先週の日曜日に、奥さんと大分香りの博物館に行ってきました。
この博物館は、昔大分県の野津原町(現大分市野津原町)というところにあったのですが、平成16年に閉館して、収蔵品を別府大学が譲り受けて、別府大学の隣に開館しています。
なぜここに行こうかと決めたのかと言いますと、年末でしたか、テレビ番組で内野樟脳という会社がありまして、全国でも珍しい楠から天然の樟脳を作っているのだそうです。でもナフタリンなど化学合成の防虫剤が幅を利かせている昨今では、なかなか大変らしくて、新しいパッケージデザインなどで盛り上げていこうとしているそうです。その時にその天然の樟脳を大分香りの博物館で販売していということでしたので行ってみました。
入館料は一人500円で自分で好きな香りの香水をつくることが出来る体験がありましたのでうちの奥さんがやってみました。香水の香りって一種類だけかと思っていましたが、最初に出てくる香り、少ししてから出る香り、しばらくしてから出てくる香りとわかれているんです。香りが時間がたつにつれて微妙に変わってくるのにはびっくりしました。
同じ建物の中にカフェがありまして、サンドイッチとスパゲッティとドリアンの3種類があったのですが、この日はお客さんが大変多くて30分待ちと言われたのですが、予想以上にお客さんが多かったようで、結局1時間近く待つはめになりました。スパゲッティはハムやローストビーフと沢山の種類の野菜のサラダと紫芋のスープにミートスパゲッティでした。サラダはけっこうボリュームがあり最後にコーヒーがついて900円でした。200円追加するとデザートも付いていたようでしたが、時間もなかったのでやめました。けっこうおなかもすいていたのですが、いっぱいになりました。
カフェは同じ建物の中にあっても博物館とは関係なく入れるようで、ランチだけのお客さんもたくさんいるようでした。
カフェの中に内野樟脳の樟脳や香りの品のもがたくさんありました。私も以前製材所をしていたことがありまして、その時にときどき楠を製材することがありましたので懐かしい香りでした。やはりナフタリンとは違った自然の香りがいいですね。