Happy-Go-Lucky通信

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Get dressed

2017年06月10日 | 日記
2017年度の第1回英語検定試験が
先週末実施され、受験生の中には、
まだ幼稚園の年中、わずか5歳で
英検5級に挑戦したMちゃんもいました。

昨今、スポーツや将棋の世界では、
大人顔負けの若い世代の活躍が
話題になっていますが、英語学習も
実力のある低年齢層が増えています。

また、昨年から作文が導入された2級に続き、
今回から英検準2級、3級でも作文が導入され、
もはやまぐれ当たりでは点数が稼げなくなり、
真の英語力が問われるようになってきています。


そんなわけで、英語教室でも、必然的に
以前よりwriting とspeakng 学習に
ウエイトが置かれるようになり、みなさんの
作文を添削する機会が増えました。

添削しながら、気づかされるのは、
辞書で調べた単語の選択の難しさです。
単語には複数の意味、使い方があるので、
ふさわしい表現の判断に悩まされます。

たとえば「(洋服に)着替える」を和英辞書で引くと、
最初に(change one's clothes)の例があるけれど、
朝起きて着替える時などは(get dressed)という
表現を使う頻度の方が高いような気がします。

でも、日本語でドレス(dress)は、女性の服の
イメージが強いせいか、一般的な「洋服を着る」の意味に
直結せず、「(洋服)を着る」を英作文してもらうと、
wearとかput onが使われるケースが圧倒的に多いのです。

(dress)という単語が女性が着るドレスとは
別の使い方で、日本語に浸透しているのは、
サラダにかけるドレッシング(dressing)ですが、
(みなさん、その意味をあまり意識せずに使っているけど)
ドレッシングは、すなわち野菜のお洋服なンですよね。