2008年12月8日
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2008年12月8日(月)、一関市立東山公民館主催の平成20年度文学講座
「西行~その歌と物語」(全5回)の最終回として、宮城県名取市にある
藤原実方朝臣の墓など西行法師ゆかりの地への移動研修が行われました。
最初に宮城県名取市愛島塩手字北野42番(国有地)にある中将実方朝臣の墓
を訪れました。ここには実方中将の墓標や実方中将の桜がりの歌碑、西行法師の歌碑などが建っています。
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西行法師の歌碑実方中将が辺境に死して後189年、文治2年(1186年)の秋、西行
法師がこの墓に詣で、霜枯のすすきを眺め「朽ちもせぬ其の名ばかりを留めおきて、枯野のすすきかたみにぞ見る」と歌った。
また、元禄2年(1689年)5月、俳人松尾芭蕉が奥の細道をたずねた折、雨で道が
悪く実方の墓へ参ることが出来ず、植松の地より、「笠島はいずこ五月のぬかり道」と一句を手向けている。
また、お墓への参道入口にある「かたみのすすき」のかたわらには、
芭蕉の句碑や草鞋(わらじ)塚の碑などが建っています。
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草鞋塚の碑仙台の歌人松洞馬年の句碑
「笠島はあすの草鞋(わらじ)のぬき処(どころ)」
かたみのすすき名取市・名取市観光協会発行のガイドブック
「中将実方朝臣の墓」には、”このすすき(薄)は葉が細いもので
一般のすすきに比して繊毛(さんもう)が少ないといわれている。
”と書かれています。
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