ペンギン音頭

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世界最高齢?のキングペンギン

2016-06-16 09:23:24 | ペンギン



ミッシー(Missy)ちゃんです。バードランドによれば『世界最高齢存命中飼育個体』のキングペンギンでございます。

1982年にバードランドにやって来た野生個体で、その時すでに成鳥だったため推定年齢5歳ということで、それで計算すると39歳くらいになります。

日本では、長崎ペンギン水族館のぺん吉君が飼育年数39年9ヶ月超えという記録をもっています。




仲良しのセス(Seth)君と。毎年彼とペアを組み、高齢のため無精卵ではありますが、産卵もします。今年の換羽も無事に終わりそうです。元気です。

ミッシーちゃんは混獲事故に遭い、救助されてバードランドに来たとのことです。その時の傷跡は残っていますが、これまでに子供も育て上げました。今はなじみのカレとノンビリ、とミッシーちゃんが感じていてくれたら何よりです。

セス君は往年のバットマン映画に出演したという異色の経歴を持ちます。頭にコントロール装置をかぶりミサイル発射装置を背負っていた、あのキングさんでしょうか?


キングペンギンのシャーロット姫

2016-06-15 09:16:33 | ペンギン



「わらわがシャーロットじゃ。」 同じくバードランドの姫様ペンギン、シャーロットちゃん。

2014年9月バードランド生まれ。イギリスでは5年ぶりに誕生したキングペンギンです。(5年前にはエディンバラでマクリーン君が生まれました。)




「ではまいろうか、ついてまいれ。」 フィーディングタイム、飼育員さんを出迎えて、解説給餌会場(飼育場の真ん中あたり)に向かいます。

シャーロットちゃんは飼育員さんの手で育てられました。7年先輩のスパイク君は、カノジョに飼育員さんを取られてムッとしているのだそうです。




「これ、それ以上入るでないぞ。」 観客に注意するシャーロットちゃん。手を出してペンギンに触っちゃう人けっこういますが、監視カメラにちゃんと映ってますからね。

シャーロットちゃんの名前も、ネット投票の結果圧倒的多数で選ばれました。英国王室のシャーロット王女に因む名前ですが、相手が王様ペンギンだからか、「失礼だ」という意見はなかったのでしょうね。


キングペンギンのマギー姫

2016-06-13 10:34:18 | ペンギン



「フンボルト、そちにはあれが見えるかの?」 「は、あれはなんでございましょうな、姫様。」

換羽も終盤にさしかかったキングのマギーちゃん。フンボルトといっしょに、空中の『何か』を気にしています。たぶん、ご自分かお仲間の抜け羽がフワフワと舞っているのではないかと思いますが。




「こんな所にも。何やら動いておるような。」 姫様、地面の『何か』をじ~っと見ています。

イギリスの観光地コッツウォルズ地域にある町の一つ、ボートン・オン・ザ・ウォーターには、バードランドという鳥類と爬虫類専門の動物園があり、キングが14羽います(今年5月現在)。

マギーちゃんは、この冬デンマークから16ヶ月の若さでお輿入れ。2014年生まれということですね。




「それにしてもよい天気じゃ。」 ノビをなさいました姫様。おなか側の旧羽はあともう少し。

イギリスでキングペンギンを飼育展示しているのは、こことスコットランドのエディンバラ動物園の2箇所だけ。しかも、エディンバラ動物園にいるのは全員オスなので、繁殖可能な群はここにしかいません。お嫁に来たマギーちゃんにも期待がかかります。

ところで、Web投票で圧倒的多数の人に選ばれたマギーちゃんの名前「Maggie」は、デンマーク女王Margrethe2世に因む名前です。


キングペンギンただ今換羽中

2016-06-12 15:52:54 | ペンギン



5月から6月は、海遊館キングの換羽期にあたります。進み具合を観察してみましょう。

前列の5羽、左から順にA、B、C、D、Eとしますと、A-D-E-C-Bの状態で換羽が進みます。

これから換羽のAは食いだめで太っています。Dはそろそろ抜け始めます。Eは絶賛換羽中!
Cは終盤に入った状態でモサモサのかぶり物スタイル。Bが出来上がりの図でスッキリ体型、羽もつやつやピカピカ。




