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今年もお疲れ様でしたといいながら、
とっても素敵なことがあったので報告します。
以前、サミュエルベケットについて記載して、
今後読んでいこうと抱負を述べていたのですが、
ベケットさんの小説、
めちゃくちゃ高くて買えまてん、というのが本音。
一冊3150円で、三部作で9450円。
しかもそこらの書店じゃ取り扱いしてない。
池袋や御茶ノ水辺りへ行けば手に入れることができるのですが、
池袋は乗り換えをせねばならないし、
御茶ノ水はどこになにがあるかわからなそう、
一見さんお断りの古本屋がありそう。
(ないだろうけれど)
池袋は電車で30分足らずなんですが、
バイク置くところやら仕度やら(街に繰り出すのだからそれなりの服装で!)、
が難点。
で、手っ取り早くネットでベケットを調べていたら、
近場に通販専門の古本屋があるとのこと。
以前のipodの件でもありましたが、
通販は苦手。
だからとりあえず電話をして、
なんとか手渡しで本を購入させていただけないか、
と交渉してみたら快く了解をいただき、
先ほどはせ参じて参りました。
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「フィネガンズ・ウェイクⅠ・Ⅱ」
著者 ジェイムズ・ジョイス
訳 柳瀬尚紀
「マーフィ」
著者 サミュエル・ベケット
訳 三輪秀彦
「世界文学全集27」
著者 サミュエル・ベケット
(モロイ、追放された者、鎮静剤、終焉 収録)
著者 クロード・シモン
(ル・パラス 収録)
訳 三輪秀彦 清水徹 平岡篤頼
「風景と文学」
著者 野田宇太郎
ベケットの小説が目当てだったのですが、
店主が気さくな方で、
「ジェイムズ・ジョイス、
この人がベケットの師匠にあたる人物なんですよ」
と教えてくれて、
そちらも購入。
(フランス文学に疎い自分)
そして三部作の一つ、
「モロイ」が収録されている文学集と、
日本文学で興味がある本、
野田宇太郎さんの「風景と文学」。
野田宇太郎さんは河出書房の元編集長で、
名前だけ知ってましたが、
なにより最近、風景について興味がありまして。
古本屋といっても古書専門店で、
絶版になっている書物を扱っているお店なんですが、
推定38歳の店主がとっても本に詳しくて、本が好きで、
イギリス文学、日本文学、古今和歌集の話を一時間ほどし、
四冊で3500円。
初めて会った人と本を通じて時間を共有する。
素敵な時間をありがとうございました。
旧年中は色々お世話になりました。
今年も宜しくお願いしますね!
明けましておめでとうございます。
こちらこそ、すろ吉さんのおかげで
楽しくブログライフを過ごすことができました。
今年もよろしくお願いします(^ω^)