ペコのひとりごと

写真が趣味で旅行の写真や草花の写真を撮っています。

関東北部に二つの活断層

2012-03-03 22:23:58 | 日記・エッセイ・コラム

今日、昼休みにネットを見ていましたらyahooニュースの中で関東北部に二つの活断層というテーマで東大地震研の方の話がありました。

詳しくはそちらのほうをご覧いただきたいと思いますが、地学の好きな私としては、非常に説得力のある話でした。

1~5まで話がありますので全部を読むのは大変だと思いますが、私が一番同感したのは最後の数行でした。ここではそれを拝借したいと思います。

「最近では、巨大地震の発生の可能性、地球温暖化による気候変動、資源問題など、かつてないほどに地学的な知識が必要な時代となっている。にもかかわらず、高等学校での地学教育は減少する傾向にある。その影響か、昔の人々は災害が起きやすい山地、河口を避け、小高い場所に住んでいたが、現在では経済的な効率を優先して、危険度の高い土地も知らずに利用している。教育機関には、生きていくための知恵として地学教育にもっと力をいれて欲しいと思ってやまない。」

私はまさにその通りだと思いました。私が高校のころは理科の中で地学が必修でしたが、今では全く忘れ去られているような感じです。天気予報にしても「どこそこの地方は今日はの天気はどうです。」というだけで「こういう気圧配置ですのでこういう天気になるでしょう」というような話にはならないようです。地震にしても地震がどうして起こるのかどうすれば身を守ることが出来るのかというような話にはなかなかならないような感じがします。

でも日本に住んでいる限りはこういった自然現象とは立ち向かわなければいけないわけですから、もう少しこの方面に力を入れる必要があるのではないかと思います。とくに去年の大津波に時にはせっかくの防波堤や防災無線などがあまり機能しなかったように思われてなりません。

もうすぐあの大震災から一年が来ようとしていますが、地学というのは人類の生命に最も大きな影響を与える分野の科学だと思いますので、今以上に地学が発展することを祈ります。

コメント
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