ゆっくり一人歩き

いわゆる良い物ってどんなものだろう?考えるより、国宝を見るのが早いでしょう!国宝をゆっくり自分の目で見て廻ろう!

六道まいり

2008-08-12 23:17:36 | 歴史
10日の日曜日に行きたかった六道まいりに行ってきました。

この時期の京都はどこに行ってもお祭り騒ぎ!恋人や友人たちと遊びに行けば、それはそれは楽しくて熱い一時を過ごせそうですが、今回も当然の様に一人旅!しかも、ちょっと怪しい場所へのヒンヤリ旅となる予定でした・・・

六道まいりなので暗くなる頃の方が良いだろうと夕方になってから出発!スクーターを東山近辺の駐輪場に停めて、そこから歩いて行くことにしました!

まずは西福寺へ向かいました。



西福寺でもお精霊迎えをしているので参拝する人や観光客が多く訪れていました。
私が西福寺に来たのは、ここで行われている絵解きを聞きたかったのですが、この時は絵解きが行われる様子が無く、画だけを観て帰る事になりました・・・

う~ん・・・この日ならやっていると思っていたのですけどねぇ・・・


西福寺から六道珍皇寺の方を見ると想像していたヒンヤリとはちょっと違う雰囲気です・・・






車は通行止めになっていて道路の両側に出店があり、人が一杯です!

これは「楽しい」お祭りなのですねぇ・・・



境内に入ると高野槇と水塔婆を求める人がたくさん!こんなに六道まいりがメジャーな行事などとは知りませんでした・・・

先に進むと薬師堂があり、重文の薬師如来があるのですが、本尊だからなのか、この像だけは撮影禁止!

その先には閻魔堂がありました。



閻魔堂には小野篁の作といわれる閻魔像と小野篁像がありました。



ここで高野槇を使い水塔婆に水をかけます。



↑十界図


↑迎え鐘

この鐘を衝いて、精霊を迎えるのだそうです。


小野篁が冥土へ通ったという井戸が本堂の横にあるのですが、この日の本堂前には水塔婆に戒名を書く人がすらりとこちら向きに座っているので、井戸は隙間から見えるものの非常に写真を撮りにくかったので断念!しました。ww

六道まいりにちょっと怪しげなものを考えていた私にとって、この雰囲気は拍子抜けよりもビックリ!しました。考えてみれば自分たちの先祖を迎えるのに怖いもクソも無いのは当たり前なのですけどね・・・


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