ペンギン音頭

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ペンギンの『ふともも』

2017-05-31 08:57:02 | ペンギン



越前松島水族館のペンギン散歩お正月バージョン、今回はペンギンたちの「ふともも」にご注目を。ハラのサイドに、むっちりと目立ってるキングがいます。




これなんか、どうです? 筋肉もりもりで力入ってます。

こちらは登別マリンパークニクスの婚活シーズン。うにゅう~っと身体を伸ばし、自らの美と健康を誇示しあっておりますが、この2羽はどうやらペアご成立の模様。

一見『ふともも』に見えるこの部分、じつは『スネ』でございます。




ふたたびニクスの骨格標本。真横から見ることができない場所に展示されているので、左脚(向こう側)のラインを青で示してみました。

というわけで、一見『ふともも』は、人間の膝から下の部分すなわち『スネ』に当たるということに。


ペンギンの足跡模様

2017-05-27 08:58:34 | ペンギン



ペンギンの足は前回ご覧いただいたような形をしているので、よく見るこのチューリップ形足跡模様にはなりません。この足跡模様は、ペンギンのカワイさを盛り上げるためのデザインと申せましょう。

写真は越前松島水族館のお散歩松の内限定初詣の旧バージョンです。ポータブル鳥居前でお年玉を求めて飼育員さんに詰め寄るキングたち。




そういうわけで、地味ではありますが、南知多ビーチランドにあったこのペンギン足跡模様はリアル。10年以上前の記憶に間違いなければ、じっさいにペンギンを歩かせてその足跡をなぞったそうですから。


ペンギンの足

2017-05-26 09:07:43 | ペンギン



さて、あんな足跡をつけるペンギンの足とは。これです。

越前松島キングのおみ足でございます。ちょっと恐竜の足という雰囲気。4本目の指はこの写真ではわかりにくいですが、右足の内側の少し上に小さな突起状に見えます。




同じく越前松島フンボルトの、足裏! 水かきは、表裏どちらから見ても指よりもひっこんでいます。この写真だと、4本目の小さな指が見えます。




骨格はこれです。登別マリンパークニクスの展示資料。しっかりとした3本の指と、オマケみたいなかわいい4本目の指の骨がよくわかります。


ペンギンの足跡・フンボルト

2017-05-25 08:54:30 | ペンギン



長崎ペンギン水族館の『ペンギンビーチ』。天然の砂浜に足跡を残して、海へ急ぐフンボルト集団。柔らかい砂だと、足跡はこんなふうにつきます。




このあたりは満潮時に波が寄せるので、砂は少し固まっています。ペンギンの足跡、やっぱり指の3本線がくっきり。


ペンギンの足跡・キング

2017-05-24 09:02:41 | ペンギン



ザラメ雪の上にクッキリと残る王様ペンギンの足跡。人間でいえば『かかと』の部分がしっかりと凹んでいます。旭山動物園のペンギン散歩道でした。




石敷きの上にペタペタとついた王様の足跡。まるで人間の手形みたいです。ただし3本指。(4本指のうち1本は接地しません。) 立ち止まって足でアタマを掻き始めたところ。

福岡市動物園(キングは旭山動物園に引っ越し済み)。


ペンギンの耳

2017-05-23 09:02:33 | ペンギン



王様の耳はどんな耳? だいたい、ペンギンの耳ってどこ?

モデルは旭山動物園の王様。目はわかりますし、えくぼみたいな頬の窪みもありますが・・・。耳みたいな位置にあり、イヤーパッチとも呼ばれる濃い黄色部分は、ただの模様。


 



そこでこちらのモデルに登場してもらいます。南知多ビーチランドのキング親子、お父さん赤君とお坊ちゃまスピカ君の幼き頃。

モコモコひなの目の斜め後ろ下に黒いボッチが見えます。




スピカ君のお顔アップ。よく見ると、穴になってます。耳の穴。耳たぶはありません。オトナになると羽がびっしりで見えなくなってしまいます。

目の斜め後ろ下という耳の配置は、人間と似ています。やっぱり人鳥。


ペンギン飼育員さんのファッション・3・英国

2017-05-22 09:07:16 | ペンギン



「ランチじゃランチじゃ~!」 お出迎えのペンギンたち、飼育員さん(というか餌バケツ)についてゾロゾロ行進です。

『ハーメルンの笛吹き男』ならぬ『コッツウォルズのバケツ男』は、イギリスのボートン・オン・ザ・ウォーターにあるバードランドの光景。

で、そのバケツ男役の足もとをごらんください。




おおっ、おっきなサカナ! でもバケツに隠れて約1羽が、飼育員さんの足を狙える位置にいます。

昨年5月の光景なので半袖半パンも観光客ならOKですが、飼育員さんです。ペンギンのクチバシ攻撃は大丈夫なのでしょうか? イギリスのペンギンは紳士的なのか?




