地球内部にも創られ、現在、地球も人も自然界も総てが一体となって、イデア結晶粒子による一大変換が急速に進んでいます。そこには、水晶のクラスターが生命の内部で育つ仕組みがあり、地球の中心核にあるアメンティーのホールがその発信源です。

現在、無形の精髄として機能している「次元空間船」が地球を覆うように停泊し、アメンティーのホールを中心に振動を拡大させています。この振動によって、「イデア結晶粒子」を大量に生成させ、地球の変容を急速に促進させています。

この生成・促進の結果、地球のアストラル界の暗い部分、特に、四次元の地獄界も消えつつあります。これを古い地球の消滅(死)と、新しい地球の再生といっております。私たち人間にもこの原理が適応されていますので、死と再生は宇宙におけるビックなイニシエーション(扉)ですが、ここを通過しなければ、すべては始まらないと考えております。『クリスタル・スカルの謎』を参照。

そして「アダムカドモンの身体」は、一般の身体とどこが違うかと言えば、それは第一層目に地球自体と一体化した後に、第二層目では、太陽系と一体化し、第三層目では、銀河系と一体化する身体へと続いていきます。そして、最終的に第四層目で、全宇宙空間を吾が内に納める領域へと進化発展していきます。

のこのように範囲は違っていても終始、環境との調和を図りながら相互依存し続けていく訳ですが益々、進化の流れは相互依存の場を高めていきます。この先、我々がどんなに進化しても環境から完全に「独立」することはナンセンスであり、又その反対に、完全に「依存」する生き方もナンセンスであるということです。

つまり人は、それら環境に依存し生かされている代わりに、環境にとっての調和・発展に寄与する役割を皆が担い、持てる英知と全精力を使うように、神から英知と固有な能力を与えられている訳です。その意味から、人間は「万物の霊長」として位置づけられており、その自覚こそが「真の自立」といえます。そして、その上に「宇宙の道」は続いています。

今こそ、調和の取れた「真の発展」とは何かを人類全体として、考えなくてはならない時期に来ています。現在の地球社会も自分たちのエゴを満足するための近視眼的な発展が際立ち、科学者をはじめ一人ひとりが、大人としての理性ある考えを持ち合わせています。しかし、残念ながら、個々のレベルで、更には集合的なレベルで、低自我の暴走を理性で食い止める意思は持ってはおりません。

そのため、この先も地球は環境破壊しながらも文明を発展させていきますが、そこかしこに多くの歪みを出していきます。早く、本来の宇宙レベルでの調和の取れた進化の流れに、多くの人たちが気づき、人類レベルで「宇宙の摂理」を共有できる日が来ることを願っております。

以上のことからも明らかなように、地球をアセンションさせる流れは出来ておりますが、人類自体の目覚めは、何も起きていないのが現状です。そのため今後、このギャップをどのような形で補っていくか多くの課題を残しております。