師走、日本では25日にクリスマスが終わると
慌ただしくお正月の準備にとりかかりますが、
実はクリスマスのお祝いは12月25日以降の
Twelfth Day(12日節/1月6日)まで続くそうです。
「The First Day of Christmas」という
クリスマスソングは、その12日間を
カウントダウンしながら、楽しめる
数え唄で、教室の子供たちにも人気です!
そういえば、カナダの公立小学校時代、
12月のChristmas seasonになると、
音楽の時間はChristmas Carolばかり歌い、
図工の時間はChristmas ornament を作り、
12月の学級活動は毎日、キリスト教信者も
そうではない生徒も、みんな当たり前に
クリスマスのお祭り気分に浸ることに、
誰ひとり疑問を感じていませんでした。
ところが、4年生の時、ユダヤ人の女の子が
クラスに転校してきて、当たり前に思っていた事が、
必ずしも、当たり前ではないいうことを知りました。
クラスの先生がいつものように授業中、、
Christmas Carol の音楽を流しながら、
Christmas ornament 作りを指示すると、
ユダヤ人の女の子は、手を挙げて、
先生にきっぱりと言いました。
「私はユダヤ人だから、クリスマスは祝いません。
だから、クリスマスの歌を歌いたくありません。
ツリーの飾りも作りたくありません」
クラスの子どもたちは、その言葉に
ビックリして、凍りつきました。
そんなこと、先生に言ったら、
ヤバイんじゃないかって、
ドギマギました。
でも、先生は怒りませんでした。
先生はその子を理解して、
「分かりました。では、あなただけ、
図書室で読書をしていていいです」
と、その子の主張を受け入れ、認めたのです。
そして、その後、クラスのほかの子どもたちに、
どうして、その子がクラスのみんなといっしょに
クリスマスの活動ができないのか、時間をかけて、
ちゃんと説明してくれました。
子どもたちは納得しました。
そして、ユダヤ人の女の子がクラスの
みんなといっしょにクリスマスの活動を
しなくても、彼女と仲良く過ごしました。
この出来事を、今、振り返ると、
私たちはまだ、小さな子どもで、
国際社会のことも、宗教のことも、
人種のことも、何も難しいことは
理解していなかったけど、
どうすれば、クラスの中で、
宗教も人種も違う友達と
仲良く、楽しく過ごせるのか、
学習したのだと思います。
人それぞれのクリスマス。
でも、幸せで平和な未来を
願う気持ちはみんな同じ。
それをきちんと認識することが、
何よりも大切なんだと思います。
さて、今年も残すところあとわずかですが、
この英語教室ブログHappy-Go-Lucky通信も、
2011年のクリスマスの終わりにスタートしてから、
ちょうど6年目を迎えることになりました。
長い間みなさまにお付き合い
いただいたブログですが、
これを節目に、新たなる発信の準備のため、
いったん、終了させていただくことにしました。
今までお付き合いいただき、
本当に有り難うございました。
なお、ブログは終了しますが、
英語教室は、これまでと変わらず
継続して参りますので、
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
Merry Christmas!
Best Wishes for the Coming New Year!
慌ただしくお正月の準備にとりかかりますが、
実はクリスマスのお祝いは12月25日以降の
Twelfth Day(12日節/1月6日)まで続くそうです。
「The First Day of Christmas」という
クリスマスソングは、その12日間を
カウントダウンしながら、楽しめる
数え唄で、教室の子供たちにも人気です!
そういえば、カナダの公立小学校時代、
12月のChristmas seasonになると、
音楽の時間はChristmas Carolばかり歌い、
図工の時間はChristmas ornament を作り、
12月の学級活動は毎日、キリスト教信者も
そうではない生徒も、みんな当たり前に
クリスマスのお祭り気分に浸ることに、
誰ひとり疑問を感じていませんでした。
ところが、4年生の時、ユダヤ人の女の子が
クラスに転校してきて、当たり前に思っていた事が、
必ずしも、当たり前ではないいうことを知りました。
クラスの先生がいつものように授業中、、
Christmas Carol の音楽を流しながら、
Christmas ornament 作りを指示すると、
ユダヤ人の女の子は、手を挙げて、
先生にきっぱりと言いました。
「私はユダヤ人だから、クリスマスは祝いません。
だから、クリスマスの歌を歌いたくありません。
ツリーの飾りも作りたくありません」
クラスの子どもたちは、その言葉に
ビックリして、凍りつきました。
そんなこと、先生に言ったら、
ヤバイんじゃないかって、
ドギマギました。
でも、先生は怒りませんでした。
先生はその子を理解して、
「分かりました。では、あなただけ、
図書室で読書をしていていいです」
と、その子の主張を受け入れ、認めたのです。
そして、その後、クラスのほかの子どもたちに、
どうして、その子がクラスのみんなといっしょに
クリスマスの活動ができないのか、時間をかけて、
ちゃんと説明してくれました。
子どもたちは納得しました。
そして、ユダヤ人の女の子がクラスの
みんなといっしょにクリスマスの活動を
しなくても、彼女と仲良く過ごしました。
この出来事を、今、振り返ると、
私たちはまだ、小さな子どもで、
国際社会のことも、宗教のことも、
人種のことも、何も難しいことは
理解していなかったけど、
どうすれば、クラスの中で、
宗教も人種も違う友達と
仲良く、楽しく過ごせるのか、
学習したのだと思います。
人それぞれのクリスマス。
でも、幸せで平和な未来を
願う気持ちはみんな同じ。
それをきちんと認識することが、
何よりも大切なんだと思います。
さて、今年も残すところあとわずかですが、
この英語教室ブログHappy-Go-Lucky通信も、
2011年のクリスマスの終わりにスタートしてから、
ちょうど6年目を迎えることになりました。
長い間みなさまにお付き合い
いただいたブログですが、
これを節目に、新たなる発信の準備のため、
いったん、終了させていただくことにしました。
今までお付き合いいただき、
本当に有り難うございました。
なお、ブログは終了しますが、
英語教室は、これまでと変わらず
継続して参りますので、
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
Merry Christmas!
Best Wishes for the Coming New Year!