peaの植物図鑑

一関市の世界遺産候補地史跡「骨寺村荘園遺跡」と地震

一関市の世界遺産候補地史跡「骨寺村荘園遺跡」と地震
 2008年6月17日


(上)一関市厳美町本寺の世界遺産候補地史跡の一つ・「骨寺村荘園遺跡」 2006.9.21.撮影

(上)国道342号線沿いにある「矢櫃(やびつ)ダム」(砂防ダム)の落水口

(上)矢びつダムを見学するために供されていた古い橋(昇仙橋)
 2006年9月21日撮影:この橋が地震で崩落した

2008年6月14日(土)朝発生した「岩手・宮城内陸地震」の被害状況の
報道で印象に残っているのは、NHKテレビの映像で、ヘリコプターか
ら撮った国道342号線沿いにある矢櫃(やびつ)ダムのそばの「昇仙橋」
でした。
橋が土台から崩落していました。最初の中は繰り返し放映されていま
したが、ダムの見学用に供されていたもので、現在は通行には供されて
いないことがわかったのか、ほとんで放映されなくなりました。


世界遺産候補地史跡の一つ・骨寺村荘園遺跡の「山王窟(さんのうのいわや)」
この山(山王山)の中腹にある




2008年6月17日(火)付「朝日新聞」(12版)に「世界遺産候補地も
被災~「山王窟」山道崩れる」という見出しの記事がありました。
(以下転載)”岩手・宮城内陸地震は「平泉」の世界遺産候補地にも
大きな傷跡を残した。特に被害が心配されるのは一関市本寺地区の骨
寺村荘園遺跡で、遺跡を構成する9つの宗教施設のうち西端にある山
王窟(さんのうのいわや)。震源地に近く、左右のガケが崩れ落ちる
などしているため被害が心配される。一関市教委は16日までに県教委
や文化庁へ、外観を撮影した写真を添えた「災害情報」を提出した。

市の担当者が14日の震災以降、被害状況の確認を続けているが、日
吉山王神(ひえさんのうしん)という本尊がまつられている山王窟
は絶壁の中腹にあり、徒歩で向かう山道そのものが崩れているため
被災状況を直接確認できないでいる。”

一関市教育委員会が主催して行われた世界遺産候補地史跡
「骨寺村荘園遺跡」のバスによる現地見学会:駒形根神社前 2006.9.21.


6月17日付「朝日新聞」(12版)より転載
”また、骨寺村荘園遺跡の中心地にある駒形根神社は、鳥居が左右に
ゆがみ、石碑も崩れ、参道の石段が波打つなど被災した。慈恵塚(じ
えづか)も一部で土砂崩れの被害を確認した。
これらの史跡は世界遺産登録を目指し、05年3月に国の文化財に指定
された。いずれも「骨寺」が、中世の荘園跡という史実を実証するも
のとしての史跡指定だった。
市教委生涯学習文化課は「最も心配なのは山王窟だが、余震もいまだ
に続いているため現地確認ができない。状況が心配だ」と話している。










世界遺産候補地の資産の一つ・骨寺村荘園遺跡の慈恵塚(じえづか)
の拝殿に向かう見学者一行 2006.9.21.







伝・慈恵塚大師古塚 2006.9.21.




今年の3月で85歳の「後期高齢者」。花や木の実、特に山野草が好きで何時もデジカメを持ち歩いています。

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