peaの植物図鑑

ススキ(薄・芒)/オバナ(尾花)/カヤ(茅)

一関市東山町のススキ(薄・芒)/カヤ(茅)
 2008年8月26日





2008年8月26日(火)、一関市東山町長坂字東本町に属する道路脇で
ススキ(薄・芒)が花を咲かせ始めていました。咲き始めのススキの
穂はかなり赤くてきれいです。






ススキ(薄・芒)イネ科 ススキ(ミスカンサス)属
Miscanthus sinensis
秋の七草のひとつにオバナ(尾花)という植物があるが、それがこ
のススキ(薄・芒)で、山野の日当たりの良い場所にごく普通に生
える多年草。大きな株をつくって群生する。
ススキ(薄・芒)はすくすく立つ木(草)の意味であろうという。
またカヤ(茅)は、この茎葉で屋根を葺いたことから「刈屋根」の意
味という。古名のオバナ(尾花)は花穂の姿による。

高さ1~2m。葉は細長い線形で、縁はざらつき、葉裏はやや粉白色
を帯びる。葉鞘は長く茎を包み、茎の節よりも長い。花穂は長さ20
~30㎝で、中軸から多数の枝を広げ、2個ずつ対となった小穂を密に
つける。小穂は長さ5~7㎜で、基部に長さ7~12㎜の毛を密生し、白
色または黄褐色、ときに紫色を帯びる。また内穎(ないえい)には
長さ8~15㎜の芒(のぎ)がある。開花期の穂は、黄色の葯が垂れ下
がり、風にゆれて花粉を散らす。花粉を受ける柱頭は茶色で羽毛状。
花期:7~10月。分布:日本全土、朝鮮、中国

種類や品種が多くいずれも強健で庭園、花壇の境界植栽、鉢植えな
どに利用される。日本では特に十五夜の満月の月見の宴には欠かせ
ない。
古い品種には、細い葉のイトススキ、シマススキcv.Variegatus、
葉に横に白い斑紋が入るタカノハススキcv.Zebrinusなどが観賞用に
栽培されている。また、最近多くの品種が発表されており、葉が直立
黄段斑が入るストリクタスcv.Strictus、大型のハチジョウススキM.
condensatusの中斑品種、キャバレーcv.Cabaret、白覆輪のコスモポ
リタン
cv.Cosmopolitanなどがある。欧米ではこれらはススキの品種
として扱われている。

今年の3月で85歳の「後期高齢者」。花や木の実、特に山野草が好きで何時もデジカメを持ち歩いています。

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