読書の秋っていうけれど、
それは農家の人らがそうしたわけで、
本当に読書しやすい時期って、
1月だと思うんだけどどうでしょう。
だって秋ってまだ夏の名残があって、
遊びたいし、
おれの夏はまだ終わってないんだぜ!
とか思うし、
冬ってどんなんでしたっけ?
と思います。
その点1月は、
外出るのだるいし、
そういえば読書してないし、
温かくなったら思いっきり遊ぶための準備期間。
というわけで、
先月買った本を読んでいるんですが、
(ああもう二月でしたね)
二冊目にジェネガンズ・ウェイクをもってきました。
これ、
買う前に数ページ読んで思わず買ってしまったけれど、
さすがに400ページはきつすぎるよ。
ベケットもきついと思ったけれど、
ジョイスさんのはさらにきつい。
どうきついかちょっと写してみます。
ジェネガンズ・ウェイクⅠ・Ⅱ(224項12行目)
おほう! この気の毒なグラッグ!
泉礼母も同じく哀れだったというじゃわい。
まことになげかわしい!
愛おしくも哀れ!
それにおか生まれのちちから受け接いだ収載ぶりも。
ときには駄弁りまくる金字塔なやつ!
毛角のはえたつらをして
目んたまが安ぴかに愛嬌よく飛び出して
のらくらしてるあの男のからだ一面に、
あの女はおちゃめったな鼻声尋問を撒き散らしたのだ。
こんな感じで400ページ続いていきます。
会話文が見当たらないけれど、
ずっと地の文なのかなあ、この小説。
わからないけれど、
とりあえず漢字が少なくて書きやすそうな文を写してみました。
文字の概念がないのか、
例えば、
quiet(静かな)
を
kuiet(??)
と書いたりするんです。
だから訳の柳瀬尚紀さんも、
「継いだ」を「接いだ」
に変えたりして、
本文に出てくる言葉すべてがそんな感じだから、
よけい読みにくい。
でも、そういう風に訳してくれているから、
評価されているみたいです。
このテンションで400ページ。
途中、ベケットさんもジョイスさんの手伝いをしたらしいのですが、
すごいというよりぽかーんです。
ぽかーんぽかーん。
ぽかーんとしたから日記。
最近、週末は飲み会やら麻雀やらそんな感じです。
たく! なんで男どもは麻雀ばっかりなんだ!
(飲み会はさっと終われて楽しいんだけど)
と、
そんな愚痴。
カラオケはー?
ボーリングはー?
とかそんな誘いがなくて悲しすです。