PEA ~10年先の海外留学~

名門BS留学を目指すブログ
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#736 拡がる教育格差

2018年01月21日 | 教育
名門ボーディングスクールを目指して
第736回


学習要領の改定で35コマ(週1コマ)以上
授業数が増えることになり
公立校では教員不足が深刻化しているそうだ

義務教育を行う公立小学校や公立中学校を
ブラック企業と呼ぶ教員もいるのだとか…


ほとんどの私立中学が公立校よりも多い授業数
少なくとも公立校の1.2倍
多いところでは2倍ほどの授業時間
施設・設備などでも公立校と比較して
私立校の方が充実していることが多い

居住地域によっては
私立中学校が通える範囲に無い
ということもあるようだが
関西の都市部には私立中学も多く存在する


小学生のうちは
遊びの経験から学ぶことも多くあるだろう

ある保護者のかたが
『(公立)小学校は友達と遊ぶところ
勉強は塾でする』
と言っていたのが印象深い


知人が住む大阪市内の ある地域では
小6の8〜9割が中学受験すると聞いた

『中学から隣の小学校区の生徒と一緒になるので地元の中学に通わせたくないという親が多い。隣の小学校区は低所得者層が多く住む街で、お世辞にも上品とは言えない。そうなると中学受験という選択になる』

私立中学の魅力に惹かれて受験するのではなく、公立中学の悪い環境を嫌って私立受験する家庭が
多くいるという事も教育格差を拡げる理由の1つ

ということは…
2020年の教育要領改定で
公立小、公立中の教員は 益々不足
優秀な人材は、待遇の良い私立へ

益々、教育格差が拡がる気がしてならない





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