面白い抜け具合が楽しめるのがこの時期。動きはあまりありませんが、というかキングはもともと『置物のフリ』が得意ですが、ぜひ観察にお出かけください。


イワトビペンギンおめでた

2016-06-11 09:06:06 | ペンギン



海遊館のミナミイワトビ、今期はオメデタがありました。ヒナが2羽誕生したそうです。

こちらは5月に見た様子。タマゴを温めているペアその1。




こちらはペアその2。



少し身体を起こしました。タマゴがあります。5月に見た時はあと2ペアが抱卵っぽい感じでしたから、どの巣のタマゴが孵ったのかな?

海遊館によりますと、産まれたヒナは人工授精の結果である可能性があり、DNA判定待ちとのことです。

何はともあれ、元気に育ちますように。


キングペンギンの親子2

2016-06-10 08:38:55 | ペンギン



「あ、起きたんか。」 ヒナのお昼寝を見守っていた母ゼロ番さん。

ヒナは首を器用に曲げて、胸のあたりをチュクチュクかいています。こんな様子は一人前なんですが。




「よしよし、このへん、かゆないか?」 ヒナの首筋をチュクチュクするゼロ番さん。愛情あふれる仕草。

それにしても、ヒナちゃん、お顔だけ幼綿羽が抜けて、かな~りコワイです。目つきも鋭いし。




「やっぱりウチの子は立派や。」

この時期になると、子育て疲れ(たぶん)と換羽前の古い羽の状態が相まってかなりくたびれた外観を呈するキングの親ですが、我が子を見るゼロ番さん、とっても満足げです。


キングペンギンの親子1

2016-06-09 09:08:04 | ペンギン



「じゃませんといてやっ。ウチの子昼寝中やねんで。」 部外者を追い払う、海遊館のキング、ゼロ番さん。

これまでに何羽も子育てしてきたベテラン母さんです。

ヒナも最大サイズにまで育って、お顔の羽が抜け替わり始めました。でもまだまだコドモ。お母さんから離れません。


アデリーペンギンの「親しき仲にも・・・」

2016-06-08 09:28:43 | ペンギン



「よろしゅうたのんます。」 「いやいや、どうもこちらこそ。」 挨拶する仲良しアデリー2羽。親しき仲にも礼儀あり。

「あ~、やっとるな~。」 みたいに見ている仲間。

そろそろアデリーの繁殖期が近く、ペアが気分を盛り上げている姿を見ることが出来ます。海遊館。




「がんばろな~。」 「そやな~。」 「気の早いヤツらやな。」

まだ巣材の小石は準備されていません。

前回写真の寝転んで口喧嘩していた亜成鳥(若鳥)は、昨年生まれた2羽のうち1羽です。今年は何羽誕生するでしょう。楽しみです。


ものぐさ?アデリーペンギン

2016-06-07 08:40:21 | ペンギン



「なんやねん、もおっ!!」 アデリーペンギンの若鳥が、何やら激しく抗議行動をしております。ところは海遊館の南極大陸水槽、かき氷スポット。




「そやかて・・・。」 やり込められましたか?




