イーダちゃんのひとりごと

東京・国立市で絵本、木のおもちゃ、ペンギングッズを販売しているペンギンハウスのペン員1・イーダちゃんの日々。

8月31日(木) 絵本作家!?

2006年08月31日 23時26分23秒 | ペンギンハウスでの日々

絵本が好き、とか、絵本の店に勤めているというと、
「絵本作家を目指しているのですか?」と、これまで何回も
何回も、な~んかいも、聞かれたことがあります。

へっ!?

そんなこと、いまだかつて一度も思ったことがない。
絵本を書いてみるということに興味をもったこともない。。

もちろん、絵本好きのなかには、作家を目指している人もいるんでしょう。
そのための勉強のために、絵本屋で働いている人もいるんでしょう。
(おっと、身近にもそれに近い人がいた・笑)
そういう人のほうが多いのかどうかは知らないけれど。

でも私は、ただ単に自分の楽しみで読むだけなんだけどな~。
(仕事としては楽しみだけじゃないけど)

そのへんがなかなかわかってもらえない。

大人が絵本? 子どもがいないのに絵本?
大人と絵本を結びつけるものの象徴が、作家、あるいは作家になるってことなのかな。
一般的には。

でも、そうじゃない絵本との付き合い方があるのです。少なくとも私の中には。

8月30日(水) フィナーレ

2006年08月30日 22時33分34秒 | ペンギンハウスでの日々

夏休みの催しものも、本日が最終日。
フィナーレにふさわしく、今日はナナさんの夏工作、豪華3本立て!です。

午前も昼過ぎも夕方も。

私は午前中に仕入れに出かけていたので、すべてを見ることができなかったのですが、
見た限りでは、みんなイキイキと取り組んでいましたよ~。

そして、今日はお客さまが多くて忙しかったぁ。

ふ~ふ~。

あ、そろそろ10月以降の講座も考えないとね。
一応9月20日に(宣言!)講座予定表発行の予定です。

来期は単発ものなど、ちょいと考えてますのでお楽しみに。

8月29日(火) ちょっと反省

2006年08月29日 23時12分59秒 | ペンギンハウスでの日々

休みだったのですが閉店後、遊ぶために店へ。

ペン員や近所の子など7人が集合。

しりとりをしたり、ゲームをしたり楽しかったのですが、
昨日、まじめな講演を聴いたせいか、
子どもと接する言葉に敏感になってしまう(いや、昨日の講演はそんな内容ではなかったけれど)。

こんなこと言わなければ良かったと後悔すること2回。
しかもよく知っている子だから、こちらも調子にのっちゃったところがあって、
でもどんなふうに感じるかも予想できるのに、なんでそんなこと言っちゃったんだろう。

言葉は消せないから恐い。

子どもに対してだけでなく、つねに気をつけねば。

調子にのらないように。

8月28日(月) みっちり講義、みっちり晩餐

2006年08月28日 23時59分15秒 | ペンギンハウスでの日々

今日はナナさんと、取引先が開催する
「おもちゃから学ぶもう一つの能力」という講演会を聞きに、文京シビックホールにまる1日行ってきました。

こういったものにナナさんと行けることがこれまであまりなかったのですが
(私が出かけると、ナナさんが店番だったから)、
三蔵さんとゼロさんの協力をあおいで、二人で出かけることができました。感謝!

午前中と夕方から、みっちり講義。
私もナナさんもウトウトもせず、ものすごい集中力で聴きました。
でも、考えるヒントをもらっただけで、これからどう実践するかは各自考えるようなことなので、
う~む、考え込むことが増えたような。でも考えるきっかけを与えてもらいました。

午前と午後の講演の間にゲーム大会があって、勝てば商品をもらえたのですが、
私もナナさんも惨敗。
普段遊んでいる成果が発揮できず、残念。

決勝戦が行われている間、ナナさんは同じグループだった人と
真剣に話し込んでいて、おおっ、こんな光景は珍しいと遠くからパチリ(右から2番目)。


ペン員以外の人と、おもちゃのことを話すことなんてあまりないから、
勉強になったかしら?

