こちらが海遊館キングヒナのお父さん。壁際から前の方に出てきました。母子は、模造つららのついている壁際にいます。
ヒナの近くまで来ました。
ヒナを守る体勢？ もちろん、お母さんもヒナも、お父さんだとわかっているので威嚇したりはしません。お父さん、しばらくはこうしてスタンバイしていましたが、
お母さんが続投する様子だったので、また出かけていきました。こんなふうに相方の調子を見ながら協力しているようです。
「えっへん」と得意げに見える海遊館キングヒナ。この日はお母さんと過ごしていましたが、お父さんはどこ？
キングのいる真ん中あたりで、通過しようとした個体が激しく威嚇されていて、ふとそちらを見ると、奥の壁の前にヒナのお父さん発見。
矢印がお父さん。壁の前に突き出たテラスに向かって、ひとり佇んでいます。だれにも邪魔されない場所で休憩しているのでした。
さて、ヒナのお顔を観察していると、お母さんは首を伸ばし高らかに声を上げて自己アピールを始めました。ヒナはじっと見ています。その間に、部外者が忍び寄ってきました。
ヒナも真似して歌っています。ヒナが少し移動したので、お母さんはヒナの向こうに顔だけちょっと見えています。当然のようにヒナに近づく部外者。手前は、その部外者に警告している別の部外者で、仲良しと一緒にいるので、こっちに来るなと言っているのでしょう。
ヒナといっても、よく見れば鋭くて長いクチバシは親と同じくらい。親ならピンクやオレンジになっている下クチバシの色が黒いので、より精悍な感じがします。そして、目もクッキリとアーモンド型のつり目。目の斜め後ろ下には耳の穴が見えていて、これはヒナ時期だけの特別公開です。
前回の続きです。海遊館のキング母子、接近者がとだえてちょっと一休みの図。ヒナの表情がちょっと満足そう。
ペアや親子、こんなふうにフリッパーで相手にふれていることがよくあります。安心するのでしょうかね。
お母さんもちょっと得意げに見えます。200番さん、私は勝手に『マユゲちゃん』と呼んでおりますが、目の上に黄色のアイカラーがあります。
時々あたりを警戒するお母さん。お母さんのフリッパーにクチバシで触って遊んでいるヒナ。キングのヒナは見頃が長いですが、それでも期間限定です。
海遊館のキングヒナ、12月の様子です。壁際でお母さんがしっかり守っていますが、ヒナのサイズはお母さんと変わりません。
ヒナに触ってみたくてたまらないキングが、次々と接近。その度にお母さんがクチバシ攻撃を繰り出します。それを見ていたヒナ、
クチバシ攻撃！ お母さんの真似してがんばってます。
ヒナのふわふわ幼綿羽は長くてびっしりと立って生えているので、ヒナの方が大きく見えます。中身は同じくらいだと思います。
きりりとした『眉』のイワトビ、クチバシは赤っぽい。
お口を開けると、中はかわいいベビーピンクでした。口の中にびっしりと突起がついているのは、どのペンギンも同じです。頭から呑み込んだサカナをうまく呑み込めるようになっております。モデルは海遊館のミナミイワトビ。
前回と同じく海遊館のイワトビ。こちらの亜成鳥には、『眉』の黄色い羽が少し生えてきています。華麗に揺れる『カンザシ』が伸びてくるのはまだまだ先のようです。
海遊館のミナミイワトビ、左は亜成鳥、右は成鳥です。ヒナのモコモコ綿羽が抜け落ちてオトナの泳げる羽になったら、次の換羽までは亜成鳥。成鳥とは外見が少し違います。イワトビの場合、一番目立つのは黄色い冠羽の有無。冠羽がないと、まるで別種のようですね。亜成鳥の白いホッペはだんだん黒くなっていきます。
海遊館のキングたち、フィーディングタイムには素早く詰めかけ、ぎっしりと飼育員さんのまわりに、すなわちエサバケツのまわりを取り囲みます。で、食べ終わると前々回の写真のように背中を向けて「おかまいなく」ポーズをとります。
人間がヘーキかどうかは、性格による部分が大きいと聞きました。人の手で育てられても人を避ける個体がいたりするそうです。
さて、飼育員さんを避けて端っこにぎゅうっと集まっていたキング集団。飼育員さんが去ると、ゾロゾロと真ん中あたりに出てきました。背を向けていた小集団も合流。あからさまな反応が愉快です。おや、アデリー１羽は動きませんね。
前回はお掃除の飼育員さんを避けて集まるキング集団とへっちゃら個体の様子でした。その他に、わりと近くで飼育員さんに背を向けてじっと立つキングとアデリーが。海遊館のペンギンの場合、「おかまいなく」 「こっちこないで」の意思表示みたいです。