いいえ、まだまだ。

「そやからそれがどないしたゆ~ねん! くわ~っ!!」 「なんやその態度は!! が~~っ!」

若鳥、疲れたのか、寝転がって口喧嘩の続きやってます。ちょっとモノグサっぽく見えます。


仲良しイワトビペンギン

2016-06-06 08:31:58 | ペンギン



「ここか~?」 「う~っ、効く効く~~。」

仲良しな2羽、頭の後ろをカキカキする方もされる方も、真剣な顔。




「ここはどや?」 「う~ん・・・。」

ポイントを変えましたが、反応が物足りないようです。




「ほなここか?!」 「あう~~~っ!」 「どやっ。」

またツボにヒットしたようです。カキカキしてるイワトビ、小刻みに動くので、ヘンな顔してるうえに、ぶれてます。

海遊館の『フォークランド諸島』展示にいるイワトビペンギンでした。


京都のスタアペンギン2

2016-06-05 08:42:23 | ペンギン



「お~っと、シンちゃんそっちはダメ!」 突如客席に走り込んだ新町くん。お兄さんが抱きかかえてストップ。

お立ち台のすぐ前でイルカが突然バッシャ~ン!とやったので、ビックリしたのです。こんなハプニングもありましたが、




無事に出番終了。お兄さんの掛け声で引き上げるシンちゃん。




バックヤードを通り抜け、階段を上がって専用通路へ。




そしてまたテケテケと歩いて行くシンちゃん。お疲れ様でした。

シンちゃんこと新町くんは、内側通路の左寄りでガラス際にいることが多かったですが、お気に入り場所を変えることもあります。よ~く探してみてください。

(京都水族館ではペンギンの名前に京都の「通り名」をつけています。)


京都のスタアペンギン

2016-06-04 08:40:43 | ペンギン



京都水族館のペンギンプールから、専用高架通路をテケテケと歩くケープ君。お兄さんについていきます。




しばらくバックヤードで待機した後、出番です。「はい、こっちだよ~。」

まるでワンコのお散歩みたいですね。
場所は、イルカショープール。




ペンギンとイルカ夢の共演! というわけで、まずは自らお立ち台に上がり、おやつをいただきつつ、自己紹介・・・は、お兄さんの担当ですが。




お名前は『新町(しんまち)』、シンちゃんです。人を避けない、自分の名前がわかる、物覚えが速いなど、すばらしい素質を持ったイケメンのスタアなのでございます。

右フリッパーに紫と透明のカラービーズ、右胸のコーナーにかたまっているゴマ点が目印。

つづく。


ペンギンは何をしているの?・2

2016-06-03 08:57:51 | ペンギン



続きです。飛び降りた真ん中の個体(オス)、下の手前にいた個体(メス)に猛烈アタック!

その後ろでは小柄なメスが、実は応援してるんです。なぜかというと、


 



「ジャマすなっ!」 「あっち行って!」 「そ、そない言わんかて・・・。」

と、いうわけです。ペアが仲良くしているところに別のメスが入り込んできたので、追い払おうとしていたのでした。

彼らの顔、角ばった感じに膨らんでいます。威嚇の表情、つまりケンカ顔。

通常は、顔をふくらませて相手にクチバシを向けたまま、左右にぐるりぐるりと顔を回します。これが威嚇。それでダメならクチバシ攻撃やフリッパーチョップなど繰り出します。

もし顔をふくらませてぐるぐるしているフンボルトペンギンの仲間に出くわしたら、そっと距離を取ってくださいね。


ペンギンは何をしているの?・1

2016-06-02 08:37:42 | ペンギン



引き続き京都水族館のケープたち。この3羽、3つのクチバシを一点にそろえて、ハイタッチですか?団結式ですか?




おっ、調子に乗った1羽が飛び降り?!




がっちり受け止めた2羽?盛り上がる友情? さて、ペンギンたちはなにをしていたのでしょう。

重篤なペンギン中毒の御方様なら、もうおわかりかも。彼らの顔がカギです。(次回に続く)


ペンギン比較

2016-06-01 21:29:51 | ペンギン



くつろぐ仲良し2羽の図。カレにもたれるカノジョ。ほのぼのです。




石にもたれて独りくつろぎ中のカレ。お気楽です。

比較になりません。どちらも大いによろしいです。