ふ~。
とにかく疲れました。でも学校の授業は聞けなかったけど、
大人になって本当に関心があるということは集中して聞けるのです。
聞き流さないように自分の中に取り込んで、どう自分流に吐き出すかがこれからの課題ですが。

ナナさんと外出という珍しい1日だったので、
講演会のあと、神楽坂まで出て食事をしました。

本当は別の店に行こうと思っていたのですが休みだったので、通りがかったこんな店に入りました。

食事をするというよりカフェがメインの店でしたが、
なかなかよかったですよ。
      

(左)小鉢のおかずを2品選んで、玄米ご飯、赤だし、漬物。
私、ラフランスビア、ナナさん、紅玉ビア。

(右)迷いに迷ったデザート。
私、抹茶の生麩・黒蜜きなこかけアイスクリーム添え+カラメル和茶。
ナナさん、ショコラとチーズの大福+抹茶ラテ。

ペロリと平らげ、二人とも、桃のロールケーキや、わらびもちタルト!をテイクアウト。

やるでしょ。

年に一度の貴重なバースデー(私のね)をなぜか?ナナさんと過ごした夜でした。

8月26日(土) おしおき

2006年08月26日 23時56分57秒 | ペンギンハウスでの日々

備品の調達に浅草橋へ。

お昼から店。

昨日仕入れた荷物(本)を並べるために、売場のスペースを昨日から
あけておいて待っていたのに、こういうときに限って事故。
一部入ってこない。
そういうものね。そんな予感もしたのよ。女の勘。

東京は今日、涼しいと言われているけれど、なんか私、忙しくてひとりで暑がっている。
横にいる三蔵さんは、余裕で仕事をしていて、涼しげ。

三蔵さんは細いから、姿を見ているだけで涼しい。
私は太りすぎで暑いのか? もしや。

夕方からムッシュとミーティング。
決算報告書をもらい、おしおき(うそ。いや、まんざら嘘でも…)。

数字がならんだ難しい報告書をもらって、ムッシュはこの数字を見ると
夜も眠れなくなる~というようなことを言っていたけれど、
私は、見た瞬間から眠くなりました。

な~んて、悠長なことを言っていないで、また1年、ふんばります。おっし!

8月25日(金) 帰り道

2006年08月25日 23時03分25秒 | ペンギンハウスでの日々

絵本部屋がなくなったので、午前中はT社に本の仕入れ。
まあまあの収穫。

そして、話はいきなり閉店後のことになりますが。

今日はナナさんと、いつもはあまり通らない裏道を通って
駅まで帰りました。

毎日通う道は1本道で、飽きることがあるので、
ときどき思い出しては裏道を通ります。ちょっと遠回りなのですが。

今日はナナさんを裏道案内しました。
いろんなおうちを外側から見て、庭がステキだの、車庫がステキだの興奮したり、
売地はいくらくらいなんだろうと想像しあったり。
よく道を尋ねられるところは、ここにあるんだよ~確認したり。

国立に長いこと住んでいたナナさんに、私も案内できることがあったなんて、
ちょっと嬉しい。

私も頻繁に通っているわけではないので、
たまに通るからその都度いろんな発見があるのよね~。

今度はまた違う道を開拓しよう。

8月24日(木) 書ける?

2006年08月24日 23時03分28秒 | ペンギンハウスでの日々

絵本部屋、2日目。でも最終日になりそう。
いえ、最終日です(きっぱり)。明日は今日の時点でお申込がないので中止にします。
今日はキャンセルが出て、マンツーマン。
午前中はご来店お客さまがほとんどなかったので、三蔵さんにも入ってもらいました。

おいおい、大丈夫か? ペンギンハウス。う~む……

でもね、楽しかった。だから、いいや。


さて、今日はいろんな漢字を覚えました。

だ捕の「だ」(タイムリー)。
「ふすべ」(お客さんに教わり、意味も初めて知った)。
「にえ」(いけにえの「にえ」)。
警ら隊の「ら」。「そしゃく」。

どれだけ書けますか? 私は今日のところ全部書けるようになりました。
最近、三蔵さんと話していて、わからないことがあると、
すぐに調べる癖がつきました。
いいことです。

