広川モータース Development Team

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SWM シルバーベース×HYPER PROリヤショック 制作!

2020年03月25日 | レース

オフロードの業界では有名なSWM

歴史はもあり近頃発売されたVAREZなどスタイリッシュなデザインはいかにもイタリアらしく

DOHCのエンジンにトラスフレームで走りも本格的です。

私が唯一私有するSWMはシルバーベース440

軽量なバイクでシングルエンジンはツーリングには最高!

以前SR500を所有していましたがそれと比べエンジンの振動が少なく吹け上りがよくストレスありません。

しかし石畳の国のバイクなのに何故かサスが固くドライブチェーンが跳ねてチェーンケースにパンパン当たってしまいます。

それをどうにかしないと!と思い、頭の隅にコビリツイテいたものを振り払おうと夜な夜な作業をしていました。

ダイナモのグラフと試乗を繰り返しシムを積み替えニードルを交換したりし、素晴らしい動きになったのですが、

更に奥までストロークを使おうと、シムやニードル、オイルの粘土、ガス圧では限界まで攻めましたが、それでも納得いかず、

ハイパープロ社が用意してくれた新型ピストンが到着!したのを機に再びトライ!

要は細かい所をいくら攻めても小規模の事しかできず、重要な部分を変更しなければボリュームを稼げません!

バイクの改造と同じ!細々な部品を付けるより、ドノーマルでもホイルを交換しているだけでカッコよく見えます。

ピストンにも手を加えてみるとしましょう。

ハイパープロ社は6種類のピストンを車種ごとに使い分けています。

HYPER PRO7つ目となる新型ピストンをあつらえます。右がそれ!

穴が大きすぎ!3ホールになってます。こうなるとシムは大幅変更になります。

ピストンリングも幅が狭くなり、フリクションが減り未知の世界です。

狙うのはしなやかな動きで、チェーンに負担を駆けずにアクセルを大きく開けやすいように!

新形ピストンを組み込んだグラフがこちら!

してやったり!ですがここまで来るのに1週間やってました。

コンスタントライジングレートスプリングを組み込んで完成!

装着し試乗!今まで何度も組み換え試乗しましたが・・・

いいです!ポン付けでOK!ですが、私の好みを探りながらセットアップし、また試乗!

チェーンは暴れず、乗ってしなやか!アクセルを大きく開けてのライディングは爽快です!

ダイヤルのデザインにも拘りました。

これならHIとLOが一目瞭然!

車高調正も付いてます!

気になる価格は写真タンク付きピギーバックで税別¥178000-

タンク無しエマルジョンタイプなら税別¥135000-で作ります!

それはそうと、車検に入ったCBR1000RRのエアークリーナーボックスに潜んでいたこいつ!

何者でしょう。

めっちゃ綺麗、ただ者ではない気がします。

その美しさに見とれていると喰われてしまい人類は滅亡してしまうでしょう。

 



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