これはもっと前の年の5月。この日は寒かったのでフリースの上着ですが、やっぱり短パン。ただし、ペンギン除けの檻に入っています。

その後このフェンスがなくなったということは、ペンギンのマナーが向上したということなのでしょうか?

給餌解説中に飼育員さんが手にしているのは小さなペンギンぬいぐるみ。彼が育てたキングペンギンのスパイク君が生まれた頃のサイズを示しています。

柵のこちら側で右から3羽目、真後ろを向いているのがスパイク君。Spike the King Penguinという『彼の』フェイスブックもあります。


ペンギン飼育員さんのファッション・2

2017-05-21 10:21:44 | ペンギン



「よっしゃーっ、早いモン勝ちや!」 「どけどけー!」
「お見苦しゅうてすんまへん。セルフで食べ放題でっさかい、ついみんな・・・。」

今はなきマリンピア松島水族館、小さな皆さんのお食事タイム。食欲は元気のしるしですね。こっち向いてる1羽が、いい味出してます。

ところで、飼育員さんのパンツ、他でよく見かけるのとはちょ~っと違います。




ペンギン刺繍で手作り感をそえた中綿キルティングパンツは、ここでしか見たことがありません。

破れて中綿が出ちゃってるのは、ペンギンによる乱暴狼藉の結果です。

今しもイワトビが渾身の力でパンツに攻撃を加えております。鋭いクチバシ先端でつかみ、身体全体でねじり、ひっぱります。

これ、ゴム長靴にも穴を開けるほどの破壊力があるそうです。飼育員さんの足を保護するためのキルティングパンツでした。標準的なだぶだぶのカッパズボンは、それにプラス防水効果も。


ペンギン飼育員さんのファッション・1

2017-05-20 08:47:15 | ペンギン



ホンモノのペンギン抱っこ、私もやってみたい~。

ペンギンには、かなりの確率で飼育員さんがついてきます。

たいていはこんな防水のカッパズボン(というのか?)を着用されてます。越前松島水族館3月の様子では、スタッフジャンパーの上に。




「1列縦隊で、進め~!」なんて訓練やってるわけじゃないんですが。

こちらは登別マリンパークニクス、8月の写真。スタッフ用のポロシャツは半袖ですが、夏でもカッパズボン。暑いことでしょう。


御子様ペンギンのノビ

2017-05-19 08:40:01 | ペンギン



うにゃあああ~~!と気持ちよさげにノビをする御子様フンボルト。白目をむいたお目々が不気味キュート。




ふっうう~~~ん!と身体を逆に反らせます。やっぱり目をむいています。




何か? 白ほっぺが激にカワイイです、越前松島水族館のフンボルト亜成鳥。

幼綿羽(ヒナのほわほわ羽)が抜けてプールデビューしたところなのでまだまだ御子様ですが、ノビのスタイルはオトナと同じです。


よちよち歩かないペンギン

2017-05-17 09:08:39 | ペンギン



ペンギンはよちよち歩き?・・・そうでもありません。

京都水族館の『しんまち』君、通称『シンちゃん』のしっかりとした足取りをごらんください。大股でスタスタと歩いています。




お兄さんと一緒にイルカショープール前に出張するところです。




しっかりと足を上げているので、つまずく心配なし。




シンちゃんの、かなり人間っぽい足運びでした。

京都水族館では、ペンギンに京都の通り名から名前をつけています。『しんまち』は新町通から。

『しじょう』は四条通、『おいけ』は御池通ですが、『からす』は烏丸(からすま)通、『さん』は三条通、『さめ』は醒ヶ井(さめがい)通などと略してつけているケースが多いです。


ペンギンの親子・ケープ4

2017-05-16 08:44:21 | ペンギン



ペンギンの親子、ひとまず最終回はこのケープ一家。

お父さんにおぶさってお昼寝のヒナ、外でガードに立つお母さん。そこへ、




ヨソ者接近! 素早く迎撃態勢をとるお母さん。首だけ持ち上げて警戒するお父さんはちょっと余裕?

ヒナちゃんも威嚇してます。首を突き出して、膨らませた顔を左右にぐるぐる。特にヒナがやるとキュートなので人間には効果ゼロ。しかもお父さんの背中越し・・・。ですが、相手がペンギンなので、ちゃんと威嚇になります。(たぶん)




「えろうすんまへんどした。」 一家揃っての威嚇にたじろいだヨソ者、へこへこと立ち去ります。

ヒナちゃんのマイッタカ顔がなんとも。顔だけ抜けましたが、他は全身ほわほわの幼綿羽です。


ペンギンの親子・ケープ3

2017-05-15 08:50:58 | ペンギン



こちらではマイホームの前で一家団らん。お母さんの肩に『腕』をまわすお父さん、いい雰囲気です。(京都水族館では右フリッパーバンドがオスなので、ほんとうにお父さんです。)




こちらの巣では、ヒナがお昼寝。お守り役のお父さんを枕にしてスヤスヤ、お父さんもぐっすり。お母さんはマイホーム前でガードに立っています。