8月23日(水) あそびタイ!ム最終日

2006年08月23日 23時59分24秒 | ペンギンハウスでの日々

お互いの夏休みがずれていて、三蔵さんとしばらく会いませんでした。
先々週、休みに入る前に、「今度一緒の出勤になる日のあそびタイ!ム(=今日のこと)、
三蔵さんがやってくれるんだったら用意しておいてくださいね!」と言って別れたのですが、
私は同じ内容を別日程で既にやっていることだし、三蔵さんがやらないと言っても、
あまり困らないので、ま、どっちでもいいわ~とのん気に店に来たら、
三蔵さんが真剣に準備しているっ!!

エライ!

でもね、このあそびタイ!ムは、本当にペン員にとって勉強になるのです。

いろいろ予想をたてて準備していても、想定外のことが起こったりね。
おもちゃのこと、子どもたちのこと、ペン員同士で遊んでいるのとはわけが違って、
なるほど~なことがいっぱい。で、かつ楽しいんですもの。

で、三蔵さんが前半、私が後半のクラスを担当。
   

あ、あそびタイ!ムには関係ありませんが、私、初めて縮毛矯正してみました。
もともとストレートなんだけど、歳をとってきたら、うねうね毛が多くなってしまったのです。

最近、ペンギンのお客さまで縮毛矯正した方が何人もいらっしゃって、
その方たちを見るたびにいいな~と思っていたので。
ずばり、まねっこです。

で、髪を切りました。

三蔵さんに「髪、伸びました?」と言われました。「伸びた」とも言えるし、「短くなった」とも言える現状ですの。
どっちも正解なんですの。


午後はナナさんのなつ工作2本立て。こちらも大盛況でごじゃいました。
夏休みも終盤ね~。

お菓子放浪記

2006年08月23日 23時39分33秒 | 読書覚書

 お菓子放浪記 西村 滋・著

ロングセラーなんですよね。昔、ドラマにもなったんですよね。

でも、恥ずかしながら知りませんでした。

この本のタイトルを知ったのは、ある出版社の児童書の編集の方が、
書店向けに書いた文章にこの本のことが載っていたから。
児童書に携わる者なら読め!……とまでは書いていなかったけど、
なんか読まざるをえなくなるような言葉でした。

いえ、全然、内容には触れてないんですよ。だから、読み始めるまで、
日本全国お菓子めぐりのような本だと思ってましたもの。
内容に触れなくても、こうまで読ませたくなるような文章を書けるなんて、参りました。


で、読んでみてびっくり! すさまじい話でした。
ま、簡単にいえば、身寄りのない著者の子ども時代の話(戦前~戦中~終戦)。
美容院にいた4時間の間、集中がとぎれることなく読んでしまいました。

私が読んだのは文庫版でしたが、まだもとのハードカバー(理論社)も健在です。

続編完結編も出ているらしいから、これから大変です。

ぼくの伯父さんは、のんきな郵便屋さん

2006年08月23日 23時24分22秒 | 読書覚書

 ぼくの伯父さんは、のんきな郵便屋さん ジャック・タチ作 E・ラモット絵 沼田元氣・訳

ジャック・タチの名前や、映画「ぼくの伯父さん」のタイトル、そしてあの有名な映画音楽を知っていても、
私が実際に「ぼくの伯父さん」の映画を観たのはごくごく最近のこと。

最初は何気なくつけたWOWOWでやっていて、何、これ、おもしろいと思ってすぐ消した(笑)。
だって、見たのは途中からだったから。後でレンタルビデオで見ようと思って。

でも、結局DVDを買ってしまいました……。

すごく好きな世界。

で、この絵本はジャック・タチの映画「のんき大将」の原作絵本というわけ。
もちろん?、まだこの映画を見たことはないのですが、
読んでみたら、「ぼくの伯父さん」の世界がここにありました。

ホント、読後は、1本の映画を見終えたような感覚。
ちょっと鼻歌歌いたくなる感じ。