When I Dream

~気侭な戯言日記~

BANANAFISH と光の庭

2022-12-01 23:50:25 | 書籍/コミック/アニメ

SPY x FAMILY のアニメーションをYouTubeで1話~全て見終えてから、洋楽以外も時たま検索するようになって、スパイファミリーの海外評とか、ひと昔前のアニメやマンガ(コミックス)を紹介してる海外の方の動画なんかも見るようになった(微笑)MXの5時夢に出ていたコーヘン君が、アニメの…SPY x FAMILY…を、イスラエルや東西ドイツの冷戦時代の歴史背景を端的に説明しながら語り(紹介し)、なぜ世界的に人気になったのかを解説している動画も見た。かつてパソコンでもYouTubeを見る事はそうそうは無かったんだけどね~(微笑)で、相変わらずR&BとDANCE/CLUB系楽曲ばかりを見て聞いてるんだけど…、自動的に画面下に出る“関連動画”には、今時のアニメ系も多く出てくるようになって…、ふと脳裏に吉田秋生さんの…BANANAFISH…が浮かんで検索してみたら…。❗これって見た事ないけどアニメ化されてたんだっけ~。多くの動画が海外の方が視聴しながら感想を口にして、表情豊かに見て楽しんでいるモノで、バナナフィッシュのアニメは小さめのワイプ??って言っていいのかなぁ??、映し出されていた。しっかり英語の字幕が出てたけど、ニュアンスは伝わるんだろうか??

海外のアニメファンって、日本のアニメファンとはちょっと見るトコが違う感じなのかな??けど、笑ったり悲しむトコはいっしょだな~。←喜怒哀楽が大袈裟と言うか派手だったけど(微笑)→しっかり日本の文化と捉えてくれてるのはちょっと嬉しくなった(微笑)何話かをランダムで見たらアニメ本編の最終話が出てきて見れた~(喜)←本編のみはあまりない→でコミックスの展開を必死に思い出して、個人的にハイライトで好きなシーンを探して解説感想付きの本編アニメの見やすい配信動画を見て…、複数人の方の24話の最終回の配信動画も見てみた。皆さん同じ場面で喜怒哀楽が…(微笑)中にはすっごい冷静な目線で批評してる方もいて…、けどそこには“愛”が溢れているのがよく解る~。

BANANAFISHのコミックスって24巻だったっけ??そうすると1話が1巻という計算になるなぁ…。全編は見てないけど、1巻の中ではしょっている部分もきっとあると思うけど、ストーリー展開には特に違和感は感じなかったなぁ。よく練って作られているって事かな??。っと、アニメではよくありがちな“声質”の違和感も全くなくてすんなり溶け込んで見る事が出来た(微笑)コミックスの細かい展開やセリフまでは覚えてないからか、懐かしさもあってか、動いているアッシュとエイジが見れて嬉しくなってしまいました。

バナナフィッシュって実写映画化を期待する声も確かあったよね~。コミックスを後追いで読んではまった時はアニメでもいいなぁって思ってたけど、いつの間にやら作られていたとは…。ショーターがアッシュに撃たれて死ぬシーンとか、アッシュが震えている時にエイジかそっと近づいて、何も言わずに肩を抱き寄せてアッシュがエイジの胸でホッとするシーンとか、その後にエイジが撃たれてアッシュが錯乱するトコ、ラストでアッシュが刺されて図書館で…、くぅ~っ、涙腺が緩んで涙がぁ~(微笑)やはり名作!!

BANANAFISHの数年後の…、ニューヨークに戻ったエイジを描いた…光の庭…、英語のコミックスを読みながら紹介している配信動画もあって、これまたジーンときて涙がホロリ(爆)押し入れの奥の段ボールにしまってあるコミックスを引っ張り出して読みたくなってきちゃったなぁ…。“光の庭”ではデカい図体になったシンにホロッときた人も大勢いたんだろうなぁ(微笑)そのシンは、吉田秋生先生の後続作の“夜叉”、“イブの眠り”にも登場してたっけね。いつの日かまた“エイジ”を描いてくれないかなぁ??って当時は期待していたけど…、描かれなかったね~(残念)あれだけ人気になった作品だから、そうそうは…、っていうか吉田先生的には完結した物語だし、下手にイメージを壊さないようにという事もあるんだろう。

あの時代の“少女マンガ”界は活気もあって面白い作品がたくさんあったよなぁ。←懐かしい→海外を舞台にした作品や、SF/ファンタジーものも多かった。その後に国内モノ、つまらない恋愛ものに出版各社がシフトチェンジしてしまったから、よほどの人気作でないと連載出来なくなっちゃったんだよねぇ…。←近年ではまたちょっと違う様相になってるんだろうなと思う

それにしても日本のアニメーションが、世界で人気になってるってすごいなぁ。SPY x FAMILYのグッズ欲しさに観光で日本に来る外国人の人もいるんだろうな…。コアなファンかもしれないけど。ん~水星茗先生の…エチエンヌシリーズ…もアニメーションになる程の人気だったらなぁ、あの天使と悪魔の描き方って海外にも斬新に映ると思うんだけど…。善だ悪だ、を超越してもいる“感覚”は理解されにくいかもしれないけどね。僅かでも海外に…エチエンヌシリーズ…のファンがいたら嬉しいんだけどなぁ…。ニューヨークやパリも出てくるし、出来損ないの人間に近い、地球を愛する“悪魔”って面白くない??(微笑)

話がズレてしまった(苦笑)バナナフィッシュはバイオレンス描写もあるし、ハードな内容だけど、アッシュという一人の若い人間の生きざまが描かれ、エイジとの出会いは閉ざしていた冷たい心の闇が、暖かな灯りで少しづつ溶けては光が射し込み…、って感じかなぁ。最後は希望が打ち消されてしまうけど…。“光の庭”でその打ち消された希望に再び灯りを点す…。エイジの人としての成長も含んだ…大作…かな。読んだ事、見た事のない方、是非、この感動を味わって欲しい(微笑)


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