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反射の設定とIBL

2007-01-18 16:23:57 | Poser
KyotaroさんのTipsを読んでいて、「拡散IBLライトは、鏡面反射と反射が描画されない」という部分がとても気になった。

ライトの設定が全くわかっていない自分は、IBLライトを知ってから、ライト1つで簡単にソフトな雰囲気を作れるのでよく使っている。
文字を金箔にした時も、IBLライト1つで「結構いい感じ」なんて喜んでいたのに疑問を感じてしまった。

そこで改めてマテリアルの設定や、レンダリングを繰り返すうちに、やっぱり、わからないことだらけだと思いつつ、最初の頃に勘違いしてたことを思い出した。

「拡散色をオブジェクトが発光する色だと思ってた。」とか、「鏡面色を鏡の設定だと思ってた。」とか。
最初の頃、鏡の設定をしたいと思い、鏡面色をいろいろ弄っていて「なんで物が映らないんだろう」と感じたことも思い出した。

昔のファイルを引っ張り出してきて見てみると、反射は反射色に接続してあった。
ところが、IBLを使い出した頃から、反射を拡散色に接続してあることがわかった。

そこで、比較サンプルを作ってみた。

小道具の箱を鏡に見立てて5つ配置し、マテリアルで反射ノードの接続先を変えて比較してみた。
接続先は、左から「拡散色」「鏡面色」「反射色」「代替拡散」「代替鏡面」
反射ノードは、背景色を白に変更してある。

ライトは、無限光1個、ポイント2個を配置してある。

この条件でレンダリングしたものが左上の[1]。

次に、ライトをIBL異方性反射の「オフィス」にしてレンダリング。
他の3つのライトはオフのまま。
結果は右上の[2]。


[1][2]で、箱のマテリアルの拡散色が白のままだったのに気づき、黒に変更して再度レンダリング。
(通常、反射の設定時は拡散色は黒にすることを思い出した)


拡散IBライトでの結果が[3]。

無限光とポイントライトの組み合わせでの結果が[4]。


さてさて、こんな比較をするなんて、KyotaroさんのTips「マテリアルについて(反射と屈折)」をよく読んでいないことがバレバレですね。
こちらです
そのページの最後に「反射ノードも屈折ノードも...(略)...別のノードに接続しても実は正常に描画されるのです。」とあった。
さらに「あまりお勧めはできません。」という記述も。やはり邪道なのでしょうか。。。


えっと、疑問の発端に戻って、IBLライトの時はどうしたら良いかということで、さらに試行錯誤してみたら、反射色ノードに接続しても「反射_ライト_マルチ」をオフにすると、レンダリングされることがわかった。
その画像は、次の日記に。


結論としては、やっぱり難しいなぁーというのが正直なところ。
正しい設定方法と、理論にかなっていないかもしれないが、表示させることのできる方法がわかったということで、いつか役に立つこともあるでしょう。


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